自分がいつも何時につぶやいているかを把握する

具体的な分析に移る際に、まず自分が何時につぶやいているかを可視化するといいでしょう。個人的なアカウントでなく企業アカウントの運用であれば、つぶやいている時間はだいたい把握している方も多いかと思いますが、分析をする上で可視化しておくととてもわかりやすくなります。

まず、投稿の日時のセルをピポットテーブルにかけ、時間帯ごとの投稿回数の一覧表を作ります。
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これは単純に投稿日時をピポットテーブルにかける際に、日付のグループ化で「時」を指定し集計します。(バージョンやOSによって表示のされ方は変わってきます。)

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出来上がったリストをグラフにすることで、自分がどの時間帯につぶやいているのかが一目でわかるようになります。
これは僕の個人的なアカウントですが、普段僕が出勤する9時台につぶやくことが多く、仕事が終わってから23時台にかけて頻度が上がっていくようです。
それでは実際に僕のフォロワーがTwitterを見ているのは何時頃なのでしょうか?また、フォロワーがよく見ている時間帯につぶやけているのでしょうか?

自分のフォロワーが何時にTwitterを見ているかを把握する

Twitterアナリティクスでは、各投稿が何インプレッション獲得したか(=何回表示されたか)が計測されています。こちらもピポットテーブルにかけ、時間帯ごとに平均何インプレッションを獲得しているかを分析することが可能です。一回の投稿に対して表示される回数が多い時間帯ということは、「多くのフォロワーがTwitterを開いている時間帯」と推測することができるのです。

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こちらがピポットテーブルで時間帯ごとの「投稿回数」、「獲得インプレッションの合計」、「平均インプレッション」を抜き出したものです。
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これらをグラフにしたものがこちら。この表を見ると、平均的に高いインプレッションを獲得している時間帯と、実際に投稿している時間帯では、多少の差があることがわかります。
実際に投稿している時間帯は20~23時の間で増加していっていますが、インプレッション自体は20時台をピークにその後の時間帯は落ち着いています。20時台はどちらかというと投稿回数は控えめなため、一回の投稿で得られるインプレッションが多い可能性がある時間帯なのにその機会を損失してしまっているとも言えます。
また、1時台、11時台、16時台、といった意外な時間帯が多くインプレッションを獲得しているという新たな発見もありました。

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曜日ごとの平均インプレッション数がこちらです。これを見ると水曜日と金曜日にインプレッションが伸びる傾向にあることがわかります。
逆に土曜日につぶやきが多くなる傾向がありますが、あまり効果的な曜日ではないのかもしれません。

この分析で注意したいのは、RTされている投稿は外さないといけないことです。RTされて獲得されるインプレッションは、RTした側のフォロワー数によって変わってきてしまいます。フォロワーの多い人にRTされてしまうと、時間帯に関係なくインプレッション数が高く記録されてしまいます。