数あるWebブラウザの中でシェアランキングTOP(※1)に立つのが、Googleが提供する「Google Chrome(グーグルクローム)」です。これは日本だけではなく、世界でも同様です。

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引用元:Statcounter(2016年6月~2017年5月)

Google Chromeは、これまで様々なバージョンアップによる変更がありましたが、自動でアップグレードできるため、常に最新バージョンが使えるようになっています。そんなバージョンアップの際に気になるポイントの1つとして挙げらるのが「フォントの仕様変更」です。

バージョン42のアップデートでデフォルトのフォントが「メイリオ」に変更になるなど、規定のフォントが急に変更になることがあります。毎日ブラウジングで利用する方なら、表示文字に違和感を感じてしまったり、前の表示が見やすかったと感じることもあるでしょう。

そこで今回は、ちょっとしたことではありますが、Google Chromeのフォントを変更したいという方に向けて、フォント変更の手順をご紹介します。

アップデートで変更になることがある規定フォントですが、実は自分で簡単に設定を変えることが可能です。今の表示が気に入らないという方はもちろん、ほかのフォントを使ってみたいという方も試してみてはいかがでしょうか。
  

アップデートによるGoogle Chrome(グーグルクローム)のフォント変更について

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多くの方がインターネット利用の際、メインブラウザとして「Google Chrome」を選択されているのではないでしょうか。起動が早く、拡張機能が色々とあり、様々な端末で同期ができる……など便利な点が多いのがGoogle Chromeの特徴です。しかし、長年愛用している方は途中で何となく表示が見づらくなったという経験をしたことがあるのではないでしょうか。

実は、Google Chromeではこれまで、アップデート時に表示フォントの変更を行っています。「メイリオ」「MSゴシック」ベースなど異なる見た目のフォントに切り替わっていることがあるため、長く使っているとフォントに違和感を感じてしまう方も少なくありません。

ちなみに2017年6月13日現在は、Google Chromeでは「メイリオベースのフォントを使用しています。2017年1月に「Google Chrome 56」が公開となり、アップデートに伴って従来「MS Pゴシック」だった標準フォントが「メイリオ」に変わっています。「MS Pゴシック」と「メイリオ」の変更は今回だけではなく、これまでも何度か変更がありました。

実際のフォント変更は画像のとおりです。Google検索結果ページの画像ですが、フォントが異なるとかなり見た目に違いが出るのがわかっていただけるのではないでしょうか。
  
GoogleフォントBefore・After.png

比較してみると「メイリオ」は線が細く、丸みのある字体となっており、優しい雰囲気があります。反対に「MSゴシック」は、メイリオよりも丸みがなく、すっきりとした印象です。どちらも可読性の高いフォントではあるのですが、急にフォントが変わると違和感があり、読みづらく感じるのは当然です。

もちろん、現在のフォントでも見やすいと思っている方は設定を加えずに利用して問題ありません。しかし、簡単な手順でフォント変更ができますので「以前の表示が見やすかった……」という方は、フォント設定を変更してみてください。