字幕を入れる上で押さえるべき2つのポイント

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それでは最後に、動画の配信先別に、字幕を入れる際のヒントをご紹介します。
  

1. SNS動画の場合

SNSで配信する動画は、フィードに次々と流れてくるコンテンツの中で目を留めてもらうことが第一ステップになります。そのため、サムネイル画像等ももちろん重要ですが、字幕の視認性やデザイン性を高めることによってユーザーの関心を引く工夫が求められます。

下の動画(LOCUS制作実績)では、テロップとして映像のデザインの一部に取り込む形で視認性を高めています。

  

2. WebサイトやLPの動画の場合

特にBtoB企業のWebサイトやLPに掲載する動画の多くは、商品やサービスを紹介する動画、インタビュー動画など、その情報自体に価値があり、それらを誠実かつ正確に伝えることがもっとも重要です。そのため、下の動画(LOCUS制作実績)のように、過度な装飾はせずシンプルな字幕に留めましょう。

また字幕付きのYouTube動画をWebページに埋め込む場合は、以下のパラメーターを追加することで、デフォルトでの表示/非表示を設定できます。

デフォルトで字幕ON:cc_load_policy=1
デフォルトで字幕OFF:cc_load_policy=0

  

まとめ

米Animotoによる最新の調査データでは、39%の消費者が「字幕があった方が動画を最後まで見たくなる」と回答しており、また50%以上のマーケティング担当者が、常に、または多くの場合でテロップや字幕を活用しているとのことです。

確かに字幕を入れる作業自体は一手間かもしれませんが、動画マーケティングにおいて重要度が高まっていることは確かですので、これから意識して取り入れてみてください。

参考:
The State of Social Video: Marketing in a Video-First World [Infographic]|ANIMOTO blog