日本国内のネットショップ業界は、1997年頃に登場する「楽天市場」の登場まで、インターネットの普及率などが障害となりアメリカほど大きな成長はしませんでした。

今では国内ネットショップ業界の市場規模は15兆円を超え、様々な関連サービスが登場して参入ハードルは急速に下がっています。

特に決済システムに関しては、PHPやC#、Pythonなどさまざまな言語の基本を知っていれば簡単に実装することができます。
その反面、プログラミング未経験者にとっては「決済の仕組みを実装する」こと自体に敷居を高く感じるかもしれません。

しかし、プログラミングの知識がなくとも、簡単なHTMLCSSなどの基本的なコーディングの知識さえあれば、コードを差し込むだけで決済システムを実装できるサービスも登場しています。
今回は、たったの数ステップで簡単に決済機能が導入できるサービスをご紹介します。

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超簡単に決済機能が導入できるサービス5選

1. Omise Payment リンク型決済

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Omiseは日本をはじめ、アジア各国でサービスを展開している決済プラットフォームです。
さまざまなサードパーティー製のコマースCMSプラグインも提供されており、決済手数料も2.95%〜と比較的押えられているので、人気になりつつあります。

Omiseには、ソーシャルコマースで簡単に決済を行うことができるリンク型決済という機能があります。
ローカルビジネスにおけるご近所同士のサービス提供であっても、グローバルビジネスにおける海外のクライアントへの商品の販売も、生成したリンクシェアするだけで、いつでもどこでも支払いのリクエストを行うことができます。

作成の手順としては、たったの3ステップです。
まず、お店側は、Omiseの加盟店ダッシュボードにログインし、リンク型決済を選択、商品の金額や個数などの詳細を入力すると、個別のリンクが生成されます。

次に、そのリンクをメールやLINE、Facebookメッセンジャーなどでクライアントに送信します。
最後に、お客様が共有されたリンクをクリックすれば、Omiseのプラットフォームに飛んで決済を行うことができるというわけです。

この「リンク型決済」はあらかじめお客様と支払い方法の合意をとっておく必要はありますが、非常に簡単な決済方法であるため、選択肢の一つとして知っておいて損はないでしょう。

2. Stripe Checkout

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Stripeは、2015年5月に日本にやってきた、アメリカ・サンフランシスコ発の決済プラットフォームです。
Apple Payでの決済やビットコイン決済(2017年7月現在米国のみ)にも対応しており、機械学習を用いた「Stripe Rader」や、米国法人の立ち上げ支援を行う「Stripe Atlas」といった幅広いサービスを提供しています。

Stripeはコーディング技術があれば複雑な決済方法を実装することも可能ですが、Stripe Checkoutという機能があれば、デスクトップやタブレット、モバイルなどあらゆるプラットフォームに対応した埋め込み可能な決済フォームを作ることができます。
お客様はサイト内ですぐに決済を行うことができ、決済処理時に別のサイトにリダイレクトすることもありません。

また、Stripe Checkoutでは、カードの請求だけでなく、サブスクリプション決済(定期支払い)などの決済方法にも対応しています。
言語はユーザーのアクセス環境から12の言語に自動で翻訳され、Alipayやビットコイン決済(米国のみ)にも対応しています。

わずか数行のJavaScriptコードで出来ているので、トークンを発行してコードをコピー&ペーストするだけで実装することができます。

3. Spike 決済

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Spikeは高度なプログラミングをするためのAPI利用には月額料金がかかるといった独特な立ち位置にある決済プラットフォームです。
もともと、Paypalのようにプログラミングの知識なしで決済ページを持つことができるサービスを展開しているので、プログラミング未経験者でも簡単に扱うことができるのが特徴です。

10万円以内の決済であれば手数料がかからないのも魅力のひとつです。

基本的な流れとしては、カード決済機能が付いたリンクを設置するだけという簡単なもの。
あらかじめ商品の内容などを登録しておけば、ソースコードが生成されるので、それを貼り付けるだけでWebサイトに販売機能を追加することができます。

以前はVisaやMasterにしか対応していませんでしたが、ビジネスプレミアムに申し込み、追加で月額5,000円(税別)を支払えば、JCB・AMEX・Dinersでのカード決済も行えるようになりました。
また、「後払い.com for SPIKE」や「コンビニ決済」も始まり、カードを持たない・使いたくないユーザーにも訴求できるようになったのも注目です。

4. Paypal かんたん決済ボタン

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決済システムの老舗であるPaypalでも、かんたん決済ボタンと呼ばれるサービスを利用することができます。

このサービスでは、WebサイトブログHTMLのソースコードをコピー&ペーストするだけで、簡単に決済機能を追加することができます。
アカウントページにログイン後、専用のツールを使ってHTMLコードを生成するだけです。
スマートフォンのサイズにも自動で最適化されます。

このシステムが便利なのは、簡単に設置できる点だけではありません。

一度に複数の商品がある場合は、購入したい商品を選択して購入することができる「カートに追加」ボタンを導入することができます。
また、サブスクリプション決済が可能な「講読」ボタンの設置も簡単です。

5. PAY.JP ID決済

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PAY.JPは、ECサイト作成サービスのBASEが別サービスとして開始した決済プラットフォームです。
Apple Payの日本上陸に合わせてApple Payにもいち早く対応し、決済手数料も2.59%〜と手軽に利用できるのも魅力です。

PAY.JPではID決済と呼ばれる決済方法を提供しています。
これは、PAY ID(PAY.JPアカウント)を持っている人なら、メールアドレスとパスワードさえあれば支払いが簡単にできる機能のことです。

チェックアウトと呼ばれる、1行のJavaScriptコードを導入するだけで、デザインされたフォームを生成することもできます。

顧客がチェックアウトで入力したカード情報はトークン化されるので、PAY.JP APIを使って顧客情報への紐付けなどに利用することもできます。

まとめ

10年以上前であればこうした決済システムは比較的大規模の会社が決済代行会社に申し込みを行わないと導入ができませんでしたが、現在では小資本の会社や個人事業主であっても簡単に決済システムを導入できるようになりました。

難しいプログラミングの知識が必要なしに、誰でも簡単に決済システムを組み込むことができるので、ビジネスの幅もますます広がるでしょう。
自分が利用しやすいサービスを見つけて、決済システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。