「DISCOVER」タブ:目標やアイデアを共有しよう

まず、「DISCOVER」タブの中身を確認してみましょう。
開いて触ってみると分かりますが、「DISCOVER」タブはDropboxのPaperのように、共同で編集できるドキュメント作成アプリのようなUIになっています。

しかし、単なるドキュメント共有アプリとは違って、DISCOVERではプロダクトマネジメントに特化した作りになっています。
まず、*「STRATEGIZE」*では、アプリケーションやサービスのコアバリューとなる部分を定義するためのドキュメントをまとめることができます。

summary.png
Self-screenshot on 17th July

例えば、「Summary」ではビジネスの要約を書き留めることができます(WalkieDoggieの場合はドッグシッターとドッグオーナーのマッチングアプリ、といった具合です)。

persona.png
Self-screenshot on 17th July

また、「Personas」では具体的なペルソナを項目ごとに並べて書いてみることで、いつでもペルソナを確認することができます。

同様に、「Goals」では直近の目標設定、「Initiative」ではこのアプリやサービスの優位性、「Target Audience」ではターゲットユーザーを設定するなど、プロダクトを作成していると見失いがちな項目をいつでも確認することができます。

define.png
Self-screenshot on 17th July

また、*「DEFINE」*では、具体的なストーリーボードの作成ややるべきことの書き出し、チュートリアルの作成などのドキュメントを書き出すことができます。

それぞれの項目には、タグをつけたり、スプリント=バックログの位置をマーキングしたり、担当者や記事の編集者などを加えることができます。

「PLAN」タブ:俯瞰して今やるべきことを考えよう

続いて、「PLAN」タブの中身を確認してみましょう。
「PLAN」タブは、*「Roadmap」「Sprints」「Overview」*の3つのモードに分かれており、名前が示す通り全体のスケジュールを俯瞰して今何をやるべきかを確認することができます。

roadmap.png
Self-screenshot on 17th July

例えば、「Roadmap」のデモではQ1からQ4まで4半期の軸に分かれており、基本的な機能を実装する「MVP」とドッグシッター機能や基本的な内容改善を行う「Version 1.0」のような、リリース単位での大きなスケジュールを組み立てることができます。
また、「プレスリリース」や「TechChrunchインタビュー」など、単発のスケジュールをロードマップに落とし込むこともできます。

sprint.png
Self-screenshot on 17th July

続いて「Sprints」はいわゆるSCRUM形式での開発を想定し、組み立てることができます。
具体的に言えば、バックログには設定されていない開発項目が並べてあり、スプリント1=オンボーディング、スプリント2=支払いと予約機能、スプリント3=サービス機能、といった開発の段階ごとにタスクを割り振り、進捗を確認することが可能です。

overview.png
Self-screenshot on 17th July

「Overview」では、ロードマップとスプリントの状況を一覧で見ることができます。
誰が何の項目をアサインされているのか、いつまでにやらなければならないのかも一目瞭然です。