ホームページを制作する際、外注を視野に入れる企業は多いでしょう。しかし、「相場がわからず困っている」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ホームページ制作を検討している方に向けて、費用相場制作費用の内訳について詳しく解説していきます。

この記事で分かること

・ホームページ制作の種類・規模・方法別の費用相場
・ホームページ制作費用の内訳
・ホームページ制作で損しないためのポイント

目次

  1. ホームページ制作の費用相場
  2. 【種類・規模別】ホームページ制作費用の相場
  3. 【制作方法別】ホームページ制作費用の相場
  4. ホームページ制作費用の内訳
  5. ホームページ制作で損しないためのポイント
  6. ホームページ制作の相場を知って自社に合った依頼を

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ホームページ制作の費用相場

一般的にホームページ制作の費用相場は10〜300万円、大規模なもので300万円以上とされています。なぜ相場に大きなひらきがあるのかというと、制作費用は以下3つの要素によって変わってくるからです。

  • ホームページの種類
  • 規模
  • 依頼先制作方法

ここからは、上記3つのパターンごとの費用相場を詳しく解説していきます。

【種類・規模別】ホームページ制作費用の相場

コーポレートサイトやサービスサイト、ECサイトなどホームページにはさまざまな種類があり、その種類・規模によって費用相場は変わってきます。

【種類・規模別】ホームページ制作費用の相場.png

  • コーポレートサイト

・【費用相場】小規模:20~50万円、中規模:50~100万円、大規模:100万円~
・【概要】企業情報を発信するサイト

  • サービスサイト

・【費用相場】小規模:10~50万円、中規模:50~100万円、大規模:100~300万円
・【概要】特定の商品やサービスの情報を掲載するサイト

  • ECサイト

・【費用相場】小規模:50~100万円、中規模:100〜500万円、大規模:500万円〜
・【概要】モノやサービスの販売サイト

  • ランディングページ

・【費用相場】小規模:10〜30万円、中規模:30〜60万円、大規模:60〜100万円
・【概要】広告クリックで表示されるサイト

  • 採用サイト

・【費用相場】小規模:20~50万円、中規模:50~150万円、大規模:150万円~
・【概要】求職者への情報発信サイト

  • オウンドメディア

・【費用相場】小規模:20〜100万円、中規模:100~300万円、大規模:300万円~
・【概要】記事コンテンツなどを通して情報発信するサイト

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、会社概要など企業の基本情報を掲載するページです。一般的なホームページでよく見られる形式で、知名度のアップやブランディングにもつなつながります。

費用相場は20~100万円と幅が広く、ページ数やコンテンツ量が増えるほど費用も高くなる傾向にあります。また、会社の集客やブランディングを重視したい場合や、オリジナルデザインのページにしたい場合は、100万円以上となることが多いです。

費用を抑えたい場合は、デザインテンプレートを活用したページにしてもらうのも良いでしょう。

サービスサイト

サービスサイトは特定の商品やサービスの紹介をするサイトで、主に見込み客を獲得するために設置します。自社の商品やサービスの魅力をたっぷりと伝えられるため、売上への貢献や商品・サービスを訴求する営業としての役割を担うことが特徴です。

費用相場は10~300万円とかなり幅が広く、デザインや機能にこだわると高額になります。

ECサイト

ECサイトは、Amazonや楽天のような商品を販売するサイトです。商品のほか、サービスを販売しているサイトもECサイトとなります。

ECサイトの構築方法には、モール・ASP・オープンソース・パッケージなどがあり、費用相場は50万円〜500万円と種類によって費用が大きく異なるのが特徴です。ECモールやASPなどを利用すれば、無料から構築することも可能です。

ECサイトの費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

ECサイトの費用相場

ECサイトの費用相場

ECサイトの構築にかかる費用は、無料から数百万円までと幅があります。自社に最適な構築方法を見極めるために、構築方法別・ツール別の費用相場を紹介します。

ランディングページ

ランディングページは、広告をクリックした際に最初にユーザーが訪れるページです。LPと呼ばれることもあり、一般的には縦長の1ページにぎっしりと商品・サービスに関する内容が詰め込まれています。

費用相場は10~100万円程度で、ホームページの中では安価な傾向です。

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採用サイト

採用サイトは求職者向けのサイトで、求人情報や社員紹介、応募ページなどが掲載されています。費用相場は20~150万円程度で、求めるクオリティによって異なります。シンプルで最低限の内容のみを掲載した採用サイトなら、20~50万円で作成できる場合もあります。

一方で採用サイトの原稿や画像素材の用意も外注する場合や、社員インタビューも実施してもらう場合などは、50〜150万円ほどかかるでしょう。

オウンドメディア

オウンドメディアは、自社商品に関する情報やユーザーの興味関心のある情報などを発信するサイトのことです。一般的には自社で運営しているブログ等がオウンドメディアと呼ばれており、費用相場は20~300万円程度となります。

コンテンツを充実させるためには定期的な更新が必要で、作成費用のほかに運営費もかかるのが特徴です。

サイトの構築のみであれば数十万円ほどでできますが、戦略設計・コンテンツ制作・運用なども依頼すると、100〜300万円程度かかるケースが多いです。

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【制作方法別】ホームページ制作費用の相場

ホームページの作成は、同じ内容でも依頼先や制作方法によっても費用が変わります。ここでは、以下4つの方法ごとの費用相場を紹介します。

  • ホームページ制作会社
  • 広告代理店
  • フリーランス
  • CMSで自社制作

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社は、Webサイト制作に特化した企業のことです。

ホームページ制作に関する知識やノウハウが豊富で、高い技術力を持ってサイトを制作してくれます。高度な技術を要するデザインや機能を取り入れたい場合は、ホームページ制作会社に依頼すると良いでしょう。

さまざまな規模の会社があり、小・中規模の企業に依頼する場合の相場は20万円〜300万円程度です。

大手の制作会社に依頼する場合は300万円以上が相場となっています。費用は高額ではあるものの、大手企業は実績が豊富で、ページ制作後の運用・改善の支援も手厚いというメリットがあります。

ホームページ制作会社の選び方に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ホームページ作成会社の失敗しない選び方とは? 費用相場と選ぶポイント

広告代理店

広告代理店に依頼する場合は、その会社がページを作るのではなく、広告代理店を仲介して制作会社に依頼する形となります。

ホームページの制作費に加えて、約2割〜5割の仲介手数料が発生するため、制作会社に直接依頼するよりも高額となるケースがほとんどです。

その分、広告代理店はSEO広告などによる集客ノウハウを有しているため、ページ制作だけでなく全体的な集客力アップを狙いたい場合に向いているでしょう。

フリーランス

ホームページ制作は、個人で活動するフリーランスに依頼することも可能です。

フリーランスは10万円~20万円と安価で依頼できる場合も多いですが、スキルに個人差があり、条件にマッチする人材を見つけるのが困難な場合もあります。フリーランスに依頼する場合は、実績の豊富さやページ公開後のサポートの有無などをチェックしましょう。

以下の記事では、フリーランスを活用する際に知っておきたいポイントを解説していますので、依頼を検討している場合はこちらもご覧ください。

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CMSで自社制作

費用を抑えたい場合は、CMSで自社制作するのもおすすめです。

CMSを使えば、Web制作の知識がなくても簡単にホームページを制作・管理できます。コーポレートサイト・ランディングページなどのデザインテンプレートが用意されているCMSもあるため、比較的簡単に制作できるでしょう。

CMSでホームページを制作する場合の費用相場は、以下の通りです。

  • 初期費用:20万円~100万円
  • 運用・保守費用: 1万円~30万円/月

WordPressなどのオープンソース型のCMSを使えば、費用を0円に抑えることもできます。ただし、オープンソース型はソースコードが公開されているため、脆弱性が見つかり外部から攻撃される恐れがあります。サイト改ざん・情報漏えいといった被害が起こっても自己責任となるため注意が必要です。

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「ferret One」は、BtoBマーケティングに特におすすめのCMSです。ホームページWebサイトの作成や更新がこまめにできるのはもちろん、メールの配信やリード獲得の戦略設計まで対応しています。そのため、リード獲得に特化したサイトを作成したい企業にもおすすめです。

BtoBマーケティングのプロがサポートをしてくれるほか、外注することなくCTAの設置LPの作成まで行えます。

  • 初期費用:100,000円
  • 月額:100,000円~

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ホームページ制作費用の内訳

ホームページ制作費用の内訳は、以下の通りです。

ディレクション費相場 5〜20万円
デザイン費相場 10〜15万円
コンテンツ費相場 5〜10万円
コーディング費相場 1~6万円/1ページ
システム費相場 1~5万円
SEO対策費相場 10~100万円
ホームページ維持費相場 1~3万円/月
サーバー費相場 1万円~/年

ディレクション費は金額が固定となっている場合もありますが、「全体費用の10~30%」としている会社もあります。

デザイン費やコーディング費などは、ページ数が多くなるに連れて高額になる傾向にあります。コンテンツ費に関しては、以下の通り種類によって費用が異なります。

  • テキスト・記事:1文字0.5円程度~数円
  • 画像:5000円~50万円ほど
  • 動画:10万円~30万円ほど

システム費については、メールフォーム・問い合わせフォームを設置する場合で1~5万円ほどの費用がかかります。

ホームページ制作で損しないためのポイント

ここでは、ホームページ制作で損しないためのポイントを2つ紹介します。

相見積もりをとって比較する

ホームページ制作を外注する際は、相見積もりをとって比較しましょう。

ページの内容は同じでも、依頼先の会社によって費用が変わってくるからです。

また、「費用が安いからこの会社にしよう」と決めてしまうと、以下のようなトラブルが生じ、かえって高くついたり、新に制作会社を探す手間がかかってしまいます。

  • イメージと違うホームページが出来上がった
  • 修正回数が多く、追加費用がかかった
  • 担当者とのレスポンスが悪い
  • サポート内容が不十分だった

そのため、1社だけでなく最低でも3社から見積もりを取り、費用とサービス内容をチェックしましょう。

制作後の運用費も考慮する

ホームページ制作後に必要な運用費も考慮しておきましょう。

ホームページは制作したら終わりではなく、コンテンツの追加やアップデート、アクセス解析など、継続的に運用していく必要があります。これらの作業もまとめて外注する場合、月額または依頼する都度費用が発生し、総額が高くなってしまうことがあります。

運用費を最小限に抑えたい場合は、CMSを活用して自社で制作・運用するのも良いでしょう。

ホームページ制作の相場を知って自社に合った依頼を

今回の記事では、ホームページ制作を検討している企業に向けて、ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。

本記事の要点をまとめると、以下の通りです。

ホームページ制作の費用は種類や規模・クオリティ、依頼先によって変動する
ホームページ制作会社などの企業に依頼する場合は相見積もりを取ることが大切
制作後の運用費も考慮する必要がある
費用を抑えたい企業はCMSによる自社制作がおすすめ

ホームページの制作方法はいろいろありますが、近年では自社制作する企業も増えています。コストや制作会社のサービス内容などを確認し、自社に合った方法でホームページを制作しましょう。

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