ネット広告を使って、自社のホームページへのアクセスや問い合わせを増やしたいと考えている方にとって知っておきたい広告サービスの1つが「Googleアドワーズ」です。
Googleアドワーズとは、Googleが提供している広告配信サービスであり、多様な広告を出稿できるのが特徴です。

今回は、Googleアドワーズで出稿できる主な広告形式をご紹介します。
出稿できる広告の種類が多すぎて何があるのかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

Googleの広告配信サービス「Googleアドワーズ」とは

Google_の_PPC_オンライン広告___Google_AdWords_–_Google.png
https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/#?modal_active=none

Googleは、検索結果や提携しているホームページの画面上に広告を表示させることができる「Googleアドワーズ」というサービスを提供しています。

Googleアドワーズは、広告をクリックして自社のホームページにアクセスした数や、電話で問い合わせがあった数など成果に応じて課金されます。

アカウント作成は無料で、自社の予算に合わせて費用を調整できます。

参考:
Googleアドワーズ(Adwords)とは〜いまさら聞けない基礎知識と広告出稿までの流れを解説|ferret [フェレット]

Googleアドワーズのキャンペーンタイプ

Googleアドワーズで作成できる広告のタイプは、基本的には2種類のカテゴリで分けられtます。

  キャンペーンタイプ:検索結果や提携しているホームページなど、広告を配信する場所
  広告の種類:画像や動画など、広告で表現している内容

オフラインの広告でいえば、キャンペーンタイプは広告を掲示する場所や立地、広告の種類はポスターかフリーペーパーかといった広告の内容だと、考えるとわかりやすいでしょう。

1.検索ネットワークのみ

SEO___Google_検索.png

特定のキーワードの検索結果に表示されるタイプです。

2.ディスプレイ ネットワークのみ

Yahoo_ニュース.png
https://news.yahoo.co.jp/

Google提携先のホームページに表示されるタイプです。

3.検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)

「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」は特定のキーワードを検索した際の検索結果と、Google提携先のホームページの両方に表示されるキャンペーンタイプを指します。

参考:
[「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」について| AdWords ヘルプ https://support.google.com/adwords/answer/3437721]

4.ショッピング

扇風機___Google_検索.png

「ショッピング」はGoogle検索結果の「Googleショッピング」枠に表示されるタイプです。商品写真と基本情報が表示され、クリックされれば、ネットショップ上の商品紹介ページに誘導できます。

5.インストリーム動画

「インストリーム動画」はネット上で配信されている動画の前後に挿入されるタイプです。
Googleアドワーズでは、YouTubeやGoogle提携先のホームページアプリゲームなどで配信される動画が対象になります。

参考:
YouTubeの動画を広告出稿しよう|ferret [フェレット]
[動画キャンペーンについて |AdWords ヘルプ] (https://support.google.com/adwords/answer/6340491)

6.ユニバーサル アプリ

「ユニバーサルアプリ」はアプリのダウンロードページ広告として配信するタイプです。
配信される先は、Google検索結果Google Play の画面上、YouTube、Google提携先ホームページの画面上など多岐にわたります。

参考:
[ユニバーサル アプリ キャンペーンについて| AdWords ヘルプ]
(https://support.google.com/adwords/answer/6247380)

Googleアドワーズで出稿できる広告の種類

では、Googleでは、具体的にどういった形式の広告が配信できるのでしょうか。
テキスト広告」「イメージ広告」「動画広告」「モバイル広告」の4つをご紹介します。

参考:
[広告のフォーマットを選択する - AdWords ヘルプ] (https://support.google.com/adwords/answer/1722124?hl=ja)
広告とキャンペーンの作成| AdWords ヘルプ
[Google広告まるわかり!主要プロダクト16 種類(解説つき)] (http://liskul.com/ad_gad1416-5602)
[主なオンライン広告の種類とメリット・デメリット |Google 広告主コミュニティ] (https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6/%E4%B8%BB%E3%81%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88/ba-p/8509)

1.テキスト広告

テキスト広告は、文章による広告です。
検索ネットワークを対象に配信するのが一般的であり、クリックすることで自社ホームページリンクする広告形式です。

2.イメージ広告

イメージ広告は、画像形式の広告です。
ディスプレイネットワークに対して配信するのが一般的であり、商品やサービスの魅力をビジュアルで訴えかけることができます。

 ・イメージ広告:画像形式の広告です。
 ・動的ディスプレイ広告:広告主が設定した複数の広告から、ユーザーの行動に合わせてピックアップして表示する形式の広告です。
 ・ライトボックス広告:ホームページ内で商品やサービスに興味を示したユーザーにのみ表示される広告です。
 ・HTML5 広告:HTML5で作成した広告です。簡単なプログラムを含んでおり、自由な見せ方が可能です。

イメージ広告にも、形式や配信されるタイミングによって上記のような違いがあります。

3.動画広告

動画形式の広告です。配信される場所によって下記のような違いがあります。

 ・TrueView インストリーム広告:動画再生前に表示される形式の広告です。
・TrueView ディスカバリー広告:YouTubeの関連動画リストなど、ユーザーが動画検索を行っている段階で表示される広告です。

4.モバイル広告

モバイル広告は、スマートフォンやタブレットウェアラブルデバイス向けの広告を指します。なお、広告の形式自体は、以下のような種類が提供されています。

 ・テキスト広告:テキストでの広告形式です。
 ・イメージ広告:画像の広告形式です。
 ・アプリ訴求広告:アプリのダウンロードページを広告として配信する形式です。
  ・HTML5広告:HTML5で作成された広告形式です。

モバイル広告は、PC向けの広告と同時に配信することもできます。
アプリのダウンロードのように、スマートフォンの方がダウンロードを促しやすい場合は、モバイル向けにのみ配信する方法もあるでしょう。

まとめ

Googleアドワーズではテキストや画像、動画など様々な広告を配信できます。配信する場所も自由に選べるのもメリットです。

また、Googleアドワーズでは特定のターゲットに絞って広告を配信することもできます。

検索結果に自社の広告を挿入する検索連動型広告だけでなく、自社のホームページを訪れた人を追跡して広告を表示する「RLSA(検索広告向けリマーケティング リスト)」など、ユーザーの行動によって配信する内容を変更することが可能です。

自社の提供するサービスに対して興味があり、企業を探しているユーザー向けには検索連動型広告を、自社のホームページに再度ユーザーを訪れさせるためにはRLSAをといった使い分けが必要でしょう。

自社の望む成果を得るには広告を通してユーザーにどのような動きをおこなって欲しいのか考えることが大切です。広告の目的を明確にして。、最適な広告を選ぶようにしましょう。

参考:
[広告のターゲット設定|AdWords ヘルプ] (https://support.google.com/adwords/answer/1704368?hl=ja)
[検索広告向けリマーケティング リストの概要|AdWords ヘルプ] (https://support.google.com/adwords/answer/2701222?hl=ja)