パンくずリストを設置するときに気をつけておきたい3つの注意点

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画像引用元:pexels.com

以上のプラグインを導入することで、簡単にパンくずリストを設置することができます。
しかし、どのプラグインを導入するにしても、注意点として気にしておきたい3つの重要なことがありますので、ここでご紹介させていただきます。

1. サイトのカテゴリー構成を最適化しよう

パンくずリストを表示するのは便利な反面、サイトの規模が大きくなればなるほど、最適化が難しくなると言われています。

一般的にパンくずリストは、以下のような構造で成り立っていることが多いです。

ホームカテゴリー名 > (サブカテゴリー名) > 本文タイトル

つまり、前提として、訪問したユーザーにとって本当に分かりやすいパンくずリストを作るには、パンくずリストを実装する以前にサイト全体の構成を考える必要があります。

サイト全体の構成があいまいなものになっていたり雑になっていたりすると、いくらパンくずリスト自体が使いやすいものでも、本来の役割を果たすことができなくなってしまうので注意しましょう。

2. パンくずリストは基本すべてのページに配置しよう

冒頭にも述べたように、パンくずリストにはユーザー目線で役に立つだけでなく、検索エンジンクローラーがホームページを巡回しやすくするための役割も担っています。

そのため、基本的には、パンくずリストがあるページとないページがまばらに存在するよりも、相互に移動できるようにすべてのページパンくずリストを設置したほうがSEO上の効果も期待できます。

ただし、トップページランディングページなど、そもそも階層を伝える必要のないページにはパンくずリストを置かなくてもいい場合もあります。

3. カテゴリにはSEO上のキーワードを入れよう

検索エンジンクローラーがホームページを巡回しやすくする目的があるのであれば、何度もクロールするであろうパンくずリストのカテゴリリンクには、SEOキーワードを入れておいたほうがよいということになります。

例えば、以下のようなパンくずリストがあるとします。

ホーム快眠グッズ絶対に熟睡できる枕

この場合、「快眠 枕」「熟睡 枕」と検索された場合にヒットする可能性があります。

パンくずリストを導入する際には、まずサイト構造を確認し、場合によってはカテゴリを組み直すなどの準備をしておきましょう。

まとめ

最近はパンくずリストが入っているテンプレが増えてきましたが、まだまだ含まれていないものも多くあります。
パンくずリストなしのテンプレや自作で組み立てたものを使っている場合は、プラグインを利用してみるのがよいでしょう。

ただし、サイト全体の構造がMECEになっていなかったり、SEOキーワードが入っていない場合には、一旦サイト全体の構造を見直すところから始めてみましょう。