AI開発系ベンチャー企業3選

7.iFlytek(科大訊飛)

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http://www.iflytek.com/en/

「iFlytek(科大訊飛)」は、「音声アシスタント」を始めとした、音声技術を用いたAI開発を手がけるベンチャー企業です。

同社が手がける音声技術は、中国語に特化して開発されており、言葉の認識精度が高く、スラングや各地域ごとの方言を認識できる音声技術に強みがあります。中国国内の地方政府や警察へプラットフォームを提供しています。

参考:
中国の3大「AIテクノロジー」企業、1400億円市場を狙う各社の戦略 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

8.iCarbonX(碳云智能科技有限公司)

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https://www.icarbonx.com/en/

「 iCarbonX(碳云智能科技有限公司)」は、ヘルスケア領域のAI活用を試みるベンチャー企業です。設立から約半年のシリーズAの資金調達で170億円の資金調達を実施して注目を集めました。

個人の医療データに対してAIのデータマイニングを行うことで、健康状態の記録と健康指数の予測を行うというサービスを提供しています。研究機関や病院だけでなく、様々な分野において「健康管理」のために活用できると見込まれています。

参考:
中国ヘルスケアスタートアップiCarbonX、シリーズAで約170億円を資金調達...アジア史上最速のユニコーン企業へ | Pedia News※このWebページは2023年6月現在公開されていないためURL削除しました

9.Rokid(灵伴科技有限公司)

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「Rokid(灵伴科技有限公司)」は、AIを活用した家庭用ロボットを手がけるベンチャー企業です。

Pebbleというスマートスピーカーなどを手がけており、音声認識による検索や、家電の操作や音楽やニュースなどのコンテンツの再生停止などが行なえます。ネットショップなど各種Webサービスと連携させることができるのも特徴です。

まとめ

中国といえば、TwitterGoogleが利用できないなど「政府のインターネット規制」があるため、テクノロジー分野のトレンドというイメージが湧きにくいこともあるでしょう。

実は、深セン市のような経済特区では、グローバル展開を行うプロダクトが続々と生まれています。スマートフォンの決済サービスを活用した「無人コンビニ」など、今後テクノロジー分野のトレンドになる可能性もあります。

中国のテクノロジー企業の動向を参考にすることで、新たな事業のヒントが得られるかもしれません。情報収集の1つとして参考にしてみてはいかがでしょうか。