Evernote(エバーノート)の使い方と仕事で使いこなすためのオススメ活用術
「Evernote(エバーノート)」は無料のメモアプリです。Evernoteユーザーは2億人を超え、世界中で愛されています。
今回は、Evernote(エバーノート)の基本的な使い方と、利用する上で必ず押さえておきたい5つの活用術を紹介します。
目次
- Evernote(エバーノート)とは
- Evernote(エバーノート)の3つの料金プラン
- Evernote(エバーノート)とメモ帳は何が違うのか
- 絶対に知りたいEvernote活用術5選
- Evernote(エバーノート)を活用して豊かな生活を
Evernote(エバーノート)とは
Evernoteは「メモを作成する」アプリです。文字だけではなく、画像や動画、位置情報も記録できます。クラウド上でデータを管理できるため、複数のデバイスで同じ内容を確認できるのも便利なポイント。
また、フォルダをわけてデータを保存できるので、「仕事」だけではなく「趣味」などライフスタイルに合わせてカテゴライズでき、この活用しやすいさというのが多くのユーザーから支持されています。
Evernote(エバーノート)の3つの料金プラン
Evernoteには、ベーシックプラン、プレミアムプラン、法人向けプランと3つの料金プランが用意されています。料金は以下の通りです。
ベーシックプラン:無料
プレミアムプラン:月額600円
法人向けプラン:月額1,100円
メイン機能である「メモの作成」はベーシックプランでも問題なくできますが、使える容量や同期できる端末数が異なります。
プランの特徴と選び方
ベーシックプランは料金が無料で、データを同期できる端末は2つまでと制限されています。月間アップデート容量は60MBまでです。文字だけを保存するのであれば問題ありませんが、画像、動画などをたくさん保存する方にとってはやや窮屈かもしれません。
プレミアムプランは同期できる端末に制限はなく、月間アップロード容量は10GBで月間600円。法人向けプランは、同期できる端末は無制限、月間アップロード容量は20GBに加え1ユーザーに+2GBずつ追加されています。料金は1ユーザーあたり月間1,100円です。
使用する端末が少なく、文字中心で使うため容量もさほど多く必要ない方の場合はベーシックプランがオススメです。一方、自宅や職場のパソコン、スマートフォン、タブレットなど複数の端末でデータを同期したい場合や画像を保存するため容量がたくさん必要な場合は、プレミアムプランや法人プランを検討すると良いでしょう。
Evernote(エバーノート)とメモ帳は何が違うのか
冒頭で「Evernoteはメモアプリ」と説明しましたが、ごく普通のメモ帳サービスと何が異なるのでしょうか。
Evernoteのメモ帳の大きな違いは以下の5点です。
1.Evernote(エバーノート)内にあるデータを検索できる
紙だと、過去のデータから欲しい情報を探し出す際、全てのページをめくって……というアナログな方法をとるしか手段がありません。多くの営業マンの方などは、かつて手帳にメモをして次なる商談や今後の営業活動の肥やしとして記していったはずですが、なかなか「あの時、何てメモしたか……」というのを記憶だけを頼りに探した経験のある方も少なくないはずです。
しかし、Evernoteならば便利な検索機能が備わっているので、キーワードさえ特定できれば「検索」のみでその悩み、ストレスを一掃することが可能です。一発で欲しい情報を呼び出せることが、どれだけ気持ちよいか、試していただければおわかりいただけるはずです。
2.複数人とEvernote(エバーノート)のデータを共有できる
Evernoteに作成したノートは、作成者だけではなく、複数人で共有することができます。さらに、人によって「閲覧のみ可能」「編集も可能」といったように、権限の変更も可能です。
3.タスク管理がしやすい
これまでご説明してきた使いかた以外にも、Evernoteには色々な使い方があります。
その中の1つとして代表的なのが、タスク管理です。やらなくてはいけないことを思い出したらスマートフォンですぐにタスクを追加し、出社後はPCからそれらをチェックするという使い方ができます。会社でPCを開いている時間だけではなく、移動時間などちょとした隙間時間ですらムダにしない働き方を実現できます。
また、タスクにリマインダーを設定できるので、うっかり忘れを防止できるのも魅力です。さらに、チェックボックスを作れるので、ToDoリストとしても使えて、タスクの完了未完了も一目瞭然となります。別のノートへのリンクやファイルの添付もできるので、タスクに必要な情報を一括でまとめておけるのも非常に便利です。
4.Google(グーグル)ドライブと連携できる
ファイル管理に「Googleドライブ」を利用している方も多いのではないでしょうか。Evernoteは直接Googleドライブにアクセスできて、保存してあるコンテンツをそのまま閲覧することが可能です。Googleドライブで保存・変更するとそのままEvernoteにも反映されるので、仕事管理をする時など、途中で遮断されることなくスムーズに作業ができます。
5.パスワードをかけられる
手帳に仕事情報をメモしておいたのに、うっかり落としてしまった。そんな情報漏えいのリスクも、Evernoteなら回避できます。ノートごとにパスワードを設定できるので、さっと閲覧したいちょっとしたメモはそのまま、大切な情報にはパスワードを入れるという仕組みを作れます。
6.情報をWeb(ウェブ)上に保存できる
Web サイトやPDFのスクリーンショットを直接Evernoteに保存しましょう。Evernote に保存しておけば、いつでも簡単に見ることができます。
知っておきたいEvernote(エバーノート)活用術5選
様々な使い方ができるEvernoteですが、その中でも特に知っておきたい活用術を紹介します。
1. テンプレートを作成
会議の議事録作りなど、定期的に発生する作業をEvernoteで管理している方におすすめです。テンプレートを作ってEvernoteに保存しておけば、毎回同じことを打ち込む必要がなくなり、作業が効率化します。
毎回必ず記入することだけを書き込んだノートを作り、「ノートブックにコピー」を選択します。コピーした先には必要情報がすでに記載されており、新たに追加する内容だけを書き込めばよくなります。コピーに制限はないので、1つテンプレートを作って必要に応じて何回でも利用できます。
2. 名刺を一括管理
「あの人に連絡を取りたい」と思って名刺の山から特定の1人を探し出す……そんなムダな作業はEvernoteがあればもう必要ありません。
iOS用アプリには "名刺撮影モード" がついており、撮影した名刺の情報がテキストとしてEvernote内に保存されます。これなら「苗字は覚えている」「会社名ならわかる」という時にサクッと情報を呼び起こせます。また、必要に応じて編集もできるのがとても便利です。タグも付けられるので、グループごとの管理もしやすいです。
3. プレゼンテーションを披露
Evernoteは「自分のためのメモ」という印象が強いかもしれませんが、実にはプレゼンテーションモードという機能があり、端末にはノート全体、外付けモニタにはスライドが表示されるので、プレゼンがしやすいという点も支持される理由の1つです。モニターがない場合も端末にフルスクリーンスライドを写すこともできます。
4. メールからノートを作成
Evernoteでアカウントを作ると、新たにメールアドレスが付与されます。このアドレスにメールを送ると、件名がノートタイトル、本文がノート本文になって自動的にノートを保存してくれます。下記の記号を入力することで、ノートブックの指定、リマインダー、タグ付けを行うことができます。
@ノートブック名:指定のノートブックに保存
!日付:リマインダー設定
#タグ名:タグの設定
5. より精度の高い検索をかける
Evernoteで必要な情報を探すためには、検索をかけるのが1番です。しかし、複数のノートにまたがる言葉を調べると、不要なノートがたくさん出てきてしまいます。そんな時は、下記を参考により精度の高い検索をかけましょう。
intitle: キーワードがノートの題名に入っているものだけを抽出
notebook: 指定のノートブック内のノートが検索対象に
created: 年月日の順で指定し、それ以降に作成されたノートを抽出
tag: 指定のタグが付いたノートを表示
todo: チェックボックスを含むノートが検索対象に*
Evernote(エバーノート)を活用して豊かな生活を
仕事の効率化、アイデアの構想、趣味の充実など、Evernoteが広げてくれる可能性は無限大です。
紙とペンを用意して……という行為自体が不要となり、Evernoteで管理するだけで、様々な端末からデータを参照でき、編集できます。「あれはどこに書いたっけ」と途方に暮れることもありません。さらに、複数の人と共有もできるので、職場の同じチームメンバーに情報をシェアするのも簡単です。重要事項にはパスワードもかけられるので、情報漏えいのリスクを回避できます。
まだ使ったことがない人は、まずは無料プランから使ってみてはいかがでしょうか。自分の中での使い方がある程度確立してきたら、いろいろな活用術を試してみてください。
もっとEvernote(エバーノート)を知る
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- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アプリ
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- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- タブレット
- タブレットとは、元々「板状のもの」「銘板」といった意味の単語です。パソコンの分野で単にタブレットといえば、「ペンタブレット」や「タブレット型端末」などの板状のデバイス全般を指します。ここでは主にタブレット型端末について説明していきます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
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