インストールが少なくてもアクティブが多ければ利用は伸びる

アプリの本当の実力はどの指標で判断する?アプリマーケティングの重要指標を解説_005.jpg

アプリをインストールして所持しているユーザーのうち、どれくらいの割合がアクティブユーザーであるかを示したのがアプリの「アクティブ率」です。アクティブユーザーと同様に、アプリが目安としている目標に応じて時間、日間、週間、月間などの時間軸で区切って集計します。

アクティブユーザーの母数をどんなに増やしても、莫大なインストール数を必要とするようでは収益化にはつながりません。アプリのアクティブ率を高めることで、利用頻度の向上につなげ、アプリとしての成長の継続(リテンション)につなげることが重要なのです。
  

まとめ - 成長が見込めるアクティブ率の目安は -

例えば、月間アクティブユーザー50,000人以上のアプリの場合、月間アクティブ率の平均は55.1%です。カテゴリーによって違いはあるものの、この数字が1つの大きな目安となります。

このうち、App Apeのゲームカテゴリーの月間アクティブユーザーランキングTOP10のアプリをみると、月間平均アクティブ率は69.4%となっています。全体平均に比べ、アクティブ率が高い傾向を示しています。

このように、アクティブユーザーを起点とした指標は、アプリの新たな市場開拓やグロースへに向けた一手を打つ足がかりになります。

※データ元:アプリ分析プラットフォーム「App Ape」。国内約3万台のAndroid端末を分析/アクティブ数はApp Ape推定による