昨年、一時話題となったLINE乗っ取りを始め、SNSアカウントの乗っ取り被害が絶えません。

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LINEアカウントの乗っ取りは収束した感はありますが、TwitterやFacebookは依然アカウント乗っ取り被害が増え続けているようです。

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Twitterアカウントが乗っ取られた際、すぐ行うべき対処方法まとめ

今回は、Facebookアカウントの乗っ取り対策と、乗っ取られたあとの対処方法について解説します。

乗っ取られる前にできる対策方法

乗っ取られる前にできる対策方法
Facebookの「設定」画面から「セキュリティ」画面に入ると、セキュリティ関連項目が複数表示されます。その中で行うべき設定は下記の3つです。

・ログイン通知
・ログイン承認
・コードジェネレータ

以下より、それぞれの設定方法を解説します。

1.最初に携帯電話番号認証設定を行う

セキュリティを強化するためには、携帯電話番号を利用したセキュリティコード設定が必要なので、最初に「コードジェネレーター」の設定を行いましょう。設定にはスマートフォン用のFacebookアプリが必要です。

1.コードジェネレータをクリックすると、セキュリティコード設定の手順が記載されています。その手順に沿って、まずFacebookアプリを起動しましょう。
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2.Facebookアプリのメニューに入り、「コードジェネレータ」をクリックします。
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2.画面中央にセキュリティコードが表示されます。
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3.パソコン画面に戻り、「次へ」をクリックします。
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4.アプリに表示されているセキュリティコードを入力して「閉じる」をクリックすれば完了です。(かなり短い間隔で表示されるコードが変わるため、注意しながら入力しましょう)
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2.ログイン通知設定を行う

一度もログインしたことのないデバイスからFacebookにログインしようとした際に通知が来るようにする設定です。
ログイン通知
不審なログインが合った場合は、Facebookの通知欄にお知らせが来る他、登録アドレスか携帯電話のSMSにも通知が行くよう設定することも可能です。SMSを選択する場合は携帯電話認証設定を行う必要があります。

3.ログインを承認制にする

一度もログインしたことのないデバイスからFacebookにログインしようとした際に、セキュリティコードを求める仕様にする設定です。
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セキュリティコードはアカウントに登録した携帯電話番号宛に送られます。