Webページが表示されるまで

最後に、Webページが表示される仕組みについて簡単に解説します。
今回は、Googleトップページを表示させることを想定しているものとします。

Googleのホームページにアクセスすると、最初のトップページが表示されます。
q.png

これはHTMLで作成されたWebページです。
URLを入力すればすぐにHTMLが表示される訳ではなく、複数のサーバを経てWebページとして表示されます。

h.png

①〜⑦の流れを経て、初めて目に見えるWebページとして表示されます。
この流れは、表示させたいWebページによってDNSサーバが変化しますが、Googleトップページを表示させる場合に限らず、全てのWebページを表示させる際に通る道順です。

これでHTMLファイルをダウンロードすると、ブラウザ側でHTMLファイルを解析します。
解析結果に基づき、CSSや画像、動画などのファイルをリクエストし、それぞれ順番にダウンロードされます。
このリクエストは、原則、HTMLファイルに書かれているコードの上から順に行われます。
リクエストが多すぎると、読み込みが遅くなり、結果として表示速度が遅くなってしまうので、なるべく最小限にまとめられると好ましいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
わかりにくい仕組みも、ひとつひとつ紐解いてみると意外に理解できることがあります。

エンジニアではない場合、細かい知識まではあまり必要とされませんが、コードを見てある程度なにが書かれているのかが分かるだけでも、エンジニアとの会話のスピードが格段に上がります。

コミュニケーションを円滑に進めるためにも、今回ご紹介した内容をしっかり理解することをオススメします。

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