ferretでは、8月頃よりFacebook広告施策を強化しており、これまで2つのFacebook広告施策の結果を公開してきました。今回は、ferret会員登録を目的としたカルーセル広告の配信を行いました。
 
※当記事の内容は、2015年11月現在のFacebook広告の仕様です。変更の可能性があることをご了承ください。

Facebook広告のカルーセル広告とは?

カルーセル広告とは、1つの広告ユニットで3つから5つまでのイメージバナーテキストを表示し、それぞれに異なるリンクURLを設定することもできる広告です。

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カルーセル広告イメージ。右から左にスワイプすると次々に画像が切り替わっていきます。

Facebook公式ヘルプより画像引用 (https://www.facebook.com/business/news/JA-carousel-ads)
 
 
カルーセル広告は、広告マネージャまたはPower Editorの「ウェブサイトへのアクセスを増やす」、「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」、「アプリのインストール数を増やす」、「アプリエンゲージメントを増やす」広告キャンペーンにて広告作成・配信ができます。
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どのような業種が最適?

最大5つまでのイメージバナーテキストリンクURL)のカルーセルカードを設定でき、その表示順序も、固定かもしくは成果による自動最適化を選択できるため、使い方によって様々な広告表現が可能です。
特にネットショップの場合、人気商品や商品カテゴリ別などでカルーセル表示させることができるため相性が良いとされています。

ferretのカルーセル広告の配信結果

今回はferretの会員登録を目的にカルーセル広告を配信し、効果検証を行いました。

概要

・広告配信期間:14日間
・キャンペーン目的:「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」
・コンバージョン:ferretの会員登録

広告セットの設定内容

・カスタムオーディエンス:【配信】ferret会員ユーザーの類似1%オーディエンス 【配信除外】ferret会員ユーザー
・地域:日本
・年齢:23~54歳
・性別:すべて
・広告配信先:モバイルニュースフィード、デスクトップニュースフィード
・最適化:「コンバージョン(oCPM配信)」

カルーセル広告の2内容

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モバイルニュースフィードでの表示例

ferretで公開している下記5つのカリキュラム記事を、それぞれのイメージバナーテキストリンクURLを設定してカルーセルカードを作成しました。

カルーセルカード

※カルーセルカードの表示順序設定は、成果が良いカードを優先して最初に表示する自動最適化設定です。
「最終カード」のみ一番後ろの位置に固定されます。

配信結果

14日間の広告配信実績は、以下の通りです。

配信実績

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前回公開した事例にて、同ターゲティング設定で、単一のイメージバナーリンク広告を配信した際のCTRが0.61%、CPCが162円であり、これと比較すると2倍近くCTRが高く、CPCが60%ほど低い。

各カルーセルカードの配信実績

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・カルーセルカードによってCTR、CVRが大きく異なる。
・「4.目標設定におけるKGIとKPIとは」のカルーセルカードが、クリック率が最も高く(CVRも3番目に高い)、自動最適化によって優先的に最初に表示がされていた可能性が高い。

 
最終カードのCTRが著しく低いことから、後の方に表示されるカルーセルカードはCTRが低くなる傾向が高いと言えそうです。
今回試したカルーセルカード表示順序の自動最適化設定では、まず各カルーセルカードの大まかな成果判断のために、カードの順番を変更しつつある程度配信がされます。

自動最適化されるので配信していくうちに、成果が優秀なカードが優先して最初に表示されていくため、カードのクリック数の差が大きくなったと考えられます。

まとめ

前回配信した単一イメージバナーリンク広告よりも、リンクURLなどの条件の違いはありますが、カルーセル広告の方がCPAもかなりよく、継続的に長期間配信しても良好な成果を保ったままでした。

これは、カルーセル広告のメリットである、復数の内容でユーザーに訴求できる点が要因として大きいでしょう。
ユーザーが興味を持つであろう復数の訴求を表示することができ、ユーザーの期待に応えやすくなります。
 
例えば、今回の広告配信結果でも、「3: 無料で利用できるオススメのネットショップ比較」のカルーセルカードは、5つのカードの中で最もCTRは低いものの、CVRは最も高いカードでした。このように、大多数のユーザーからは反応が得られなくとも、一部のユーザーの強い需要に応えることを目的にした使い方もできます。

カルーセル広告は、多様な使い方ができますので、ターゲットとするFacebookユーザーや目的に最適化できるよう様々な配信形式を試してみると良いでしょう。