自社への問い合わせ窓口やイベント・セミナー応募、資料請求などに使うことができる応募フォーム。応募フォーム・申し込みフォームを設置することで、24時間の応募受付が可能になるだけでなく、業務の効率化も期待できます。

今回は、応募フォーム・申し込みフォームの作り方やフォームにあると便利な機能、無料でも使えるおすすめの応募フォーム作成ツールなどを紹介します。

応募フォームを作成する際の注意点も紹介しているので、応募フォームを導入したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

▼注目のフォーム作成ツール
「ツールが多すぎて何から見るべきかわからない...」という方は、以下のフォーム作成ツールからのご検討がおすすめです。

- 無料
formrun(フォームラン)
Tayori(タヨリ)
FormMailer(フォームメーラー)

- 有料
WiLL Form(ウィルフォーム)
WEBCAS formulator(ウェブキャスフォーミュレーター)
Qubo REQUEST(キューボリクエスト)

目次

  1. 応募フォーム・申し込みフォームとは
  2. 応募フォーム・申し込みフォームの用途
  3. 応募フォーム・申し込みフォームを導入するメリットとは
  4. 応募フォーム・申し込みフォームの作り方
  5. 失敗しないフォーム作成ツールの選び方
  6. 【無料】応募フォーム・申し込みフォーム作成ツール4選
  7. 【有料】応募フォーム・申し込みフォーム作成ツール4選
  8. 応募フォーム・申し込みフォームを作成する際の注意点
  9. 応募・申し込みフォーム作成ツールにあると便利な機能
  10. Googleフォームとフォーム作成ツールの違い
  11. ツールを活用して応募フォーム・申し込みフォームを簡単に作成しよう

応募フォーム・申し込みフォームとは

応募フォーム・申し込みフォームとは、企業のwebサイトから自社への問い合わせや申し込み、イベント・セミナーへの応募、資料請求などへの申し込みなどを受け付けるフォームのことです。
フォームから氏名や住所、連絡先などの必要な情報を入力してもらいます。

応募フォームや申し込みフォームを設置することで、応募の受付や応募者の管理などが可能になります。これらの業務を自動化・効率化できるので人件費を削減できますし、スタッフの負担を減らすことができます。

応募フォームや申し込みフォームを設置するには様々な方法があり、用途に応じて方法を選ぶ必要があります。まずはフォームの用途について解説します。

応募フォーム・申し込みフォームの用途

応募フォームや申し込みフォームの用途には、主に以下の5つがあげられます。

  • 問い合わせ窓口
  • 資料請求フォーム
  • イベント・セミナー応募フォーム
  • プレゼントキャンペーン応募フォーム
  • 求人応募フォーム

ただ設置すればいいわけではなく、目的に応じて用途、フォーム内容を検討する必要があります。

応募フォーム・申し込みフォームを導入するメリットとは

応募フォームや申し込みフォームを設置するにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは2つのメリットを解説します。

業務の効率化につながる

応募フォーム・申し込みフォームを作成することで、応募受付から顧客の分析までの業務を効率化できます。従来の応募の受付では、メールや電話、FAXが主流でした。これらの媒体で応募を受け付ける場合、応募者への対応や応募者情報の管理はすべて手作業でやらなければなりません。

しかし、フォームを導入すると応募の受付から応募者の情報管理、分析まで自動で行うことができます。そのため、業務を効率化でき、人件費を削減することもできます。

24時間いつでも受付ができる

従来の応募や申し込みの受付では、会社の業務時間外での対応はできませんでした。しかし、応募フォーム・申し込みフォームを利用することで、24時間いつでも対応することができます。

そのため、企業は時間が限られている応募者の取りこぼしを防げるだけでなく、応募者は時間を気にせずいつでも応募が可能です。

このように、応募フォームや申し込みフォームを導入することで企業側と応募者の双方にメリットがあります。

マーケティングに活かせる

応募フォーム・申し込みフォームは、ただ問い合わせを受け付けるだけでなく、マーケティングにも活用できます。
フォームから集めた顧客データに対して、顧客管理や分析、メール配信などを行えるため、販売促進やマーケティングに活かすことができます。

応募フォーム・申し込みフォームの作り方

応募フォーム・申し込みフォームを作るためには、以下の方法があります。

  • HTMLやPHPなどでコーディング
  • WordPressプラグインを導入
  • 応募フォーム作成ツールを利用

HTMLやPHPなどでコーディング

HTMLCSS、PHPなどでコーディングして、応募フォームや申し込みフォームを作成できます。フォームの項目やデザインを自由にカスタマイズできるため、自社サイトのイメージにあったものが作成可能です。

ただし、この方法でフォームを作るにはHTMLやPHPなどのプログラムの知識とスキルが必要です。このような能力のあるスタッフを採用するか、外注するなどしなくてはなりません。また、自動返信メールやデータベースの設定、セキュリティ対策も行わなくてはならず、作業コストがかかる傾向にあります。

WordPressプラグインを導入

掲載するWebサイトWordPressで作られているのであれば、WordPressプラグインを導入し、応募フォーム・申し込みフォームを作成することも可能です。プラグインを利用すれば、サイト制作などの専門知識がなくてもインストールするだけでフォームを簡単に設置できます。

掲載する項目なども自由に管理画面上で設定できますし、スパム防止のプラグインなど他のプラグインと組み合わせることでより便利なフォームを作れます。

ただし、プラグインで作ったフォームのデザインは簡素なものが多く、変更したい場合にはCSSなどでデザインを変更しなくてはなりません。送信前の確認画面がないものもあるので注意が必要です。

応募フォーム作成ツールを利用

フォーム作成ツールとは、フォーム作成のために特化したツールであり、直感的な操作でフォームを作ることができます。プログラミングなどの専門知識がなくても、応募フォームや申し込みフォームを簡単に作れます。

テンプレートが豊富にあることが多く、デザイン性や機能性が高いフォームを作れます。フォームの作成だけでなく、フォームに入力された顧客情報の管理・分析もできるツールもあり、顧客対応やマーケティングなどの業務まで効率化できます。

また、ツールによってはSSL/ TLSによる暗号化やデータアクセス管理・制限などのセキュリティ対策されたものもあり、個人情報の漏洩を防止することも可能です。

失敗しないフォーム作成ツールの選び方

限られている社内体制、リソースであればフォーム作成ツールがおすすめです。
フォーム作成ツールを導入しようと検索してみると、数多くのツールが提供されており、どれを選べば良いのか分からないと悩む人もいると思います。

そこでここでは、フォーム作成ツールの失敗しない選び方を紹介します。

目的

フォーム作成ツールを選ぶ際に重要なのが、「フォームを作成する目的」です。

搭載されている機能もそれぞれなので、何のためにフォームを作成するのか、目的を明確にしておくことで、必要な機能が搭載されたフォームツールを選ぶことができます。

例えば、問い合わせ窓口が目的の場合、サイトの世界観を崩さないデザイン性やサイトへの埋め込みやすさが必要になり、資料請求が目的であれば資料DL機能が必要になってくるでしょう。

目的を明確にするからこそ必要な機能を明確にできますし、フォームツールにかける予算なども決めることができます。

使いやすさ

「使いやすさ」もフォームツールを選ぶ上で大事なポイントです。入力しづらい、分かりにくいフォームは、ユーザーにストレスを与え、途中で離脱してしまう原因にもなり得ます。

自動入力や入力支援機能、リアルタイム入力アラートなどが備わったフォームツールを導入することで、ユーザーにとって使いやすいフォームを作成できます。

さらに、ユーザーにとって使いやすいだけでなく、従業員にとっても使いやすいフォームサービス・ツールが理想です。管理画面が複雑で分かりにくいと、せっかく導入しても社内に定着させることが難しいです。

無料トライアル・プランなどを利用して実際に使ってみてから本格的に導入すると、失敗するリスクを回避できます。

サイトへの埋め込みやすさ・デザイン性

実際に作成したフォームをサイト上へ設置を行うときに、埋め込みやすさやサイトの世界観を崩さないかは重要です。

時間をかけて作ったフォームがサイトへ設置自体できなかったら、作成時間が無駄になってしまいます。
また、フォームのデザイン性がチープだとサイトはせっかくスタイリッシュに作成したのに、フォームだけ見た目が浮いてしまう。なんてこともよくあります。

各ツールでサイトへの埋め込みができるか、完成デザインのイメージは導入前に確認しておきましょう。

顧客管理機能があるか

「顧客管理機能」も、フォーム作成サービス・ツールを選ぶ上では重要な要素です。

フォームから問い合わせを受けた場合、顧客情報が蓄積していきます。顧客情報は大変貴重な経営資源であり、ユーザーの氏名や連絡先、性別、年齢、購入頻度、問い合わせ履歴などの情報はマーケティングに活かすことができます。顧客管理機能を利用することで、最適なタイミングで最適なサービスを顧客に対してアプローチできるのです。

さらに、顧客情報を一元的に管理することで、チームで問い合わせ対応ができるようになります。例えば、顧客からのメールに誰がどこまで対応しているのかわかりますし、メルマガの配信状況やアンケートの回答状況などをリアルタイムで共有でき、業務を効率化できます。

セキュリティが万全か

フォーム作成ツールを選ぶときは、セキュリティも重要なポイントです。フォームでは個人情報を扱うので、情報が漏洩してしまうと顧客に大きな損害を与えてしまいます。だからこそ、セキュリティには十分に注意を払わなくてはなりません。

フォーム作成ツールを選ぶ時には、SSL化(暗号化)やreCAPTCHAなどのスパム防止、アクセス制限機能など、セキュリティがしっかりしているサービスを選ぶのがよいでしょう。

【無料】応募フォーム・申し込みフォーム作成ツール4選

応募フォームや申し込みフォームを作成できるサービスには、様々な種類があります。今回は、無料でも利用できるおすすめツールを4つ紹介します。各ツールに便利な機能があるかも表にまとめています。

1.formrun(フォームラン)

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formrun(フォームラン)は弊社が提供しているメールフォーム作成ツールです。

30秒で簡単にフォーム作成、サイト上への埋め込み設置を行うことで、顧客管理までをワンストップで行えるフォーム作成ツールです。

操作性やデザイン、コンセプトを評価され、2018年度グッドデザイン賞にも選ばれています。40種類以上の豊富なテンプレートとデザインの自由度の高さから、貴社のサイトやブランドイメージに合ったオリジナルフォームを作成することができます。

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上記の画像が、formrunの実際の問い合わせフォームで人気のテンプレートです。画像や項目もデフォルトで設定されており、迷うことがありません。

また、フォームの背景・タイトル・項目・ボタンなど自由にカラー設定できることから、貴社の世界観に合わせてフォームをカスタマイズすることできます。

WordPressへのフォーム埋め込みもiframeの設定画面からコピー&ペーストで完了するため、その日のうちに設置が完了します。

管理画面上でステータス管理やメールの送受信、一斉メール配信ができるため、複雑な設定や操作をしなくても、これ一つで顧客管理やマーケティング活動に取り組める点が魅力です。

項目 内容
料金(月額) FREE:0円、BEGINNER: 3,880円、STARTER:12,980円、PROFESSIONAL:25,800円
導入企業 BASE株式会社、株式会社文化放送、合同会社DMM.com など
顧客管理
条件分岐
ファイル添付 〇(有料)
二重登録防止
外部ツールとの連携 - Slack - Chatwork - Microsoft Teams - LINE WORKS - Googleアナリスティクス - Googleスプレッドシート - Mailchimp - Salesforce - Pardot - Shopify
ファイル添付
セキュリティ - ISO 27001取得 - プライバシーマーク取得 - SSL/TLS - 24時間365日のサーバー監視体制 - データアクセスの管理/制限
一斉メール配信機能 〇 (STARTARプラン:100件、PROFESSIONALプラン:300件)

2.Tayori(タヨリ)

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Tayoriはメールフォーム/FAQ/チャット/アンケートの作成、管理を一元化できるカスタマーサポートツールです。

サイトを訪れた利用者に対して、フォームへの導線や入力エラーなどを分かりやすく表示できるので、応募者の負担を減らすことが可能です。

また、スタンダード/トーク形式の2種類から選べるフォームデザインや、応募フォーム導線となるボタンのデザイン、フォーム上でのロゴ表示など、カスタマイズを重ねていくことでオリジナルフォームを作成することができるのも特徴の1つです。

項目 内容
料金(月額) プロフェッショナルプラン: 7,400円、スタータープラン: 3,400円、フリープラン:0円
導入企業 GMOインターネット株式会社、株式会社エスプール、朝日酒造株式会社 など
顧客管理
条件分岐 ×
二重登録防止 ×
外部ツールとの連携 - Slack - Mailchimp
ファイル添付 〇(有料)
セキュリティ - IPアドレス制限 - 閲覧パスワード設定
一斉メール配信機能 〇(プロフェッショナルプランの利用と、Mailchimpとの連携が必要)

3.FormMailer(フォームメーラー)

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FormMailerは、高機能なフォームやプロが作ったようなページを短時間で作れるフォーム作成ツールです。

コードの知識は一切不要で、ドラッグ&ドロップの直感操作によって簡単に短時間でフォームを作成することが可能です。

また、キャンペーンや採用フォームのテンプレートもあるため、急いでフォームを作成する必要があるときに利用するのもおすすめです。

さらに、スマートフォンでフォームを編集することもできるため、イベント中にフォームを運用する際にパソコンを用意する必要がないことも利点でしょう。

項目 内容
料金(月額) Free:0円、Pro:1,375円、Business:6,875円
導入企業 NPO法人 DNA、株式会社トウ・ソリューションズ、株式会社フィリッジ など
顧客管理
条件分岐
ファイル添付 〇(有料)
二重登録防止
外部ツールとの連携 - LTV-Salon - blastmail - 配配メール - Mail Dealer - Re:lation - メールワイズ
ファイル添付 〇(有料)
セキュリティ - SSL暗号化通信 - プライバシーマークを取得 - スパム投稿防止 - パスワード制限
一斉メール配信機能 ×

4.formzu(フォームズ)

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formzuは、簡単な操作だけでフォームを作成できるフォーム作成ツールです。

無料版でも、特定の選択肢が選ばれた場合に指定の項目を表示したり、非表示にしたりが可能です。そのため、クイズ形式のプレゼント応募フォームをコストをかけずに作成できます。

また、ファイル添付機能も標準装備されているため、写真コンテスト応募フォームとしても利用できます。ただし、無料版では添付ファイルを2MBまでしか送れないため、それ以上のファイルを添付してもらいたい場合は有料版を利用する必要があります。

項目 内容
料金(年額) フリー:0円、パーソナル:6,300円、ビジネス:12,000円、プロフェッショナル:31,000円
導入企業 要問合せ
顧客管理
条件分岐
二重登録防止
外部ツールとの連携 - Googleアナリティクス - PayPal
ファイル添付
セキュリティ - SSL通信 - IPアドレス制限 - パスワード認証・reCAPTCHA認証
一斉メール配信機能 不明

【有料】応募フォーム・申し込みフォーム作成ツール4選

さまざまな機能を使って、オリジナルの応募フォーム・申し込みフォームを作成したい方には有料のツールがおすすめです。有料フォームの中でもおすすめのツール4つを紹介します。

1.WiLL Form(ウィルフォーム)

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Will Formは、必要な項目を選ぶだけで本格的なフォームを作成できるツールです。

Will Formにはあらかじめ作成しておいた複数のパターンに沿って、自動的にメールを配信するステップメールという機能が搭載されています。ステップメールによって応募者に対するアフターフォローを自動化することが可能です。

14日間の無料トライアルもあるため、本格的な導入の前にまずは使用感を確かめることをおすすめします。

項目 内容
料金(月額) スタンダード:10,000円、プロフェッショナル:20,000円、エンタープライズ:要問合せ
導入企業 要問合せ
顧客管理 ×
条件分岐 ×
二重登録防止 ×
外部ツールとの連携 - Googleアナリティクス - WiLL Mail
ファイル添付 ×
セキュリティ - プライバシーマーク認定 - ISMS取得 - SSL暗号化通信 -データベースの暗号化 - IPアクセス制限
一斉メール配信機能 〇(別途「WiLL Mail」との連携が必要、配信可能数は不明)

2.WEBCAS formulator(ウェブキャスフォーミュレーター)

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WEBCAS formulatorは、Webキャンペーンの応募フォームを、誰でも簡単に作成できるシステムです。クイズ形式の項目、公開・終了日時の事前予約、二重登録防止、ファイル添付など応募フォームに適した様々な機能が備わっています。

また、企業・サービスロゴのアップロード、フォーム幅の調整、背景・テキスト・色の調整などのデザイン調整機能も備わっているため、応募フォームのデザインを自社サイトに合わせることも可能です。コードの専門知識はなくてもフォームのデザインにこだわりたい方におすすめです。

項目 内容
料金 ASP型 初期費用:50,000円~、月額:30,000円~、SaaS型 初期費用:500,000円~、月額:100,000円~、パッケージ導入版:4,000,000円~
導入企業 株式会社資生堂、富士フイルム株式会社、日産自動車株式会社 など
顧客管理
条件分岐
二重登録防止
外部ツールとの連携 - WEBCAS e-mail - データベース
ファイル添付
セキュリティ - プライバシーマーク認定 - ISO/IEC27001の認証 - SSL暗号化通信 - IPアクセス制限
一斉メール配信機能 〇(別途「WEBCAS e-mail」との連携が必要、配信可能数は不明)

3.Qubo REQUEST(キューボリクエスト)

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Qubo REQUESTは、お問い合わせや各種お申込みなど、様々な用途に対応したメールフォームを簡単に作成できるフォーム作成ツールです。

公開期間設定による期間限定応募フォーム、申し込み数量設定による数量限定応募フォーム、暗証番号設定による会員限定フォームなど、様々な応募フォームに適した機能が搭載されています。

また、「プレゼント応募フォーム」「写真投稿フォーム」「採用応募フォーム」など様々なサンプルが用意されているため、フォームのデザインがイメージできていない方でもサンプルを参考にしながらフォームを作成できます。

項目 内容
料金(月額) BASIC:2,750円、PRO:4,400円、BUSINESS:7,150円
導入企業 静岡県立大学、湘南工科大学、富士山静岡空港 など
顧客管理
条件分岐 ×
二重登録防止 ×
外部ツールとの連携 ×
ファイル添付
セキュリティ - SSL暗号化通信 - IPアクセス制限 - 不正アクセス対策 - 24時間365日監視 - データの暗号化
一斉メール配信機能 ×

4.Prius Pro(プリウスプロ)

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Prius Proは多機能、格安の顧客管理システムです。月額1,000円とオプション料金を支払えば、顧客管理、メルマガ配信、Webフォーム作成などさまざまな機能が利用可能です。

また、フォームもテンプレートから簡単に作成でき、回答状況の確認や顧客データの連携、集計解析が可能です。さらに、ファイル添付や重複登録チェックなどの機能が数多く搭載されています。

応募フォームの作成以外に顧客管理やメルマガ配信、予約管理の機能も充実させたい方におすすめです。

項目 内容
料金(月額) 初期費用:5,500円、月額:1,100円+オプション料金
導入企業 要問合せ
顧客管理
条件分岐 ×
二重登録防止 ×
外部ツールとの連携 - メール配信サービス - データベース
ファイル添付
セキュリティ - SSL暗号化通信(会員ページ
一斉メール配信機能 〇(月額1,100円のオプション機能「メール配信サービス」の利用が必要、送信可能数は不明)

応募フォーム・申し込みフォームを作成する際の注意点

応募フォーム・申し込みフォームの作成方法やおすすめのツールを紹介しましたが、ここからはフォームを作成する際の注意点を紹介します。

設置する項目は最低限にする

応募フォーム・申し込みフォームに設置する項目は最低限にしましょう。項目が多いとフォームを開いた時点で入力を面倒だと感じ、離脱する可能性があります。

項目数が増えるごとにフォームの通過率が下がるというデータもあり、項目数を減らすことがコンバージョンの向上にもつながります。

ただし、項目数が少なすぎると必要なユーザー情報が集められないということになってしまいます。ユーザーの負担にならず、自社の必要な情報が集められる数にしましょう。

住所は自動入力にする

応募フォームに住所の項目を作る際には、住所は自動入力にするのがよいでしょう。住所の自動入力は、郵便番号を入力するとその番号から都道府県・市区町村・番地を自動で表示させる入力補助機能です。これによりユーザーの負担を減らし、離脱を減らすことが可能です。

また、この機能を用いるとユーザーの入力ミスを減らすことができます。住所を間違えると他者の住所に重要書類が届いてしまう可能性があるため、個人情報保護の観点からも住所は自動入力にすることをおすすめします。

「必須」「任意」の項目をわかりやすくする

入力項目の「必須」「任意」はひと目でわかるようにしましょう。項目を入力すべきなのか戸惑ってしまうとユーザーは離脱してしまう可能性があります。

「※」などのマークを用いて必須を表現することも多いですが、「必須」と文字で書いたほうがわかりやすいです。項目のそばに文字で表示しましょう。

必須項目だけを表示するのではなく、任意の項目にも「任意」と表示するとよいでしょう。

入力エラーはリアルタイムに表示する

応募フォームに入力された内容が正しくない場合は、リアルタイムでアラートを出すよう設定しましょう。エラーがリアルタイムに表示されず、送信ボタンを押した後にまとめて再度入力する手間があると、ユーザーは面倒に感じて離脱するかもしれません。

ユーザーにストレスを与えないためにも、入力間違いがある場合はどこが間違えているのか、どう修正すべきなのかをその場で表示させるようにしましょう。

確認画面を設置する

フォームには確認画面を設置しましょう。確認画面を設置することで、ユーザーは送信前に入力内容の確認ができます。それによって、フォームから間違った情報が送られる確率を減らせます。

間違った情報が送られてしまうと、ユーザーと連絡が取れなかったり、関係のない人に間違って電話やメールをしてしまう可能性もあります。

また、ユーザーとしてもいきなり送信完了となると、本当に送られたのか不安に思うかもしれません。WordPressプラグインでは確認画面がないものがあるので注意しましょう。

応募・申し込みフォーム作成ツールにあると便利な機能

応募フォームを選ぶ際のポイントとなる機能を紹介します。自社のフォームに必要と感じる機能があれば、フォーム作成ツールにその機能が搭載されているか確認すると良いでしょう。

条件分岐機能

条件分岐機能とは、回答内容によって表示する項目を指定できる機能です。前問の回答内容に合わせて回答できる項目を変更できるため、よりピンポイントな情報を得ることができます。

応用すればクイズに正解した人にのみ応募フォームを送信できますし、設問の回答によってページ遷移先を変更することも可能です。

また、回答ごとにサンキューメールの内容を変える機能もあります。回答によって案内内容を変更でき、顧客に合わせたサンキューメールを送付できます。

ファイル添付機能

ファイル添付機能は、応募フォームや申し込みフォームでの入力の際に、写真やPDFなどのファイル添付を可能にする機能です。

写真コンテストの際に応募フォームで写真を添付してもらったり、企業の求人では履歴書や職務経歴書をPDFファイルとして添付してもらったりするのに利用します。

ただし、容量が大きいファイルだと添付できない場合があるため、設定などに注意が必要です。また、履歴書などの個人情報を添付してもらう場合は、個人情報の扱いやセキュリティ対策に注意しましょう。

二重応募の防止機能

応募フォームでは、同じ人が何度も応募する二重応募があると混乱が起こってしまいます。

二重応募の防止機能があれば、メールアドレスや会員IDなどの項目を重複チェック項目として設定できます。これにより、同じメールアドレスの重複登録を防いだり、同じ会員IDを持つ人の二重登録を防いだりできます。

また、同じメールアドレスからは指定した期間内に1回しか応募できないようにする設定も可能なため、上手く組み合わせて使うことで応募者の管理がしやすくなります。

外部ツールとの連携機能

フォームをSlackやChatworkなどの外部ツールと連携できるツールもあります。連携することで、応募フォームや申し込みフォームへの回答にチャットツールですぐに返信ができ、スタッフの手間や対応漏れを減らすことができます。

また、GoogleアナリティクスやMAツールなどのツールと連携することで、フォームのアクセス解析、マーケティングの効率化が可能です。ツール自体に分析機能が備わっている場合もありますが、より詳細な顧客の行動や属性の情報を得るために、分析ツールとの連携は重要です。

一斉メール配信機能

応募フォーム・申し込みフォーム作成ツールには、一斉メール配信機能があると便利です。一斉メール配信機能とは、自社が保有しているメールアドレスやフォームで収集したメールアドレスに対して、一斉にメールを配信できる機能です。

応募者のステータスや属性ごとにリストを作成し、リマインドメールやサンクスメール、ステップメールなどを効率的に送信できるので、顧客対応にかかる手間を軽減できます。見込み客に対してメルマガや新規イベントの告知、自社製品の情報などを配信することも可能なため、リードナーチャリングにも活用できます。

顧客とのコミュニケーションを効率化したい場合や、応募者のデータをマーケティングに活かしたい場合は、一斉メール配信機能があるツールを選びましょう。

Googleフォームとフォーム作成ツールの違い

フォーム作成ツールには多くの種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。各ツールによって特徴が異なりますし、特有の機能などもあります。導入の際にはそれぞれの違いも踏まえながらツールを検討することをおすすめします。

ここではGoogleアカウントがあれば誰でもフォームを作成でき利用する人が多い「Googleフォーム」と、弊社で提供している「formrun」を例に3つの違いを紹介します。

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応募者管理を効率よく行えるか

Googleフォームでは、応募者の情報をリアルタイムでスプレットシートに反映させることができ、一覧表示できます。しかし、応募者への対応状況の管理や、応募者への対応には向いていません。応募内容をスプレッドシートで1つずつ確認したり、メールボックスを開いて対応をする必要があります。

formrunでは応募者の情報をカンバン方式のボード画面で管理できます。応募者に対して担当者を割り振ったり、応募者への対応状況をチームで共有することも可能です。また、応募者には管理画面から直接メール返信ができるので、メールボックスを開く手間を削減できます。

さらに、返信用テンプレートが用意されているため、素早く対応できる点がメリットです。SlackやChatworkと連携させれば、通知により対応漏れを防げるでしょう。

フォームデザインの豊富さ

Googleフォームではフォームの色や背景の写真を変更することが可能です。また17種類のテンプレートもあるため簡単にフォームを作成することはできますが、細かいデザインの変更などはできません。

一方で、formrunには40種類以上ものテンプレートがあり、デザインも細かく設定が可能です。そのため、サイトにあったデザインに合わせることも可能です。

機能の豊富さ

Googleフォームには条件分岐や通知メール設定、自動返信メールなどの基本的なフォームの機能が備わっています。しかし、入力値が正しいかを瞬時に判定するリアルタイムバリデーションや郵便番号による住所の自動入力など、応募者のストレスを軽減させるための機能は備わっていません。

formrunにはリアルタイムバリデーションや住所の自動入力機能が備わっています。応募通知をSlackやChatwork、Teamsなどの外部ツールに即時に知らせてくれる機能もあるため、応募があった際にスピーディに対応できます。

また、一斉メール配信やSFAツール・MAツールとの連携もできるので、応募者・申し込み者の情報をマーケティングに活かすことも可能です。有料だからこその機能の豊富さといえるでしょう。

さらに、セキュリティ面ではISO 27001 (ISMS) やプライバシーマークを取得しており、データベースは毎日自動的にバックアップされます。24時間365日体制でサーバー監視も行っているため、安心して利用できます。

ツールを活用して応募フォーム・申し込みフォームを簡単に作成しよう

今回は応募フォームの用途や機能、おすすめの有料・無料フォーム作成ツールを紹介しました。

プレゼントキャンペーンを運用したいのなら、クイズ形式の項目や郵便番号による住所の自動入力機能、求人応募や写真コンテスト応募フォームを作成したいのなら、ファイル添付機能があると良いでしょう。

こういった応募フォームや申し込みフォームを作成するときには、フォームツールを利用すると簡単に機能性やデザイン性の高いフォームを作れます。

フォーム作成ツール「formrun」は、直感的な操作でデザイン性の高いフォームを作れるツールです。

カンバン画面で応募者・申込者のステータス管理ができ、自動返信メールも細かく設定できます。管理画面からは回答者へ個別メールや一斉メールの配信もできますし、個人情報を扱う応募フォームに必須のセキュリティも万全ですので、ぜひご利用ください。

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