ユーザーの「気持ち」を可視化する次世代のKPI設計手法「コンセプトダイアグラム」とは?(小川卓氏)-マーケティングテクノロジーフェア2016-
コンセプトダイアグラム作成の5ステップ
コンセプトダイアグラムを作成する際は、基本的にこの5つのステップを踏みます。
1.気持ちの変化を描き出す
2.流れを図解する
3.気持ちを追加する
4.進むために必要な機能やコンテンツを洗い出す
5.ユーザー群を定義する
このサイトに来たユーザーは、どういう気持ちで訪れたのか、どういうプロセスを経てユーザーのゴールにたどり着くのかを描きます。ユーザーの視点でシンプルなラインを描き、その後に気持を追加していきます。
このユーザーが次のステップに進むためにはどのような機能、コンテンツが必要なのかを考えます。ユーザーの気持ちを変えるために、何を提供すればいいのかを洗い出しましょう。
そして最後にユーザー群を定義します。「商品詳細の閲覧」とか「カートに投下」というような考え方ではなく、「商品の購入を真剣に検討して探している人」「購入する商品の候補を見つけたけど決めきれていない人」といったようなユーザーの状態にわけてグルーピングを行います。
コンセプトダイアグラムを活用するための3ステップ
コンセプトダイアグラムは作成して終わりではありません。作りっぱなしでは意味がありません。コンセプトダイアグラムを活用するためのステップがさらに3つあります。
6.ユーザー群の計測定義を行う
7.運用レポートを作成する
8.分析・改善提案を行う
まず、ユーザー群の計測定義を行います。流入キーワードやサイト内行動、訪問頻度などを元に、このユーザーはこのような行動をしているはずだというこを定義していくことで、グルーピングしたユーザー群ごとの増減や行動がわかるようになります。
今まで直帰率とかPVのようなKPIではなくて、このユーザー群を増やそうとか、このユーザー群の5割に納得してもらおうとか、ユーザーの気持ちを変えるためのKPIを設定できます。
もちろんユーザー群によって行動は全く違うので、ユーザー群ごとに必要な機能やコンテンツを洗い出していく必要があります。
いわゆる一般的なKPIではなく、ユーザーの行動を可視化し、ユーザー群としてグルーピングし、計測して、分析して、どうやって気持ちを変えていけば次に進めるのかを考えて改善していくのがコンセプトダイアグラムです。
コンセプトダイアグラムは著名なマーケターであるの清水 誠氏も提唱されています。
参考
コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析
まとめ
アクセス解析にGoogleアナリティクスを利用されている方は多いと思いますが、小川氏の指摘する通り、確かにGoogleアナリティクス上に記載されている項目(セッション、PV、直帰率など)に引っ張られ、「この数値を追わなければいけない」と無意識に感じていたり、「Googleアナリティクスにあるんだから、分析に必要な数値に違いない」と鵜呑みにして思考停止してしまっている場合は往々にあるのではないでしょうか。
本講演で提唱されている「コンセプトダイアグラム」は、数字本位になりがちな従来のKPIではなく、「ユーザーの行動を変える(ユーザーの悩みを解決する)」ための目標を設定できるよう設計されています。
アクセス解析は、「ユーザーの気持ちの変化を読み取る」ためのツールです。
本来の意味でサイト改善できるよう、コンセプトダイアグラムを活用した目標設計を行ってみましょう。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- PV
- ページビューとは、ホームページにおいて閲覧者が実際に見たページのページ数を言います。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- セッション
- Googleアナリティクスは、ホームページに適切に組み込めばアクセス状況を把握できる便利なサービスです。Googleが無料で提供しており、日本でも大手企業や金融機関、政府など、その利用のシェアを広げています。そこで、もっとも基本的な単位がセッションです。
- PV
- ページビューとは、ホームページにおいて閲覧者が実際に見たページのページ数を言います。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
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