ワンダーシェイクの失敗から「tsudoi」をリリース

西井:ワンダーシェイクというサービス自体は今はどういう状態なんですか?

鈴木:今は落としています。
そこからイベントをフックにコミュニティベースでユーザー同士が繋がるサービス「tsudoi」というサービスを2012年の夏にリリースしました。

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その頃、毎週投資家さんたちと揉め始めるんです。

現金も尽きかけていて、親会社はアメリカにまだあって毎月日本に送金していました。
投資家さんが当時9社いたのですが、受託でもなんでもして食いつないでチャンスを待つという意見と、失敗してもいいから大きなビジネスにチャレンジしろという意見の2つに分かれていて。僕らは前者を選びました。

そこから、アプリの受託案件をしまくりました。アプリの開発案件を中心にやりながら、自前で2週間に1本サービスを作るという時期でした。

当時4人しかいなかったので、2人で2チーム作って、企画開発マーケティングをやっていました。

そこで新規事業を作るノウハウはすごく溜まりました。また受託をやったことで金銭的に余裕ができました。

西井:お金がそれなりにできて次に何をやるかというタイミングですね。

鈴木:4人で話し合って、これはうちのやりたいことじゃないという話になるわけです。次は絶対に外したくないねと。

ちなみに、創業者全員やめていないんです。
最初に目立ってデビューしたので、そこで降りるのがかっこ悪いと思っていたのと、まだ全然道半ばでしたし。
起業してサービスを当てた経験がないという状態で終わるのが悔しかったんだと思います。

当時、4人の仲は最悪でしたね。一緒にいてもまったく話しませんでした。

西井:今は仲はいいんですか?

鈴木:今はいいですね。やはり、成長はすべてを癒すんです(笑)。

フォトグラファー:三浦一紀

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