ferretは昨年の秋よりメディア広告枠の提供を開始いたしました。おかげさまで累計30社以上の広告主様とお取り組みをさせていただいております。

提供する枠の種類は「独占メルマガ配信」と「記事広告」の2種類。特に記事広告に関しては掲載期間が無期限となっており、毎月多くのお問い合わせを頂いております。

今回は実際にferretに記事広告を出稿頂いた株式会社ロックオン様に、出稿した背景やその効果について率直に伺ってみました。

広告主紹介

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又座 加奈子氏
株式会社ロックオン マーケティングプラットフォーム事業統括 専務取締役

ferret 牧野:
貴社の事業内容について教えて下さい。

株式会社ロックオン 又座氏:
大きく2つの事業を展開しています。EC事業では、オープンソースECプラットフォーム「EC-CUBE」を展開しており、広告アドテク事業としては、広告効果測定システムを中心とした「測定」機能「AD EBiS」を提供しております。
「EC-CUBE」「AD EBiS」ともに、それぞれの業界で、国内No.1のシェアで展開しております。

ferret 牧野:
又座様の担当業務について教えて下さい。

株式会社ロックオン 又座氏:
アドエビスのリードを獲得するための施策全般と営業部の管轄をしています。
広告施策や展示会の取捨選択から、ウェブサイトのデザインから、最終的にリード獲得した後の営業活動まで見ています。

広告出稿の背景について

ferret 牧野:
普段のマーケティング活動内容について教えて下さい。

株式会社ロックオン 又座氏:
オフラインとオンラインでのマーケティング活動を行っています。オフラインは展示会やセミナー、イベントなど、オンラインSEMリスティング広告とYDN、GDNを中心に。

目の前のCVの刈り取りだけを考えるとリスティング広告の一択ですが、今期はSEMやオウンドメディア、展示会、セミナーなども行って、ニーズが潜在的であるユーザーの方々にも認知度を向上させる施策を増やしています。

ferret 牧野:
マーケティング活動を行うにあたって重要視していることを何ですか。

株式会社ロックオン 又座氏:
どんな施策においても「どれだけコンバージョンに寄与しているか」を必ずチェックしています。どの媒体においても、展示会やイベントなどにおいても同じです。どれだけ時間がかかっても、意地でもコンバージョンについては絶対に見るようにしています。

例えば、弊社のオウンドメディアでマーケティングブログというものがあります。このメディアに接触した人のコンバージョン率と接触しなかった人のコンバージョン率の比較もしますね。

ferret 牧野:
コンバージョンを軸にしているということですね。そういったマーケティング活動を行うにあたって、又座様が感じている課題は何ですか。

株式会社ロックオン 又座氏:
アドテクのおかげでWeb上はもちろん、オフラインでのマーケティング活動のほとんどすべてが数値で把握することができるようになっています。しかし、「口コミ」であるとか「紹介」などの目に見えない部分がまだまだあると思うんです。

例えば、展示会に出展した際にAさんという方と接触したとします。この時弊社が接触したAさんが、「アドエビスというツールがあるよ」と別のBさんに伝えた結果、Bさんからお問い合わせを頂き、成約に結びついたとします。そしてAさんは成約しなかった。

このような形の目に見えない効果を如何に計測していくか、もしくは作っていくか。こういったことを実現するためにどうすればいいかを最近は考えてますね。

ferret 牧野:
ありがとうございます。最近色んなメディアでアドエビスの名前を拝見します。外部メディアで露出することに関心をもった理由は何ですか。

株式会社ロックオン 又座氏:
わたしは以前、8年ほど前にアドエビスの部署にいて、再び戻ってきたのが1年くらい前です。

8年前と今回戻ってきた時も同様に、アドエビスの立ち位置を市場的に一段上に上げたいなと考えていました。そのために広告を使っていく必要があって、当時もリスティングをやっていたのですが、あれって刈り取りじゃないですか。なので、刈り取ったら終わってしまう。

そこで会社の方針も含め、わたしが本格的にアドエビスを見始めたタイミングで、展示会だったり、オウンドメディアだったり、いろんなものを使ってポジションを一段上げたかったというのがありますね。

具体的にいうと、Web広告効果測定ツールというポジションからマーケティングプラットフォームというポジションをとるということです。実際に世の中がマーケティングオートメーションツールで盛り上がっている前から弊社ではプラットフォーム化を取り組んでいた背景もあるので。

ferret 牧野:
その中で、なぜferretのメディア広告に関心を持たれたのでしょうか。

株式会社ロックオン 又座氏:
広告予算を使うときに展示会ももちろんですが、記事広告は絶対やりたかったんです。BtoBなので接触するお客様ってパソコンを使って情報収集する人ばかりじゃないですか。なので啓蒙として新たにお客様と接触するために記事広告はやりたかったんです。

ferretさんは、伸びてきているメディアというのもあったんですが、以前、弊社の社員がferretさんに寄稿していた記事が話題になっていたのを目にしてたこともあります。それにこれまで特定の媒体に記事広告を出してきたのですが、同じ媒体ばかりでは新しいお客様に接触できない、というところもありました。

ferret 牧野:
記事広告出稿の決め手は何でしたか。

株式会社ロックオン 又座氏:
気にはなってはいたので、そのタイミングで記事広告の提供を開始したと聞いたからですね。それに、ferretのユーザーとアドエビスのターゲットがぴったり合っていると思いました。

記事広告第一弾:
オウンドメディア最大の指標は新規ユーザー数!フェーズによって見るべき指標とは。株式会社ロックオン又座氏に聞いてみた

記事広告第二弾:
記事広告を出稿するなら、CPAだけで見てはだめ!本当の価値を知るためのビュースルーコンバージョンとは?

記事広告第三弾:
【ferret独占取材】正式販売を開始したAD EBiSの『カスタマージャーニー分析』 次回の大規模アップデートで加わる新機能とは