リスティング広告の出稿を検討する際、どの媒体を選べばいいのか悩んでしまいがちですが、予算を抑えて始めたい場合は、低予算から出稿できるYahoo!広告がおすすめです。

この記事では、Yahoo!広告の特徴やメリット、利用の流れを紹介します。リスティング広告の出稿を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. Yahoo!(ヤフー)広告とは
  2. Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)の特徴
  3. Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)を出稿するメリット
  4. Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告の費用
  5. Yahoo!のリスティング広告(検索広告)を出稿するまでの流れ
  6. Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)を運用するポイント
  7. Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)はサポートも充実

リスティング広告の費用相場と予算の決め方を知りたい方はこちら

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

これさえ見ればリスティング広告の予算に迷わない!

Yahoo!(ヤフー)広告とは

001.png

出典:Yahoo!広告

Yahoo!広告とは、その名の通り「Yahoo!JAPAN」で掲載できる広告のことで、主に検索広告ディスプレイ広告に分けられます。

検索広告は、検索結果一覧の画面上部に掲載される広告のことです。文字のみで掲載されるのが大きな特徴で、魅力的な文章でなければクリック数やCV数を稼ぐのは難しいでしょう。

一方でディスプレイ広告検索結果から1歩進んだ、各サイトのコンテンツ内に掲載されます。コンテンツの途中・下部・横などに表示されるケースが多く、四角い枠の中に文字や画像が並べられているのが特徴です。

検索広告とは異なり、文字のみではなく画像や写真を一緒に掲載しているものもあります。

一般的にリスティング広告と言われているのは、Yahoo!広告の中でも検索広告の方です。ここからは、検索広告をメインにリスティング広告の特徴やメリットなどを見ていきましょう。

Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)の特徴

Yahoo!は検索サイトの中でも需要が高く、利用者数も安定しています。そのため、Yahoo!へのリスティング広告出稿は、効果が期待ができる方法と言えるでしょう。

また、Yahoo!だけでなく提携パートナーサイトへの表示も可能です。検索広告が表示できる提携パートナーサイトには、以下のようなものがあります。

  • excite
  • Nifty
  • 朝日新聞DIGITAL
  • Ameba
  • So-net

ほかにもさまざまな提携パートナーサイトがあるため、効率よくアピールできるのが大きな特徴です。

Google(グーグル)のリスティング広告との違い

リスティング広告にはYahoo!広告のほかに、Google検索結果や提携先サイトに表示されるGoogle広告があります。以下で、Yahoo!広告Google広告の違いを見ていきましょう。

ユーザー

Yahoo!とGoogleではユーザーの年齢層や傾向が異なります。Googleは使用しているユーザーの年齢層が幅広いのが特徴です。

一方でYahoo!は40~60代のユーザーが多い傾向にあります。そのため、やや年配のユーザーをターゲットにしたものであれば、Yahoo!広告の方が効果が出る可能性があるでしょう。

ターゲティング方法

Yahoo!広告Google広告では、以下のようにターゲティングの方法や内容にも違いがあります。

Yahoo!広告 Google広告
キーワード サーチターゲティング コンテンツターゲティング
インタレスト 興味関心カテゴリー
購買意向カテゴリー
アフィニティカテゴリ
インテント
トピック サイトカテゴリー トピックターゲティング
リターゲティング サイトリターゲティング マーケティング
プレースメント プレイスメントターゲティング プレースメントターゲティング
性別 男女 男女
年齢 10段階 6段階
子供 あり or なし
居住地 都道府県 or 市区町村 都道府県 or 市区町村
半径指定

表示オプション

広告表示に関するオプションはGoogleの方が多く、Yahoo!にはクイックリンクオプション・電話番号オプション・テキスト補足オプション・カテゴリ補足オプションの4種類があります。

オプションが充実していると細かな設定が可能になりますが、多すぎると分かりづらい部分もあるでしょう。Yahoo!広告では4つのオプションしか用意されていないため、シンプルで分かりやすい点はメリットと言えます。

マッチタイプ

マッチタイプとは登録しているキーワードに対し、ユーザーがどんなキーワードを検索したときに広告を表示するのか決めるものです。

Yahoo!広告Google広告ではマッチタイプに違いがあり、Googleではキーワードに記号を付ける方法、Yahoo!広告ではプルダウンから選択する方法を採用しています。

リスティング広告の費用相場と予算の決め方を知りたい方はこちら

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

これさえ見ればリスティング広告の予算に迷わない!

Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)を出稿するメリット

Yahoo!広告Google広告の違いが分かったところで、次はYahoo!にリスティング広告を出稿するメリットについて詳しく解説します。

Yahoo!JAPANに出稿できる

Yahoo!広告の大きなメリットは、Yahoo!JAPANへの出稿ができる点です。Yahoo!は大きな検索サイトで多くの方が利用しており、広告を出稿すれば一定数の効果は期待できます。

また、Yahoo!JAPANだけでなく、提携先サイトにも表示可能なので効率よくアピールできるのがメリットです。

低予算から出稿できる

Yahoo!広告では、1日あたりの上限予算を設定できます。そのため、それぞれの予算にあわせて運用できるのが大きなメリットです。例えば1日あたり1,000円の上限を設けて運用すれば、1ヶ月約30,000円の広告費用で運用できます。

見込みの高いターゲットにアプローチできる

リスティング広告バナー作成の必要がなく、タイトルや説明文などの文章のみでアプローチできます。また、その商品やサービスを求めている潜在層のユーザーに対してアピールできるのも大きなメリットです。

検索しているキーワードによって広告表示の有無が決定されるため、関連する内容を検索しているユーザーに対して効率よくアピールができるでしょう。

Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告の費用

Yahoo!リスティング広告の費用は、クリック課金制を採用しています。クリック課金制とは、広告がクリックされた分だけ費用がかかる仕組みのことです。広告が表示されるだけでは費用は発生しないため、余計な予算をかけずに広告運用が行えます。

費用は「クリック単価×クリック数」で計算され、クリックされればされるほど費用が高くなるのが特徴です。クリック単価はターゲティングなどによって変動し、相場は80円〜1,000円程度となります。

相場を見てもクリック単価の幅の広さがよく分かるはずです。

1日ごとの上限を設定しておけば、費用が設定値になった段階で広告の表示がストップされます。ただし、あまり低い金額で設定してしまうと顧客を逃す可能性もあるので、様子を見ながら設定していきましょう。

Yahoo!のリスティング広告(検索広告)を出稿するまでの流れ

ここでは、 Yahoo!のリスティング広告出稿までの流れを見ていきましょう。実際の流れを知ると、広告出稿のイメージがしやすくなります。

Yahoo!JAPANビジネスIDを作成する

まずはYahoo!JAPANのビジネスアカウントを作成しましょう。広告の出稿にはYahoo!JAPANビジネスIDが必須なので、必ず最初にアカウント作成を行ってください。

Yahoo!のアカウント作成ページから進み、入力フォームに沿って会社名・住所・業種・運用サイトのURL・管理者名・メールアドレスなどを入力します。全ての項目が正しく入力されるとSNS認証に進み、ビジネスIDを取得できます。

Yahoo!ビジネスIDは通常のアカウントとは異なるので注意してください。ビジネスIDとYahoo!JAPAN IDは連携可能なので、すでにYahoo!のアカウントをお持ちの方は連携しておくと良いでしょう。

予算を決める

アカウントの開設とIDの取得が終わったら、次は予算を設定します。管理画面にログインしたら銀行口座やクレジットカードの登録を行い、支払いができるように設定しましょう。

設定が終わったら、入金をして残高を増やしておきます。Yahoo!広告は入金によって増えた残高から費用が支払われる仕組みのため、先に入金しておくのがおすすめです。

入金後は管理画面から予算の設定を行います。「キャンペーン予算」と記載されている部分に、1日あたりの予算を入力してください。その他、入札方法や配信方法なども同じページで設定可能です。

キーワードを決める

次は、キーワードの設定を行います。ここで設定するキーワードによってクリック数などが変わってくるため、慎重に設定しましょう。

キーワードや予算に関しては、こまめに調整しながら運用するのがおすすめです。特に運用し始めの頃は、様子を見ながら適宜変更してください。

広告文を作成する

キーワードの設定が終わったら、いよいよ広告文の作成に入ります。

❶ タイトル1
❷ タイトル2
❸ 説明文
❹ URL

以上の4点を入力し、広告を作成してください。タイトル1とタイトル2はそれぞれ半角30文字(全角15文字)以内で設定できます。

また、説明文は半角90文字(全角45文字)で入力できるので、惹きつけられるような文章を考えて設定してみましょう。

Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)を運用するポイント

Yahoo!JAPANはユーザーの年齢層が比較的高く、PCユーザーの割合が多いのが特徴です。そのため、Yahoo!のリスティング広告を運用するなら、ターゲットの年齢層が高く「BtoC」の広告が向いていると言えます。

また、低価格から運用ができるため初めてリスティング広告を使う方でも手軽に使えます。リスティング広告は簡単な登録と設定のみですぐに運用開始できるのも大きなメリットなので、短期間で効果を得たいと考えている方にもピッタリです。

Yahoo!(ヤフー)のリスティング広告(検索広告)はサポートも充実

Yahoo!リスティング広告初期設定サービス・ラーニングポータル・メール案内・電話サポートなどが用意されており、サポート体制が充実しているのも特徴です。

初期設定サービスでは無料で広告の作成や初期設定を代行してくれるため、初めての方でも安心して使えます。ラーニングポータルでは、広告運用に役立つ情報を随時配信してくれます。メールや電話でのサポートも行っており、分からないことを気軽に聞けるのが嬉しいポイントです。

Yahoo!広告はメリットが多く、効率よく成果を出せることが期待できます。ぜひこの機会に、Yahoo!リスティング広告を取り入れてみてはいかがでしょうか。

リスティング広告の費用相場と予算の決め方を知りたい方はこちら

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

リスティング広告の費用相場と適正予算の決め方を確認する

これさえ見ればリスティング広告の予算に迷わない!