Clipsを使う3つのメリット

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実際、Clipsと似たようなアプリは多数あります。
では、このタイミングでAppleが投入してきたこのアプリを使うメリットはどこにあるのでしょうか。

1. 数秒でソーシャル受けする動画を作成できる

Appleには動画作成アプリとしてiMovieをリリースしていますが、ClipsではiMovieのような複雑な編集機能は一切搭載しておらず、複数の動画や写真をつないで加工する、秒単位でのビデオ作成を想定した作りになっています。

シンプルでわかりやすい設計となっているため、動画に不慣れな方でもすぐに慣れるでしょう。

2. 標準のカメラ・写真アプリと互換性抜群になる可能性が高い

ClipsはApple製なので、iOS標準のカメラアプリや写真アプリと互換性が抜群になるのではないかと予想されています。
Clipsを立ち上げてから写真や動画を選ぶこともできますが、写真アプリを立ち上げて写真を閲覧しつつ、「選択」で任意の写真を選んでClipsに送ることもできるようになるでしょう。

3. あらゆるSNSに直接アップロード可能

「Instagram Stories」や「Messenger Day」には直接対応していませんが、インスタグラムやFacebookのフィードに直接投稿することができます。
「一定時間が経過すると消える」という機能はないため、従来行なっていた動画投稿がより簡単になるとイメージしておけば良いでしょう。

まとめ

Clipsの対応デバイスはiPhone 5s以降、新しい9.7インチiPad、iPad AirおよびiPad Proの全モデル、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)です。
iOS 10.3以降で利用することができます。
4月上旬よりApp Storeを通じて無料で提供開始される予定です。

24時間では消えない、簡単にテロップが挿入できる、といった特徴は従来のインスタントビデオ作成アプリとは異なるので、アプリがリリースされてからどのように受け入れられるかは注目したいところです。