ソーシャルでの投稿が増えてきますと、誤送信などのトラブルを起す確率は増えるものです。投稿は一度して、拡散してしまいますと、もう取り返しがつきません。投稿の共有範囲が公開なのか限定公開なのかなど、その公開範囲は意識して投稿しなくてはなりません。

ソーシャルに限らず「とりかえしがつかない」という点ではメールの誤送信もあとを絶ちません。アプリから送信する場合は、画面が小さいですので、とくに慎重に行いたいものです。

参考リンクYahoo!プロモーション広告の顧客宛てにシナジーマーケティングからメールが届いた件

本記事では、おもにアプリでの投稿時、気をつけたい共有範囲の設定についてまとめてみました。

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facebook投稿での共有範囲

facebook

facebookでは投稿ごとに公開範囲を指定できます。基本は公開ですので、公開したくない投稿の場合は、タップして範囲を絞りこみましょう。

また、facebookで気をつけたいのは、身内だけの秘密のグループに投稿してると勘違いして、メインのタイムラインに投稿してしまうことです(右図)。

facebookでは秘密であっても公開であっても、同じタイムライン上に投稿が表示されますので、秘密グループの投稿が続きますと、そこにいるかのような錯覚に陥ります。そして、間違えて公開で投稿してしまう、などがありえます。

とくにスマホでは、アプリ画面上部(右図)の、今どのコミュニティに対して投稿しているのかを、把握して送信しましょう。

LINEでの投稿の共有範囲

line

LINEは基本的にメッセージツールですので、タイムラインであっても基本誰かに送信するという作りになっています(右図)。ですので、リストを作るときに、間違ったアカウントを入れないように気をつけます。

Google+での投稿の共有範囲

googleplus

Google+は若干複雑です。

投稿自体をどの程度公開できるのか指定できます(左図)。そのときに注意したいのは、個人宛のダイレクトメッセージであっても画面デザインがまったく同じなので区別がしづらいという点です。送信時に指差し確認などするくらいで慎重でちょうど良いでしょう。

また、その投稿がシェアされてもいいのかどうかも設定が可能です(右図)。通常はもっとも広い共有範囲になりますので、限定したいときはメッセージ右上の:をタップして制限します。

YouTubeでの投稿の共有範囲

youtube

YouTubeは限定公開という特殊な公開方法があることが特徴です。限定公開とは、URLが長く複雑な文字列になり、かつ自分自身のチャンネルや動画一覧には表示されない公開方式となります。

一部の人だけに公開したいという場合に便利ですが、目的を果たしたら非公開にしておくほうが無難です(どう知りわたってしまうか管理はできないため)。

なお、YouTubeの場合、アップロード時にデフォルトで設定される公開範囲が公開です。確認後公開するという場合は注意してください。*チャンネル設定画面から、アップロード動画のデフォルト設定で非公開にしておくと良いでしょう。

その他、ソーシャルメディアでの共有範囲(拡散連携)

Twitter、Vine

twitter

TwitterやVineでは、投稿はすべて公開です。

ただ、Twitterの場合はタグ付けができますが、不用意に誰かのアカウントにひも付けてしまいますと、毛嫌いされる可能性もありますので注意してください。

Vineでは、Twitterやfacebookでも拡散するか、という設定があります。拡散範囲が広ければ広いほど、誤送信の影響も大きくなりますので注意してください。

Instagram、Evernote

insta

Instagram(インスタグラム)もTwitter(ツイッター)同様、基本は公開です。その拡散範囲やタグ付けは意識したうえで投稿しましょう。

Evernoteも共有できますが、URLがわかれば誰でも閲覧が可能ですので注意してください。公開の目的を果たしたならば、非公開にするほうが良いでしょう。

メールの誤送信、CCとBCCの違い

mail

同じメールを複数に送りたいときがあります。そのとき、複数人の宛先を入れて送信するさい、CCは送った全員にそのアドレスがわかり、BCCは送ったことさえもわからない、となります。

ですので、CCの場合は、この人にも送ったよと知らせる意味合いが強いと言えます。つまりアドレスが知られたとしても問題ない間柄のときにのみ、使って良いと言えます。

しかし、複数の取引先にメルマガのように同報メールしたいときには、絶対にBCCにしてください。そうしませんと、メールアドレスが全員に知られることとなり、個人情報漏洩となります。

参考リンク情報を漏洩しないための具体的対策|Ferret [フェレット]

上記カリキュラムに、情報漏洩保険の具体例も書かれていますが、あってはならないことですので、十分に注意してください。

やり直しがきかない誤送信のトラブルは、絶対になくししましょう。

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