Macでプレゼン資料を作成する際にほとんどの方が「Keynote」を利用されるでしょう。
画像編集や動画作成も行えるので、資料に様々な表現を盛り込みやすくなっています。
特にプレゼン資料の作成に向いており、聞き手を飽きさせないプレゼンを行いたいのであれば非常に有用でしょう。

今回は、Keynoteを使用して資料作成やプレゼンを行う際に知っておくと便利な機能をご紹介します。
もちろんこれらの小技は知らなくてもKeynoteを使用することはできますが、どれも非常に便利なものばかりです。
Keynoteを使用している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

プレゼン時に便利なKeynoteの小技6選

1.発表者ノートの利用

プレゼンを行う際、資料に記載している内容を補足しながら話すのが一般的です。

補足とは言え、いざ話し始めようとすると言葉に詰まってしまったり、何を話すか忘れてしまったり、というようなことが起きてしまいやすくなります。

言葉に詰まっても問題ないように「発表者ノート」機能を活用しましょう。
スライドの各ページに、視聴者には見えない、発表者用のメモを記入しておくことができます。

step1.

1.png
メモを記入したいスライドを開いた状態で、画面上部のメニューから「表示」を選択し、表示されたプルダウンメニューから「発表者ノートを表示」をクリックします(またはショートカットキー「command+shift+P」でも同様の操作が可能です)。

step2.

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するとスライド下に空白のノートが表示されますので、ここにメモを入力してください。
これで、プレゼン中に緊張して何を話すのか忘れてしまった、などの場合でも慌てずに対応することができます。

ただし、この機能はあくまでも補助機能として利用することをオススメします。
プレゼン中に視聴者の方を見ずにパソコンの画面ばかり見ていては、あまりよい印象を与えないからです。
念のためにメモを記入しておき、万が一内容を忘れてしまった場合に利用するようにしましょう。

2.発表者ディスプレイのカスタマイズ

基本的にプレゼン中のパソコンの画面は、スクリーンなどに投影している画面と同じ画面が表示されています。
そのままでも十分にスムーズなプレゼンを行うことができるのですが、より発表を行いやすくするために「発表者ディスプレイのカスタマイズ」という機能があります。

この機能を使用すると、投影している画面以外に次に表示する予定のスライドやスライド進行のインジケータなどが表示されるため、プレゼンを進行しやすくなります。

また、先にご紹介した「発表者ノート」の機能をさらい使いやすくすることも可能で、ドラッグ&ドロップすることで画面上の見やすい位置にノートを移動させることもできます。

step1.

3.png
プレゼンで使用する資料を表示し、画面上部のメニューから「再生」を選択、表示されたプルダウンメニューから「発表者ディスプレイをカスタマイズ」をクリックします。

step2.

4.png
発表ディスプレイが表示されます。
上画像はデフォルトの状態のものです。

「発表者ディスプレイをカスタマイズ」のボックス内で、どの項目をディスプレイ上に表示したいのか選択してください。
ディスプレイ上に表示されている要素はすべて、ドラッグ&ドロップで見やすい位置に移動させることができます。

なお、発表者ディスプレイを使用してプレゼンを行う際は「発表者ディスプレイが有効」になっているかを必ず確認してください。
有効でない場合、いざプレゼンを開始しても発表者ディスプレイが表示されません。

確認方法は簡単です。

step1.

5.png
まずプレゼンに使用する資料を開き、画面上部のメニューから「Keynote」を選択、表示されたプルダウンメニューから「環境設定」をクリックします。

step2.

6.png
すると環境設定の画面が表示されますので「スライドショー」をクリックし「表示時」の「発表者ディスプレイを有効にする」にチェックが入っているか確認します。

3.Keynote Live

2016年9月にリリースされた「iOS10」以降、Keynoteでは「Keynote Live」という機能が使用できるようになっています。
これは、Keynoteの画面を共有することができる、という機能で、プレゼンを行う際に画面を視聴者にリアルタイムで見せることができるものです。

対面でプレゼンを行う際にはあまり必要ではありませんが、例えばSkypeやChatWork Liveなどを使用して、リモートでプレゼンを行いたい場合には、あらかじめファイルを送信しておく必要がないため、非常に便利です。

step1.

7.png
まず、共有した資料を開いた状態で画面上部のメニューのうち「共有」を選択し、表示されたプルダウンメニューから「Keynote Liveを使用」をクリックします。

step2.

8.png
資料を保存していない場合、ここで一度保存する必要がありますので、表示されたボックス内でファイル名やタグ、管理場所を設定して「保存」をクリックしてください。

step3.

9.png
続いて「ようこそKeynote Liveへ」という画面が表示されますので「続ける」をクリックします。

step4.

10.png
Keynote Liveを使用するためには作成した資料をiCloud上に移動させる必要があります。
表示されたボックス内の「iCloudに移行」ボタンをクリックしてください。

step5.

11.png
数秒待つと「スライドショーの準備ができました」というメッセージが表示されます。
ここで「閲覧者に参加を依頼」をクリックすると、表示されたプルダウンメニューから共有方法を選択することができます。

「詳細設定」をクリックすると、スライドショーに付与された共有URLを確認することができますので「閲覧者に参加を依頼」をクリックして表示された共有方法以外で共有する場合は、このURLを送信してください。

資料にパスワードをかけて、閲覧者がスライドショーを閲覧する際にパスワードを要求することもできます。
パスワードをかけたい場合は「パスワードを要求」にチェックを入れてください。

step6.

12.png
パスワード設定ボックスが表示されます。
任意のパスワードを入力し、すぐ下の「確認」に設定したパスワードを再入力して「パスワードを設定」をクリックすれば、設定完了です。

4.ショートカットキー

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プレゼン中、カーソル操作をすることにもどかしさを感じることはないでしょうか。
ショートカットキーを覚えて使いこなせるようになると、よりスムーズに発表を行うことができます。

ショートカットキー一覧は、発表者ディスプレイ表示時に「?」キーを押すと表示されますので、確認してください。

これらのショートカットキーの中でも、特に注意が必要なキーが「X」キーです。

「X」キーを押すと視聴者に見せたい画面(主ディスプレイ)と、発表用に見たい画面(発表者ディスプレイ)が切り替わってしまうため、メモなどを含む発表者ディスプレイがスクリーン上に投影されてしまいます。
誤って押してしまわないように注意してください。

5.iPhoneでのリモコン操作

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App Store

Mac上でKeynoteを使用してプレゼンをするなら、iPhoneでのリモコン操作「Keynote Remote」機能がオススメです。
リモコン操作をすれば、例えば次のスライドを表示したい場合にわざわざカーソルやパソコンのキーを押すことなく、iPhoneですべて操作することができます。

iPhoneで操作できると、プレゼンの間パソコンの前から動けない、ということがなくなるため、動きながら話すことができます。

「Keynote Remote」を利用する際は、プレゼンに使用しているMacパソコンとiPhoneが同じWi-FiまたはBluetoothに接続されていることが条件となります。

step1.

17.png
iPhoneでKeynoteアプリをインストールして起動したら、画面上に表示されている上画像赤枠部分のアイコンをタップします。
すると「Keynote Remote」という画面が表示されますので「続ける」をタップしてください。

step2.

18.png
次の「Remoteを設定」という画面で、Wi-FiまたはBluetoothに接続されます。

step3.

19.png
この時、同時にパソコン側での設定も行う必要があります。
iPhoneでリモコン操作をしたい資料をひらき、画面上部のメニューから「Keynote」を選択して表示されたプルダウンメニューから「環境設定」をクリックします。

step4.

20.png
「Remote」をクリックして「有効にする」にチェックを入れると、同じWi-FiまたはBluetooth下にあるiPhoneが表示されますので「リンク」をクリックしてください。

step5.

21.png
リンクされると、パソコン上・iPhone上共に数字が表示されます。
どちらも同じ数字が表示されていることを確認したら、パソコンでもiPhoneでも構いませんので「確認」をタップすると接続完了です。

step6.

22.png
接続されると、iPhone上でスライドを移動させるだけではなく、ペンアイコンを使用してスライド上に書き込みを行うこともできます。

6.WindowsパソコンでKeynoteを閲覧する方法

Keynoteで作成した資料を、Windowsのパソコンで閲覧する方法です。
PowerPointで作成された資料をKeynoteで閲覧する際は特に設定など必要ありませんが、Keynoteで作成した資料をPowerPointで閲覧する際は、作成者側で少し設定が必要になります。

step1.

13.png
まず共有したいKeynoteファイルを開き、画面上部のメニューから「ファイル」を選択、表示されたプルダウンメニューから「書き出す」にカーソルを当てて「PowerPoint」をクリックしてください。

step2.

14.png
書き出しメニューが表示されますので、そのまま「次へ」をクリックしてファイル名などを入力すれば変換完了です。
ファイルを開く際にパスワードを要求する場合は、ここで「開くときにパスワードを要求」にチェックを入れて設定してください。

まとめ

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Keynoteには便利な機能が多々搭載されています。
特に今回ご紹介したプレゼン時に便利な機能は、知っておくだけで発表の際にもたつくことなくスムーズに進められます。

発表者ノートを活用すれば、万が一緊張して頭が真っ白になってしまった場合でも、慌てず対応することができます。

今回ご紹介した機能はどれも、知っていれば誰でも簡単に使いこなせるものばかりです。
Keynoteを使用している方は、ぜひプレゼンを行う前に一度これらの機能を試してみてはいかがでしょうか。

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