失敗する企業の6つの共通項

最後に、失敗する企業の共通項を紹介します。

1.手段が目的になっている

リスティング広告やFacebook広告をやれば何件取れる」ではなく「何件取るためにこの広告を配信し、それが何件の契約になる」という視点を持つことが重要です。あくまで目的のために手段があるということです。

2.Webといった瞬間に別物と考える

Webは画面上で見ているからリアルとは違うと考える方がいますが、そんなことはありません。消費者行動自体はリアルでもWebでも同じように行われていることを理解しましょう。

3.マーケティング=集客と考える

マーケティングというと、人をWebサイトに呼ぶことだと考えている方がたくさんいます。しかし、大事なのはWebサイトに呼んでからどう商品を買ってもらうかという点です。そこまで考えることがマーケティングだと思っていただきたいです。

4.部分最適で評価している

1つひとつの手段や施策について評価していて、全体の評価をしていないことがあります。これは人を見た目だけで判断しているのと一緒です。なのでそこは、全体で評価できる方法を考える必要があります。

5.リスクをとることばかり考える

「SNSを企業がやると炎上するのでは」と言ったようなリスクばかり考える方もいますが、はっきり言って問題ありません。炎上は簡単に起こせるものではないからです。ここはリスクをとるよりも、実施することに意味があります。

6.新しいプラットフォームを魔法の杖と考える

「Facebookには人がいるから広告を出せば売れる」ではありません。あくまでFacebookやGoogleもユーザーが会してきて、そこに企業がお邪魔をするスタンスです。そのため、自分たちの商品をどのように届けるかというメッセージ性が重要になってきます。

まとめ

スマートフォンの普及により、コンテンツの数は爆発的に増え続けています。また、ユーザーが検索する回数も同じように増加しています。しかしながら、多くのユーザーはまだまだ求めているコンテンツに出会えていないのが現状です。

中小企業におけるWebマーケティングは、自社ユーザーのニーズを理解した上で価値のあるコンテンツを発信し続けることとが重要です。