本記事で学ぶ内容

・LINE＠とLINE公式アカウントの違いについて理解できる。
・自社にとって最適なLINE公式アカウントのプランを選択できる。

もともと、LINEのビジネス向けアカウントには、

  • 個人、中小企業向けの「LINE＠」
  • 大企業向けのLINE公式アカウント

の2つが存在していました。

「LINE＠」は2020年2月に「LINE公式アカウント」に統合され、サービスも移行しています。そのため「LINE＠」を利用していた場合「LINE公式アカウント」として引き続き利用可能です。

LINE公式アカウントには現在3つのプランが用意されています。プランごとに配信できるメッセージ数や追加メッセージ機能の有無が異なるため、料金と比較しながら最適なプランを選ぶようにしましょう。

LINE＠とLINE公式アカウントの違い

LINE＠と公式アカウントの違いは、導入費用とアプローチできるユーザーの規模感です。

LINE 公式アカウント LINE＠
有効友だち数 無制限 〜10万人まで
メッセージ送信数への課金 月1000通まで無料 なし
公式アカウント一覧掲載 ◯ △（認証済みアカウントのみ）
メッセージ送信 ◯ ◯
リッチメニュー ◯ ◯
スポンサードスタンプ ◯ ✕
ダイレクトスタンプ/ミッションスタンプ ◯ ✕
タイムライン投稿 ◯ ◯

参考：LINE Business GuideLINE NEWS 2023年 4月-9月版 媒体資料

LINE＠は中小企業・個人向け

LINE＠は、月額0円から利用できました。プランごとに「友だち数」「メッセージ配信数」「タイムライン投稿数」に上限があり、音声や動画での配信など一部機能の制限によって段階的に料金が変わるものの、現在のLINE公式アカウントに比べると安価に運用できるサービスでした。

LINE公式アカウントは大企業向け

LINE公式アカウントは数千万人の友だち数を保有する企業もあり、マスメディアのように多くのユーザーにアプローチできるアカウントです。

また、スポンサードスタンプと連動が可能なことも大きな特徴で、これにより、さらに友だち数の増加が見込めます。

参考：LINE公式アカウント | 事例

料金プラン

●LINE公式アカウント：

フリープラン/0円〜月
ライトプラン/5,000円〜月
スタンダードプラン/15,000円〜月
※2023年4月現在

参考：LINE公式アカウント | 料金プラン

●LINE＠：5,400円〜/月

※無料プランも有り
※2018年1月〜3月時点の価格

サービス統合前までは、マス広告的に多くのユーザーにアプローチしたい場合はLINE公式アカウント、費用を抑えつつ、友だちを増やしながらアプローチをしたい場合はLINE＠を運用するといった使い分けがされていました。

まとめ：LINE@との違いを理解してLINE公式アカウントを有効に使おう

今回ご紹介した「LINE＠」と「LINE公式アカウント」は、LINE上でユーザーとコミュニケーションを図ることに変わりはありません。ただ、アプローチしたいユーザー数によって費用や機能に違いがありました。

今後は、LINE公式アカウントというツールを活用してどのようにビジネスを広げていきたいのかを、予算と合わせて検討してみることをおすすめします。