インサイドセールスの成果を分ける、ツール活用と情報収集術
インサイドセールスが見込み顧客へアプローチする際に、営業支援ツールの活用は欠かせません。しかし当然ながら、ツールを活用するだけで成果につながるわけではありません。
CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を提供する株式会社プレイドでは、どのような取り組みをしているのか。インサイドセールスを担当されている髙橋哲也氏、堤貴宏氏に伺いました。
プロフィール
- 髙橋 哲也 氏
- 株式会社プレイド SDRマネージャー
- 新卒でソフトバンク株式会社へ入社し法人営業に従事、主にエンタープライズ企業及びグループ会社へ提案活動を実施。その後レバレジーズ株式会社へ転職、『レバテックキャリア』というITエンジニア特化型の人材紹介事業の第二創業期フェーズで法人営業に従事。ITコンサルティングやSIer領域の支援拡大を図るべく、対象領域の開拓からご支援もリード。 パブリッククラウドの可能性を感じ日本オラクル株式会社に転職。Oracle Cloud Infrastructureという当時後発にあたるパブリッククラウドを、主にSMBへ展開するチームにて法人営業に従事。その後外資系ストレージ企業へ転職し、株式会社プレイドには2022年1月に参画。入社当初はSalesに従事していたが、大きな組織変更のタイミングでISチームを再度立ち上げる話が上がり、新たなチャレンジとしてISへキャリアチェンジ。BDRに従事後、SDRマネージャーとなり現在に至る。
- 堤 貴宏 氏
- 株式会社プレイド ヴィジュアル系インサイドセールス
- 高校卒業後、世界的に活躍するギタリストMIYAVIに弟子入りし修業した後、ミュージシャンとして活動。赤坂BLITZでワンマンライブを成功させた実績を持つヴィジュアル系バンド「シリアル⇔NUMBER」に在籍。カラオケに約50曲の収録もされている。引退後、複数社でインサイドセールスの立ち上げを成功させた後、コンサルタントとして支援も行う。 ITmediaでインサイドセールスコラム連載や、国内最大規模のインサイドセールスカンファレンス「Inside Sales Conference」への登壇、タワーレコード主催「TOWER ACADEMY~ファンを増やすためのSNS戦略講座~」にて講師も務めた。 マイナビが運営するメディア「ミーツキャリア」での記事執筆などで、セカンドキャリアの考え方も発信している。2023年にはテレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』へ出演。株式会社プレイドには2023年10月に参画。
目次
インサイドセールスの体制
ferret:
プレイド社のインサイドセールスは、どのような体制で運営していますか。
髙橋:
これまで「BDR」と「SDR」の組織にわかれていましたが、6月からひとつの組織になりました。以前は5名ずつの体制で、SDRは「お問い合わせ」と「資料請求」をしてくださったお客様へのフォローを担当し、BDRはそれ以外全てのチャネルをカバーしていました。
ferret:
6月から「BDR」と「SDR」を同じ組織にしたのは、どのような背景からでしょう。
髙橋:
昨年から業界ごとに営業組織を作るインダストリー制を進めていて、それを強化するためにBDRとSDRを同じチームにしました。受注につながる良質な商談を作るために、より適切な配置にしたということです。
エンタープライズ企業向けのハイタッチのコミュニケーションを強化していくためにアウトバウンド業務を強化していきたい、という理由もあります。
大きな改善ポイントは一人当たりの担当インダストリー数です。以前はBDR5名で複数インダストリーを担当していましたが、変更後は1名あたり最大2インダストリーの担当となるため、よりインダストリー戦略に集中できる体制になります。
BDR・SDRが使っているツールとその活用法
ferret:
このインタビューでは区別をしやすくするため、以前の「BDR」と「SDR」という名称で進めさせてください。
まず、SDRではどのようなツールを活用されていますか。
髙橋:
主に使っているのは
- Salesforce
- Account Engagement (旧Pardot)
- KARTE
- FORCAS Sales
- ZoomPhone
- eeasy
などです。
「Salesforce」をCRMの軸として、メール配信には「Account Engagement」を使っています。
「Account Engagement」でお問い合わせフォームを作っていて、そこからお問い合わせなどがあった場合は、Slackに通知が来るように設定しています。
弊社のプロダクト「KARTE」は、サイトにきたユーザーの行動を細かくトラッキングできるのでインサイドセールスでも利用しています。どのページを何秒間見たかなどを確認し、何に興味を持っているのかの仮説を持ったうえでコミュニケーションをスタートしています。2回目以降の来訪も検知できるので、訪れたページと、訪れた方の属性を見て架電をするかどうか判断しています。架電する際は5分以内にかけることが多いですね。
出典:CX(顧客体験)プラットフォーム【KARTE(カルテ)】
電話のコミュニケーションは「Zoom Phone」を使ってログを残し、お客様と定期的にコミュニケーションをしています。商談の日程調整には「eeasy」を利用しています。
ferret:
BDRではいかがでしょう。
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