音声広告のメリット

shutterstock_769335463.jpg

音声広告には様々なメリットがあります。

「ながら聞き」が可能

音声や音楽など聴覚に働くコンテンツは、「朝の出勤時間」や「家事をしている時間」など耳が空いている状態ならいつでも楽しめるため、消費者の生活の一部となっています。

その中に音声広告を入れることでごく自然に宣伝ができ、動画コンテンツのように音声をオフにされることもほとんどありません。

ターゲティング効果が高い

消費者はラジオのように流れてくる番組を一方的に聴くのではなく、SpotifyやVoicyなどで好きな音楽やテーマ、配信者を選べます。そのため音声広告エンゲージメントの高いユーザーに触れやすいのです。

さらに、ユーザー属性や位置情報などから最適な広告を配信するターゲティングも可能に。いわゆるリスティング広告と同じことが、音声広告でもできるようになっています。

音声広告はどこに配信すればいいの?

市場規模が拡大しつつある音声広告ですが、すべての音声・音楽配信サービスで広告が出せるようになったわけではありません。現在有力な音声広告の配信先をご紹介します。

Spotify

2006年に開局、日本では2016年にサービスを開始した世界最大手である音楽ストリーミングサービスです。2018年の時点でユーザーは約1億7000万人、有料会員は約7500万人で、スマホやタブレットはもちろん、パソコンやゲーム機などのデバイスでも使用できます。

音楽発見サービス - Spotify

Voicy

2016年にサービス提供を開始したVoicyは「声のブログ」とも言われており、パーソナリティが自由にフリートークやニュースを配信するサービスです。インフルエンサーの参入もあり2018年には利用者は30倍にまで増え、資金の調達や上場企業のスポンサーも獲得しています。

Voicy - 今日を彩るボイスメディア

radiko

日本のラジオ放送をオンラインでライブストリーミングするサービスで、2010年にスタートしました。ラジオ番組をスマホやパソコンで楽しめ、地域に縛られず数多くの番組の中から選べる自由度の高さも特徴です。2018年時点でアプリの累計ダウンロード数は2000万を超え、月間ユニークユーザー数も1000万人となりました。

radiko

音声広告の成功事例

shutterstock_463411721.jpg

まだまだ音声広告の企業事例は少ないですが、音声広告を導入したことで成功した事例があります。

広告サービスのDoubleClick Bid Managerは2018年に音声広告の配信をスタートしました。MightyHiveがその音声広告を利用してみたところ、スマホやパソコンから750万回以上のインプレッション獲得や7,500回以上の達成し、95%以上の広告完了率を達成しました。

【ニュース】DoubleClick Bid Managerで音声広告の提供開始

音声広告ではインプレッション数やエンゲージメント数なども確認できるため、PDCAが回しやすく、より効果的に広告訴求をすることが可能です。