雑貨からファッション、アクセサリー、コスメ、そしてフード、ドリンクまで!最新事例

1. 【雑貨】北欧、暮らしの道具店

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出典:北欧、暮らしの道具店|Instagram

北欧をはじめとする様々な国で作られたインテリア雑貨や、オリジナル商品ブランドのアイテムなどを取り揃えるECサイト「北欧、暮らしの道具店」。Instagramでは新商品や再入荷情報を毎日配信しています。そこに「ShopNow」機能を活用したことで、まさに「パルス消費」を促進しています。

また、「北欧、暮らしの道具店」では、YouTubeチャンネルの展開やSpotifyでのPodcast番組配信、プレイリスト配信などさまざまなマルチメディア戦略で独自の世界観の醸成・認知拡大に力を入れている様子も伺えます。

2.【ファッション】80s Casual Classics

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出典:80s Casuals Classics|Instagram

ファッションブランドの「ShopNow」導入事例は、ZOZOTOWN、UNIQLO、GU、無印良品、addidasなど日本国内対応企業だけでも無数にありますが、ここでは少しニッチな海外事例を紹介します。

イギリスのECセレクトショップ「80s Casuals Classics」のInstagram。「80s Casuals」とは、1980年代にイギリスのフーリガンの間で流行したファッションスタイルの一つで、現代でも根強いファンが世界各地に存在します。そのスタイルを現代に継承し、ECやInstagramで「80s Casualsファッション」の世界観を発信し続けているアカウントです。

Instagram上で、ニッチな世界観を反映したハッシュタグ付き投稿とは、熱狂的なファンに刺さりやすいもの。また、ニッチな商品を提供できるアカウントであるからこそ、その商品に出会ったユーザーは「あっ、これいいな!今すぐ買っておいたほうがいいかも!」と「パルス消費」につながりやすいと推測できます。

そしてこの事例は、メガブランドでなくても、社内で体制づくりさえすれば、Instagram上で世界中のユーザーに商品を見てもらえるチャンスを広げることができる、という好例でもあります。

3.【化粧品・スキンケア】@cosme

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出典:@cosme公式|Instagram

化粧品・スキンケアも、「ShopNow」導入の多いジャンル。特定のブランドのアカウントでは、モデルにメイクを施した顔写真のアップや、商品写真を交えながら、ブランドの世界観を伝える、そこから購入に誘導する、というスタイルの運用が多くなっています。

一方、この「@cosme」は、コスメの総合口コミサイトなので、商品そのものにフォーカス。そして、まるで百貨店のコスメフロアのように数多くのブランド商品を横断して見る、買うができる点が特徴です。

もともとは口コミサイトだった「@cosme」ですが、その後の「@cosmeストア」の展開と、Instagramの「ShopNow」機能をうまく結びつけて、さまざまなチャネルから自社サイトに誘導できている事例だと言えます。

4.【眼鏡】Zoff

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出典:Zoff|Instagram

眼鏡メーカー「Zoff」や「JINS」なども「ShopNow」機能を導入しており、Instagram上のモデル着用写真などから眼鏡やサングラスを注文できるようになっています。

2019年12月に大阪で開催された「Instagram Day Osaka2019」では、眼鏡・サングラス・コスメに関して将来的にInstagram上でAR技術による試着機能が実装される、というビジョンも発表され、海外のファッションやコスメブランドでは既にこの試着機能を導入している事例もあります。

InstagramのARフィルター「Spark AR」をマーケティングツールとして活用する方法とは?

InstagramのARフィルター「Spark AR」をマーケティングツールとして活用する方法とは?

ARフィルターは、実際の写真にエフェクトをかけて加工ができる技術です。特にInstagramのARフィルターにおいては、他のSNSに比べてユーザー数の多さや今後の成長も期待されるサービスであるため、企業がマーケティングツールとして活用する機会が増えてきました。今回は、InstagranにおけるARフィルター「Spark AR」の活用方法とSpark ARを活用した企業事例を紹介します。

5.【アクセサリー】JAM HOME MADE

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出典:JAM HOME MADE SHOP | Instagram

東京・千駄ヶ谷に小さな実店舗を構え、自社ECとZOZOTOWNだけで展開しているアクセサリーショップ「JAM HOME MADE」。Instagramでも「ShopNow」機能を活用し、アクセサリーやTシャツ、バッグなどの投稿写真から積極的に自社ECへ誘導を試みています。

全国各地に実店舗を多数構えているようなメガブランドという訳ではありませんが、スモールビジネスでもInstagramの「ShopNow」機能を使うことで、商圏を全国に広げてユーザーにリーチできる好例と言えるでしょう。

6.【意外な活用|フード&ドリンク】

ここからは、少し意外とも思える「ShopNow」事例を紹介します。ファッションやアクセサリー、コスメなどがInstagramから「ShopNow」で直接買える、というのは比較的想像しやすいと思いますが、今や「ShopNow」はフード・ドリンクの分野にも広がっています。
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出典:京都・宇治 抹茶スイーツ 伊藤久右衛門|Instagram
宇治抹茶スイーツのお取り寄せで知られる「伊藤久右衛門」のInstagramでは、わらび餅などのスイーツを投稿写真から直接買うことができます。

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出典:fitfood_home|Instagram
シェフが手作りした冷凍弁当を宅配で提供する「fit food home」も「ShopNow」機能を活用。

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出典:postcoffee.co|Instagram
また、コーヒーのサブスクリプションサービス「postcoffee」も同様に「ShopNow」機能を利用して、コーヒーの詰め合わせボックスの購入を促すなど自社サイト訪問のきっかけをInstagram上で作っています。

7.【意外な活用|テレビショッピング】

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出典:shopjapan_official|Instagram

続いて意外と思えるのが、テレビショッピングのInstagram公式アカウントでの「ShopNow」機能利用です。テレビショッピングは今や、テレビ以外にも入り口を広げ、さまざまなチャネルから商品を認知・購入できる仕掛けを作っていることが伺えます。

「ショップジャパン」のInstagramアカウントでは主にグルメや、調理家電の紹介が多いようです。同業種の「QVCジャパン」でもInstagram「ShopNow」機能を利用しており、こちらはコスメ、ファッション、アクセサリーの紹介が目につきます。