ferret編集部:2015年6月24日の記事を再編集しています

インターネットが発達し、多種多様なWebサービスが存在する今、Web上での集客方法は多岐に渡ります。
その中で、どのようなアプローチ方法があってどのように使い分ければいいのか、それぞれの施策がどのような相関関係があるのかをすべて理解するのは簡単なことではありません。

その理解を助けるのに役立つのが「トリプルメディア」という概念です。
トリプルメディアは、Web上でのアプローチ方法を体系立て、互いの相関関係も明確にしているため、全体の構造を理解しやすくなります。

今回は、トリプルメディアの概要をご説明します。

トリプルメディアとは?

トリプルメディアとは、「オウンドメディア・アーンドメディア・ペイドメディア」の総称です。
企業と消費者との接点となり得る媒体を整理し、3つに分類したフレームワークで、日本では2010年頃から徐々に注目を集めるようになってきました。

オウンドメディア

オウンドメディア(owned madia)とは、企業が運営するメディアを指します。
コーポレートサイトやネットショップ、企業ブログなど、自社が保有するメディアは全てオウンドメディアに分類されます。

主なオウンドメディア

・コーポレートサイト
・ネットショップ
・自社ブログ
・スマホサイト
・メルマガ

多くの企業がコーポレートサイトを保有されていますが、ユーザーと出会う機会を増やすには自社ブログも導入すると良いでしょう。
また、スマホ対応は必須です。スマホユーザーが増えている一方でパソコンユーザーは減少しており、更にGoogle検索エンジンもモバイル対応しているホームページを優先して表示させるアルゴリズムに更新されています。

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近年は、オウンドメディアのなかでも自社サービスに関連する分野の情報を配信するメディアを持つ企業が多く、直接的な収益ではなく見込顧客の獲得を目的に運営されるタイプが増えています。

関連:
大手企業だけじゃない!全ての事業者が運用するべき「オウンドメディア」とは?

アーンドメディア(ソーシャルメディア)

アーンドメディア(earned media)とは、共感と共有を生むメディアを指しており、主にFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアCGM(Consumer Generated Mediaの略。
ユーザー発信の情報がメインコンテンツとなるメディアや口コミサイトなどが該当します。

主なアーンドメディア

・Facebook
・Twitter
・Instagram
・LINE
・ブログサービス
・口コミサイト

ビジネスに活用しやすいソーシャルメディアとしてFacebookが圧倒的ですが、アクティブ率の高いLINEも非常に有用視されています。
それぞれのソーシャルメディアで属性が違うため、ターゲットユーザーが最も利用していると考えられるソーシャルメディアを選定しましょう。

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ペイドメディア

ペイドメディア(paid media)とは、企業が料金を支払って広告を掲載するメディアを指します。
ネット広告にも多種多様なメニューが存在しているため、費用対効果を厳密に測定できる分、よりターゲットユーザーに合わせた広告媒体を選定する必要があります。

インターネット広告の種類についてはこちら
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3つのメディアの関係性を理解する

3つのメディアの関係性を理解する

トリプルメディアにはそれぞれ異なる特徴があり、お互いに補完しながら成り立っています。
例えば、ペイドメディアは短期的な集客が得意ですが、ユーザーとのコミュニケーションや関係性を維持することやブランド構築には不向きです。
ユーザーとのコミュニケーションであればアーンドメディアで、ブランド構築であればオウンドメディアで補完できます。

それぞれのメディアの特徴を把握し、バランスよく利用することでよりWebマーケティングを最大化できるようになります。

まとめ

トリプルメディアというフレームワークに沿って考えると、メディア群の全体像を把握しやすくなります。
一方で、3つのフレームワークに厳密に分類することが難しい状況にもなってきています。
例えば、ソーシャルメディア最大手であるFacebookは、一般的に考えればアーンドメディアに分類されますが、広告も提供しているため、その意味ではペイドメディアとも言えます。
また、ネット広告は基本的にはペイドメディアに分類されますが、ネイティブ広告や動画広告のように、自社コンテンツありきの形式はオウンドメディアとも言えます。
このように、あらゆるメディアの境界線が取り払われてきていますが、各メディアの基本的な特長が理解できていれば、どのように変化しても混乱しにくくなるでしょう。

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