インデックスに影響を与える要因5つ

2010年に実施されたカフェインと呼ばれるインデックスシステムの刷新によって、Googleは新しいページを発見するとすぐにインデックスをする仕組みを作り上げています。

しかし、ウェブ担当者としては一刻も早くインデックスしてもらいたいと思うものです。
インデックスに影響を与える要因としては、Fetch as Googleサイトマップコンテンツの更新頻度、Ping送信、ソーシャルメディアなどがあります。

1.Fetch as Google

Fetch as Googleを使用すれば確実にクローラーがリクエストしたページに訪れてくれます。
Fetch as Googleは、Search Consoleのダッシュボードで[クロール] > [Fetch as Google]をクリックすると表示されますので、クロールさせたいページURLを入力します。

fetch as google

ただし、Fetch as Googleを実行した後のインデックス送信には上限数が定められており、単一のURLで使用する場合は月に500回、そのURLからリンクしているページも含む複数のURLをリクエストする場合は月に10回までとなっています。

新規コンテンツを公開する度にFetch as Googleを使用する必要はありませんので、ウェブページに大きな変更を加えたなどの特別な状況で使用します。

ちなみに、Fetch as Google以外にも、同様の機能を持ったページがあります。使ってみてはいかがでしょうか。
参考:新規作成ページや更新したページのURLをGoogleに通知する方法4選 | アソビズム

2.サイトマップの送信

サイトマップを送ることもインデックスの促進に役立ちます。
WordPressサイトの場合は、Google XML SitemapsYoast SEOなどのプラグインを使用すれば、新規投稿と同時にサイトマップを更新してGoogleに通知してくれます。

3.コンテンツの更新頻度

コンテンツの更新頻度が高ければ、クローラーの訪問頻度も高まります。何カ月も更新しないサイトと毎日更新するサイトのクロール頻度が異なるのは当然です。

高品質なコンテンツを定期的に更新していれば、自然とクロール頻度が増加してインデックスに結びつきます。

4.Ping送信

依然としてPing送信やRSS配信もインデックスの促進に役立ちます。
WordPressサイトの場合は、ダッシュボードの[設定] > [投稿設定]から、「更新情報サービス」の項目でPing送信の設定をすることができます。
Ping

5.ソーシャルメディア

TwitterやFacebook、Google+などのソーシャルメディアの要因は、ランキングのアルゴリズムに今のところ利用されていません。しかし、インデックスのスピードを高める可能性があります。

特にTwitterGoogleは2015年に2度目の提携をしていますので、ツイート内容をランキング要因として使用していなくても、URLの発見に活用している可能性があります。
コンテンツの新規投稿時に、記事のURL含んだをツイートするといいかもしれません。