B-SKET Batch4採択企業によるSaaSプロダクトのプレゼンテーション&デモ

ここからはBatch4採択企業全5社による、SaaSプロダクトのプレゼンテーション&デモが行われました。参加者は、最も期待できるスタートアップを選択し、一社に投票をし、このイベント終盤で受賞結果が発表されます。

①塗料・塗装業界の生産性を劇的に上げるSaaS「Paintnote」(Engo株式会社)

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プロダクト紹介

塗装業界とは、実は年間約2兆流通しており、意外と大きな市場を形成しています。
「製造メーカー」「塗料販売店」「塗装店」将来的にはこれら全てに対しサービスを提供することをビジョンに掲げ、まずは中間販売店にSaaSを提供しようとしています。

この中間販売店業務というのは基本的に赤字で複数の課題を抱えています。

①商品数が膨大(3名規模でも2万点)
②安全管理のためなどの転記作業が多発(業務の87%がアナログ作業)
③各塗装店からの問い合わせ内容が曖昧

これを解決する販売店特化のSaaSであり、

・受注のステップを時間削減
・手動転記もほぼなくす
・全受注の一元管理
・スムーズにミス無く業務

上記のような課題解決により、人件費削減の展望がある、と語りました。

創業チームは実際に塗料販売店・塗装店で働いた経験を持ち、現場の課題感を実地で学んだスタートアップチームでもあります。

今後は、EDI(受発注システム)もリリース予定と語りました。

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B-SKETでの成果

  • メンバー全員の目線が一致した
    (長期的な共通の目線を持ち、議論の質が向上)
  • 起業家から事業家への一歩を踏み出せた
    フレームワークを用い、再現性を持って経営を行う土台ができた)
  • 同期の仲間に恵まれた
    (各々が学んだフレームワークをどう活用するかなど、今後の学びも大きそう)

②カスタマーサクセスをエンパワーメントするSaaS「Onboarding」(株式会社STANDS)

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プロダクト紹介

今後あらゆる産業がSaaS化していく中「テクノロジーで顧客に愛されるプロダクトを増やす」をミッションに掲げています。

サービスを契約しても「どこからいじっていけばいいのか全然わからない」という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。創業者は前職でもSaaSを提供する会社に勤めていたとのことですが、当時、顧客離反を目の当たりにして大変ショックだったと語ります。そして、ユーザーが離れると戻ってくることはほとんどないのが現実です。

カスタマーサクセス(CS)の課題とは、ユーザーが増えるほどサポート人数も数多く必要になりますが、一人あたりフォローできる人数には限界があり、事業成長できない課題にぶち当たる、という点にあります。

また、サポートセンターには導入・利用に関して何度も同じような問い合わせが繰り返し寄せられ、CSのスタッフがクリエイティブに使うべき時間を使えていない現実もあります。

「Onboarding」は、これらの課題を解決するSaaSであり、CSとカスタマーを結び、双方がハッピーになれる仕組みです。

CSのスタッフはプログラミングの知識がなくても直感的に操作ができ、ユーザーにとっては直感的にサービスを使いこなせるようになります。そして、ユーザーが離反していくリスクを下げLTVを上げていきます。

  • 導入・定着を効率化
  • 問い合わせを削減
  • LTV向上

上記のような特長を持ち、BtoB SaaSの知見が豊富なメンバーで創業しています。
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B-SKETの成果

  • SaaS経営のための広い視野
    (すべての領域の実務、特に弱点に踏み込んだメンタリング)
  • 組織の底上げ(よりチームとして強くなるための目線合わせ)
  • 同期とのつながり

③DXをまるなげ「DXソーシング」(株式会社batton)

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プロダクト紹介

「うまい!やすい!はやい!」を謳い、「DX業界の吉野家」を目指そうとしている、と語ります。

同社はRPA(=パソコン作業を自動化するツール)の会社として運営してきましたが、DXができない会社がたくさんある現実を目の当たりにしたと言います。

例えば、営業とシステム担当者の間での、日常業務内容の引き継ぎと整理・運用。
日々の業務をDXしたくても立場が違えば目線が違うのでいがみ合いが起きてしまうものです。

そこでRPAツール提供のノウハウを活かし、DX(パソコン作業自動化)とアウトソーシング(外注)のいいとこ取りをしてかけ合わせたのが「DXソーシング」です。

同社でロボットセンターを抱え、そこをマネジメントしていきます。お客様側は、まるでスマホを操作するようにとても簡単なUIでRPAツールでできる自動化作業を果たせます。お客様のコストが下がり、付加価値業務に専念してもらえる、という仕組みです。

日本のDXを後押ししていく、アウトソーシング会社の黒子業務(業務の自動化委託)も視野に入れている、と語りました。

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B-SKETでの成果

以前は営業・売り手の立場に寄り過ぎなところがあったが、カスタマーサクセス、ユーザー視点に180度視点が変わるよう鍛えられました。

④業界初の販売代理店特化型BtoB SaaS「PartnerSuccess(パートナーサクセス)」(パートナーサクセス株式会社)

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プロダクト紹介

「代理店営業からパートナーサクセスへ」というビジョンを掲げて事業に取り組んでいます。「PartnerSuccess(パートナーサクセス)」は、代理店営業を最大化する代理店営業管理クラウドで、これは業界初の販売代理店特化型BtoB SaaSです。

代理店営業というと実は3大販売チャネルに該当し、「Web販売」「直販店販売」「代理店販売」のうち、80%以上の企業が代理店販売チャネルを活用しており、伝統的な下請け販売モデルになっていると言います。

自分自身がのべ10社以上でさまざまな代理店営業を経験してきた経験から、「煩雑な業務管理による生産性低下」「現場の疲弊」を痛感。

具体的には、以下の4つの課題があるといいます。

①販売店ごとに異なる契約内容 管理と把握が大変
②FAXや郵送などバラバラな受発注方法
③エクセル管理で抜け漏れ多発の請求業務
④毎月数百件も問い合わせ 鳴り止まない電話

そこで、「古い慣習が残りアナログで、ほったらかしの代理店営業から、伴走するパートナーサクセスへ」を打ち出すのがこのSaaSです。

  • カスタマイズ不要ですぐはじめられる
  • 導入コストは従来の10分の1
  • クラウド管理で業務管理の効率化

という特長を持っています。

メーカーが課金をし、代理店は無料で使えるビジネスモデルを打ち出しています。従来までブラックボックス化されていて、散らかっていった代理店様情報を可視化、一元化できるのは、この「PartnerSuccess(パートナーサクセス)」のみです。
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B-SKETでの成果

週2回メンターと話し、田所さんともお話をさせていただいたことがスタートアップにおける大きな財産となり、メンバー間での共通言語を構築することができました。

⑤情報迷子をなくし、人の時間価値を最大化「ONE CONNECT(ワンコネクト)」 (Live Your Dreams株式会社)

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プロダクト紹介

「無数にあるソリューションを1つにつなぎ、人の時間価値を最大化する」をビジョンに掲げています。

世の中に便利なソリューションがたくさんあり、特にこの10年で急増しています。しかし、複数のソリューションに同じ情報を何度も入力して二度手間ばかり発生したり、たくさんクラウドサービスなど使っていれば「情報迷子」になった経験もあるのではないでしょうか。

また、ビジネスの現場においては業務実態とソリューションのアンマッチや、社内・社外ソリューションの不連携による二重連絡の多発なども見受けられることを課題に感じ、「それをなくしたい」と語ります。

そんな課題を解決するプロダクトが「ONE CONNECT(ワンコネクト)」です。

使い方は非常にシンプルで、日々使っているSNSやビジネスチャットにアプリを追加して
指定した時間に自動通知をしてくれたり、日報をSlackに入力したら他のプラットフォームにも同時反映、といったことを可能にします。

また、カスタマイズも柔軟にできます。

どれだけ時間を削減できたか可視化して通知してくれる「生産性の可視化」機能もあり、組織が大きくなればなるほどインパクトが大きくなる、と語ります。

デジタルコミュニケーション市場全体をターゲットにしています。

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B-SKETでの成果

以前は、すべて手探りで直感と感性のみで考えているところがありました。田所さん秋山さんとの出会いで起業家から事業家にどう変わっていくべきか、人としてどうあるべきか考えさせられました。「君達が成功するのは、国の財産」という言葉をいただき、それに対してお返しをできるよう、諦めず前進していきたいです。