拡散力のあるTwitterなどのSNSを使って集客に成功する企業もいる一方で、うまく活用できず苦戦している企業も多く、実際はうまく運用できずに悩んでいる担当者のほうが多いのではないでしょうか。せっかくコストを割いても、Twitterマーケティングがうまくできていなければ時間とお金の無駄になってしまいます。

SNSの中でも即時性と拡散性に優れているTwitterマーケティングで成果を出せれば、ビジネスチャンスが一気に広がります。一番手っ取り早い学習方法は本を読むこと。SNSやTwitter初心者の方でも、Twitterマーケティングのノウハウが学べるおすすめの書籍を4冊ご紹介します。

SNSマーケティングのやさしい教科書。

https://www.amazon.co.jp/dp/4844368761/
「SNSマーケティングのやさしい教科書。」は進化するSNSと変化するユーザー動向を踏まえ、お金をかけずに効果を出すためのソーシャルメディアマーケティングについてまとめている一冊です。何度も増刷した人気シリーズで、こちらは2019年版。Twitterマーケティングだけでなく、すべてのSNSマーケティングについて学べます。

近年、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokなどさまざまなSNSが普及し、SNSの特性に合わせた運用方法をしなければ通用しない時代になりました。『SNSマーケティングのやさしい教科書。』では各SNSの特性を踏まえ、導入から運用まで詳しく解説しています。そのSNSをユーザーがどのように使っているかを理解したうえでSNSの運用戦略を立てていけば、より効果的なマーケティングが可能です。

本書はSNSマーケティングについての基本を押さえてから、 FacebookマーケティングTwitterマーケティング、Instagramマーケティング、YouTube・LINE・TikTok・Snapchat・Pinterestのマーケティングまでプラットフォームごとに解説し、さらにSNSマーケティングの分析と改善、SNSマーケティング活用事例まで紹介する流れになっています。

Twitterマーケティングの章では、

  • Twitterでできるマーケティング
  • Twitterに適した目的・商材
  • Twitterでの目標設定のやり方
  • フォロワーを獲得するポイント
  • アカウントのキャラクター設定のやり方
  • バズるための記事作成ポイント
  • コンテンツタイプによる投稿ポイント
  • ハッシュタグの効果的な活用方法
  • フォロワーとの円滑なコミュニケーション方法
  • Twitterアナリティクスの分析・改善方法
  • Twitterの関連アプリの活用法
  • Twitter広告の活用法
    を細かく解説しています。

これさえ読めばTwitterマーケティングはもちろん、ほかのSNSの活用方法もしっかり学べる万能型の一冊です。

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』

https://www.amazon.co.jp/dp/B088M1MP23/

「デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』」はSNSコンサルティングの運営支援を行ってきた著者が「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルールについて解説しています。とにかく初心者でもわかりやすいようにやさしく書かれているのが特徴です。豊富な図解つきでサクサク読めるのも初心者にとってうれしいポイント。いきなりSNS、Twitterの担当者を任された人の入門書としてもぴったりです。

もちろん、変化の早いSNSに対応できるように新しい情報もしっかり組み込まれています。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、YouTube、TikTokの6種類を取り扱っているので、Twitter以外のSNSのトレンドについても学ぶことができます。SNSの基本を把握したうえでTwitterマーケティングに取り組めば、より高い効果を発揮できるはずです。

SNSの選択の仕方や、どんな投稿が効果的か、写真や動画はどういったシーンに活用すべきか、さらにはSNSごとのアルゴリズムや手順などの具体的なアドバイスが多々盛り込まれている『SNSマーケティング』。

  • 商品・サービスのファンを増やしたい
  • 「いいね!」やコメントを増やしたい
  • 顧客の本音を聞きたい
  • SNSの使い分けを知りたい
  • データを正しく集めたい
  • 企業の最新事例を知りたい

上記のお悩みを持っている方におすすめとのことで、該当する方はぜひ手にとってみてください。

結果が出る[SNSマーケティング]てっぱん法則

https://www.amazon.co.jp/dp/B07L39WLRR/

デジタル業界では「SNSの天才」と称される著者がSNSマーケティングの鉄則について記した一冊。SNSを活用したデジタルプロモーションを多々仕掛けてきた著者が考える「バズらせる技術」についても詳しく記載されているので、TwitterをはじめとしたSNSで認知度を高めたり話題性を高めたりしたい方にぴったりです。

著者は、企業ブランディングにおけるデジタルマーケティングを支援する株式会社XROSSOVER代表取締役です。その実績は、企業のFacebookの「いいね!」を1週間で9800人から7万人に伸ばしたり、メディア関連の公式Twitterへのアクセスを1か月で3倍にしたり、フォロワー数を41倍にしたり、外資系メーカーのSNSインプレッション数を3か月で12倍にしたりと気になるものばかり。こうした実績に至る法則を包み隠さず解説しています。

読者からは「実践に即した内容をわかりやすく説明していて初心者でも読みやすい」「具体的に何をどうしたらいいかがわかる」といった声があがっており、とにかく具体的に学びたい方におすすめです。

自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方

https://www.amazon.co.jp/dp/B08B7ZK6W8/

Twitterの企業アカウントを伸ばしたい方におすすめしたいのが「自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方」。多くのユーザーの支持を集めるセガ、キングジム、タカラトミー、タニタ、東急ハンズ、井村屋の6社の「中の人」に直撃して具体的な事例を掘り下げた本なので、成功事例を比較検証しながらノウハウを学ぶことができます。

事例だけにとどまらず「中の人」6人での座談会の様子もまとめられており、ファンとの関係性をどう構築するかなどの気になるテーマに深く切り込んでいるのも魅力のひとつ。ファン目線で「起業が愛されるためにはどうしたらいいか」を紐解いていきます。

また、企業アカウントであれば特に気を付けたい炎上対策について学べるのもうれしいポイントです。企業の個性を出し、ユニークなおもしろさを演出しながらも炎上しないためにはどうしたらいいかがわかるでしょう。

6社6様の事例から「自社のアカウントだったらどうやってアプローチしたらいいか、どのようにSNSマーケティングを行いTwitterを運用していけばいいか」を考え、イメージしていくことができるはず。中期的な目標や価値の向上のためには多くのファンに愛されるブランドになる必要があります。その第一歩として手にとってみるのもいいかもしれません。

Twitterマーケティングはデジタル時代を生き抜くツール

Facebookと同様にSNSマーケティングに多く活用されているTwitterをうまく運用することで、限られた予算でも大きな効果が期待できます。Twitterならではの匿名性や即時性といった強みを生かして、デジタル時代を生き抜きましょう。

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