出稿時に設定できる「ターゲティング設定」の違いについて理解しよう

「ターゲティング設定」とは、広告出稿時に自社の広告をどんな人に届けたいかを細かく設定することです。

たとえば、「年代」「性別」などを絞ってその条件に合致する人にだけ広告を見せる、という意味です。

Google検索広告の特徴

①年齢を細かく指定できる: 「18~24 歳」、「25~34 歳」、「35~44 歳」、「45~54 歳」、「55~64 歳」、「65 歳以上」、「不明」

②性別を指定できる: 「女性」、「男性」、「不明」

③世帯収入を指定できる: 「上位 10%」、「11~20%」、「21~30%」、「31~40%」、「41~50%」、「下位 50%」、「不明」

●Yahoo!検索広告の特徴

①特定の地域に限定して広告を配信、または配信から除外することができる。

②指定した曜日や時間帯で利用している検索利用者に広告を表示できる。

③PCで見ている人、スマホで見ている人、タブレット端末で見ている人のうち、例えば「スマホで見ている人だけ」に広告を出すなど、利用者側が見ている環境を指定できる

④過去に自社サイトに来たことがあり、かつ検索サイトで商品やサービスを検索している利用者に対し、広告を表示して自社サイトへの再訪問を促せる

Googleでは「年代」「性別」「世帯収入」を指定することができます。

こういった「ターゲティング設定」を細かく利用することで、たとえば、女性専用のスポーツジムを経営している場合には、男性に広告が表示されないように設定できる、といったことが可能になります。

参考:
検索広告のターゲティングはどんな種類がありますか?|Yahoo!JAPAN広告

ユーザー属性ターゲティングについて|Google広告ヘルプ

広告出稿時に追加表示できる「表示オプション」の違いについて理解しよう

「表示オプション」とは、検索広告の構成要素(キャッチ、説明文、リンクURLなど)以外の付加情報を、広告の下部に追加して表示できる機能です。

例えば電話発信リンクなどを追加することができますが、Google広告とYahoo!広告で少し違いがあります。

[図2]Yahoo!検索広告「表示オプション」のイメージ
image2.jpg

出典:広告表示オプションとは|Yahoo!JAPAN広告

Google検索広告の検索オプション

①住所表示

②電話番号表示・通話発信ボタン

Webサイトへのリンク

④関連カテゴリ・キーワードの強調(例:電器店なら「サービス: 技術サポート、PC 廃棄、PC リサイクル、PC 修理」)

⑤スマホアプリのダウンロードリンク

⑥問い合わせフォーム追加

●Yahoo!検索広告の表示オプション

Webサイトへのリンク(最大6件まで)

②電話番号表示・通話発信ボタン

③関連カテゴリ・キーワードの強調(例:洋菓子店なら「マドレーヌ、マカロン、フルーツゼリー」)

Google広告の方が、検索広告に付加して表示・誘導できるオプションの種類が豊富です。

参考:
広告表示オプションを選択する|Google広告ヘルプ

広告表示オプションとは|Yahoo!JAPAN広告