動画キャンペーンのポイント・コツ

実際にGoogle 広告の動画キャンペーンを始める際に、あらかじめ決めておくべきこと、押さえておくべきポイントを紹介します。

1.目的を決める

まず、動画キャンペーンの目的を決めましょう。売り上げアップなのか、ブランドの認知度向上なのか、問い合わせ数の増加なのか、目的によって制作するべき動画広告の内容も変わります。動画広告だと詳しい説明まではできないケースもあるので、興味喚起や認知度拡大に活用されることがよくあります。

2.ターゲットを決める

次に、動画広告を届けたいターゲットを決めます。目的によってターゲットも異なりますが、基本的には広告で訴求するサービス・商材のメインターゲットが動画広告のターゲットになることが多いでしょう。

3.動画広告の種類を決める

そのターゲットに合わせて、どんな動画広告を作ったほうがいいか、どのプラットフォームに展開したほうがいいかなどが決まります。インストリーム広告なのか、アウトストリーム広告なのか、TrueView ディスカバリー広告なのかなど、どの種類の動画が最も適しているかを考えましょう。

目的とターゲットはもちろん、広告費についても考慮する必要があります。動画の種類によって広告費が発生する基準や単価が異なるので、予算に合わせて考えたほうがいいでしょう。

4.動画広告を制作する

ここまで決まったら、いよいよ掲載する動画広告の制作に入ります。外注する場合は業者選び、自社制作する場合はメンバーやスタジオの選定などが必要です。さらに動画広告のストーリーを考えて絵コンテを作ったり、撮影・編集をしたりとそれなりの時間とコストがかかるので、スケジュールや予算を決めてから制作をスタートさせましょう。

動画広告の肝となるのは最初の5秒です。5秒でスキップされる動画が多いので、最初の5秒でユーザーを惹きつけられるように考慮して制作するのがコツです。

インパクトと好感度を与える動画キャンペーンにするために

動画キャンペーンは視覚的にもインパクトがあり短い時間に多くの情報を届けることが可能ですが、目を惹く分、ニーズに合った動画キャンペーンにしなければストレスを与えてしまい、マイナスのブランディングになりかねません。ユーザーが自然と興味を持ち、好感度を上げる動画広告を制作するように心がけましょう。

また、様々な種類があるのでどの動画キャンペーンを活用すれば費用対効果を最大化できるか考えることも重要です。YouTubeやGoogleディスプレイネットワーク上で展開する際に、どういった形で動画キャンペーンを行えば効率的に訴求できるか考えてから展開してみましょう。

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