カスタマージャーニーマップの事例

就職活動のカスタマージャーニーマップ

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画像引用:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/27/16409

株式会社パソナ パソナキャリアカンパニーが新卒採用のWebサイトをリニューアルする際に作ったカスタマージャーニーマップです。実際にターゲットする学生にインタビューを行い、作成も学生と一緒に作っています。

サイトリニューアルの目的である「新規事業を創出できる人材を獲得すること」に向けて、「就活が始まってから入社が決まるまで」に彼らが行ったことや、その時に感じたこと、考えたこと、課題などをそれぞれ書き出しながらワークショップ形式で進めています。

このカスタマージャーニーマップで浮き彫りになったペルソナの行動パターンをもとに、それらのツールを使ってカスタマージャーニーマップの各フェーズでどういった情報をターゲット顧客に向けて発信していくべきか明確になったとのことです。

海外旅行のカスタマージャーニーマップ

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画像引用:http://www.d2c-smile.com/201408282941

株式会社D2Cが海外旅行をテーマにして作ったカスタマージャーニーマップです。海外旅行に行く人は、様々な属性の方がいますが、顧客を「ファミリー旅行」、「一人旅」、「カップル・夫婦旅行」、「親子旅行」、「学生旅行」、「女子旅」、「男子旅」、「シニア旅」の8つに分類して作っています。

有名企業のカスタマージャーニーを紹介した記事があります。参考にしてみてください。

[LEGO、IKEA、スターバックスetc]顧客視点を重視するなら参考にしたい!有名企業のカスタマージャーニーマップ事例5選

十数名程度を対象としてアンケートを実施しながら仮説を構築していき、アンケートをもとに顧客がどのプロセスで、どういったことを感じて、どういうアクションにつなげていくかを浮き彫りにしていきました。このプロセスは、上述の「カスタマージャーニーの作成の流れ」を丁寧に行われた形です。そのようにして出来上がったカスタマージャーニーマップが上記の図となります。

カスタマージャーニー作成ツール

ExperienceFellow

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http://www.experiencefellow.com/

カスタマージャーニー作成のオンラインのツールです。作成の大部分が自動で作成できる、非常に便利なツールです。ユーザーの体験を記録して、カスタマージャーニーマップとして可視化することができます。また、チーム内でカスタマージャーニーマップを起点にコメントを登録することもできるので、チーム内コミュニケーションを促進させることが可能です。

料金は、シングルプランは49ユーロ(約5,800円)で実施者は1名、ユーザーは25名まで参加可能です。チームプランは89ユーロ(約10,000円)で実施者は3名、ユーザーは50名まで参加可能です。14日間の無料トライアルも用意されているので、まずは使ってみてから判断されるのが良いと思います。

INNOVA(イノーバ)

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導入実績260社超の「オウンドメディア」のパッケージサービスを提供する「株式会社イノーバ」が提供するテンプレート。
BtoB、EC(通販サイト)の2パターンのテンプレートで構成されています。併せて「使い方ガイド」(PDFファイル)もダウンロード可能です。
・ファイル形式:PowerPoint
・入手方法:必要事項入力の上、フォームよりダウンロード

詳しくはこちら

bizocean(ビスオーシャン)

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日本最大級の無料テンプレート集としても有名なビジネス情報サイト「bizocean(ビズオーシャン)」のテンプレート。
カスタマージャーニーマップだけでなく、色いろなテンプレートが登録されています。
・ファイル形式:EXCEL
・入手方法:会員登録の上、ダウンロード

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Keynote(キーノート)

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ユーザーの体験に寄りそうUI設計・プロダクト開発を行うデザインユニット「15VISION」(石川県金沢市)のテンプレート。
ディレクター、デザイナーに役立つ各種ツール「Design Tools」コーナーのコンテンツとして提供中。
・ファイル形式:Keynote
・入手方法:クリックのみ

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