皆さんは、普段、気になるWebページを見付けた時、どのように管理していますか。

"お気に入りにブックマーク"や"ソーシャルブックマーク"、"メモする"……などが多くの方が取っている手法で、そのほかにも様々な方法があります。

今回ご紹介するのは、サービスの中に保存し、いつでもどこでも好きなときにページを読むことができるサービス「Pocket(ポケット)」です。

アプリもあるため、気になるページをPCで見付けて保存して、移動中にスマートフォンで読むという使い方もオススメです。ぜひ一読ください。
  

目次

  1. Pocketとは
  2. Pocketの料金プラン
    1. 有料プランでできること
  3. Pocketのアカウント登録方法
  4. Pocketに実際に使ってみよう
    1. 記事を保存
    2. Pocketで保存した記事を確認
    3. タグ付けして記事をカテゴライズ
  5. その他設定
    1. 接続済みのアプリを解除する方法
    2. メールアドレス・パスワードの変更方法
    3. 保存したデータのエクスポート方法
  6. まとめ
      

Pocketとは

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https://getpocket.com/

Pocketとは、インターネット上の記事やページをまとめて1箇所に保存し、あとでまとめて読むための無料のサービスです。

最初は「Read It Later」というサービス名で、Firefoxの拡張機能として2007年にサンフランシスコでスタートしました。iPad や iPhone、Android、Mac、Kindle Fire、Kobo、Google Chrome、Safari、Firefox、Opera、Windowsなど、主要なデバイスやプラットフォームに対応しています。

一度Pocketに記事をダウンロードすれば、オフラインでも内容を閲覧でき、異なる複数のデバイスから保存した記事を閲覧できる便利さから、現在は世界で2,200万以上の登録ユーザーに活用されています。
  

Pocketの料金プラン

Pocketは無料で利用できますが、有料のプランでは、以下の機能を追加で利用できます。
※価格は¥500/月、または¥4,500/年
  

有料プランでできること

・ 広告の非表示
・ 記事の永久保存
保存した記事やページのコピーは自動的にPocketに保管され、オンライン上で削除された後も内容を閲覧できます。ただし、動画やPDFなど、一部は永久保存対象外です。
・ 全文検索
無料プランで検索対象になるのはタイトルとURLのみですが、有料プランでは記事全文やタグも検索対象になります。
・ オススメのタグ
記事内容や追加済みのタグをもとに、関連タグをオススメしてくれます。タグが増えるほど、オススメの精度が上がります。

  

Pocketのアカウント登録方法

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Pocketにて「メールで登録」をクリックします。Googleアカウントを持っていれば、そのアカウントで認証・登録も可能です。

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名前、メールアドレス、パスワードを入力し、登録ボタンをクリックすると、ログイン後の画面に遷移します。
  

Pocketに実際に使ってみよう

記事を保存

●ブラウザ拡張機能「Save to Pocket」で保存
Google Chrome、Safari、Opera、Microsoft Edge向けに、記事をワンクリックで保存できるブラウザ拡張機能が用意されています。Firefoxはバージョン38.0.5以降ならPocketボタンが標準搭載されています。ここではGoogle Chromeでの設定方法をご紹介します。

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https://getpocket.com/welcome にアクセスすると、使用中のブラウザに応じた拡張機能インストールボタンが表示されますのでクリックします。

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「拡張機能を追加」をクリックします。

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ブラウザの拡張機能にPocketボタンが追加されます。

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保存したいページに移動し、ブラウザの「Pocketに保存」ボタンをクリックします。

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ボタンの色が赤に変わり、「ページが保存されました!」というポップアップが表示されます。

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保存した記事がマイリストに表示されます。
  
URLを指定して記事を保存
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記事やページURLをコピーし、Pocketで保存する方法です。画面上部右上の「+」アイコンをクリックします。

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保存したい記事のURLを貼り付け、「保存」ボタンをクリックします。

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保存した記事がマイリストに表示されます。
  

Pocketで保存した記事を確認

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ホーム画面のマイリストでは、デフォルトでは保存した記事の一覧がタイルビューで表示されます。記事一覧の右上のアイコンからリストビューに切り替えることもできます。読みたい記事をクリックします。

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記事内容のビューでは、Pocketオリジナルの機能でデザインが簡素化され、ヘッダー・フッターやサイドバーなどが省かれた上で、記事の内容だけが読みやすく表示されます。

画面上部のアイコンを、左から順に解説します。

左向きの矢印は、マイリスト一覧に戻るための「戻る」ボタンです。

チェックマークは「アーカイブ」ボタンで、クリックすると記事がマイリストに表示されなくなります。

ゴミ箱マークは「削除」ボタンで、ゴミ箱フォルダはありませんので一度削除した記事を復元するには再度記事を追加する必要があります。

タグ」ボタンでは、タグの追加・編集・削除ができます。

星は「お気に入り」ボタンで、クリックすると星が黄色になり、左サイドバーのお気に入りの一覧に記事が表示されます。

画面上部右上の右向きの矢印は、「共有」ボタンです。Twitter、Facebook、Bufferに投稿したり、友だちに送信したりできます。

アルファベットAのアイコンの「表示オプション」ボタンでは、フォントのサイズ、種類、テーマを変更できます。選べるフォントの種類は Serif と Sans-Serif の2種類で、テーマはライト、ダーク、セピアの3種類です。

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保存元のページを表示したい時は、「共有」ボタンの一番下か、記事タイトルすぐ下の「元のページを表示」をクリックします。
  

タグ付けして記事をカテゴライズ

Pocketにはフォルダ構造がないため、記事をカテゴライズするにはタグを活用します。

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ブラウザのPocketボタンで記事を保存した時に表示される「ページが保存されました!」というポップアップのすぐ下のテキストエリアに、タグを入力します。入力したテキストの一部が、すでに登録済みのタグと一致する場合、タグ入力テキストエリアの下に選択肢として提示されます。

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保存済みの記事のタグは、記事をマウスオーバーした時や、個別記事を開いたときの上部に表示されるタグのマークから編集できます。

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登録済みのタグは左サイドバーの「Tags」から確認でき、個別のタグ名をクリックすると、そのタグが付いた記事の一覧が表示されます。
  

その他設定

接続済みのアプリを解除する方法

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ホーム画面にて、画面右上ユーザー名をクリックし、「オプション」を選択します。

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オプション一覧から「接続済みのサービスとアプリ」をクリックします。

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接続済みのサービスやアプリケーションの一覧が表示されますので、削除したいサービス名・アプリケーション名のすぐ後ろの「アクセスを削除」をクリックします。
  

メールアドレス・パスワードの変更方法

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ホーム画面にて、画面右上ユーザー名をクリックし、「オプション」を選択します。

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オプション画面一番上の「プロフィールを編集」をクリックします。

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「メインメールアドレスを変更」か「パスワードを変更」をクリックすると、それぞれの変更画面に移動します。
  

保存したデータのエクスポート方法

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ホーム画面にて、画面右上ユーザー名をクリックし、「オプション」を選択します。

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オプション画面一番下の「エクスポート」をクリックします。

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HTMLファイルをエクスポート」ボタンをクリックすると、ril_export.htmlというファイルをエクスポートできます。
  

まとめ

今回は「Pocket」の使い方についてご紹介しました。前身の「Read It Later」から数えるとリリースから10年経っており、多くのユーザーに未だに愛されているサービスです。

世に出回る情報量が10年前と比べ、飛躍的に増えている今、とりあえず保存してあとで読む行為はより使われていくのかもしれません。ぜひ一度皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。