「ホームページを制作したいけど、自分では知識・スキルがなく作れない」
「(Web制作の)専門家に、見た目も機能も充実したホームページを作成して欲しい」

上記のような理由から、(ホームページの)制作会社を探している方も多いのではないでしょうか。ただ、ホームページを制作する会社は個人から大手企業まで数多く存在し、正直どこを基準に選べば良いのかわからない、という方も少なくないはずです。

今回は、ホームページ制作会社に依頼する場合の制作フローと、制作会社選びの4つのポイントを解説します。

いざ契約してから「自分の想像していたホームページが作れない」とならないよう、事前に基本的なポイントを押さえておくことをオススメします。
  

ホームページ制作会社に委託した場合の制作フロー

まずは、ホームページ制作会社を選ぶ前に、制作会社に発注してからホームページ公開までの基本的なフローを把握しておきましょう。
  

1. 仕様書の作成

制作会社に発注する前に、ホームページの仕様を双方で了解しておく必要があります。ホームページの目的や公開したいページ内容を共有し、制作会社から仕様書が提案されます。企業によっては発注前でも、仕様書だけでなくデザイン案を提案されることもあります。

この時、事前に自社側でも仕様書に盛り込んで欲しい内容まとめた「RFP(提案依頼書)」を作成しておくことで、やり取りがスムーズになります。

参照記事:
[提案依頼書(RFP)の基本的な構成と作成するためのポイント|ferret] (https://ferret-plus.com/4970):blank
  

2. 契約

実際に依頼する際は、プロジェクトが動き出す前に、業務委託契約書のような契約書を取りかわして契約します。

その理由は、ホームページ制作の場合制作が始まってから、素材の収集に手間がかかったり、新しいページを追加する必要があったりといった予期せぬ事態が発生する可能性があり、そうした場合に双方でトラブルにならないようにするためです。

これは企業に依頼する場合だけではなく、個人でホームページ制作を請け負っている場合でも同様です。

参考:
契約書とは?契約書の定義を理解して、ビジネストラブルを避けよう!|ferret
  

3. ホームページ構成の制作・提案

ホームページを制作する上ではサイトマップと呼ばれる、ホームページの設計図が必要となります。仕様書をもとに、サイトマップを作成し、ホームページの骨子を決めます。

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4. 素材収集

自社の商品やサービスの紹介する際、ページ内で使用する写真などの素材は必要不可欠です。

例えば、会社概要を作成する際に代表や取締役の写真や挨拶文が必要となることもあります。その際、制作会社によってはカメラマンの手配についても相談することが可能です。相談する際は、写真撮影やバナーなどの作成は別途費用がかかることも十分に考えられますので注意しましょう。また、自社で素材の提供を行う場合は社内の関係部署との調整が必要となります。
  

5. 制作

ホームページの仕様が決まり、素材も集まったら、本格的に制作がスタートです。基本的に制作会社に任せる作業ではありますが、都度チェックを求められる場合もあります。

6. 公開準備

ホームページ制作が完了し、実際にWeb上に公開するためには、以下のような準備が必要となります。

・独自ドメインの取得
・サーバーの用意
・動作テスト

制作会社が行う場合もありますが、自社でサーバーを持っている場合などは調整が必要です。せっかく公開したホームページがすぐにシステム上の理由で見れなくなってしまったということにならないよう、きちんと最終チェックを行いましょう。

7. アフターフォロー

ホームページ公開後のアフターフォローは制作会社によって内容が異なります。保守点検のみを行う企業もあれば、現在の検索順位などSEOに関するレポートを発行する企業もあります。

中でも、Webマーケティング全般のコンサルティングも行っている企業では、広告の運用などの集客施策まで行う場合もあります。

参考:
ホームページの制作フローを徹底解説|ferret
[ホームページ作成手順を知ろう!Web制作の流れ4ステップ | なんでものびるWEB] (https://nandemo-nobiru.com/web-5166):blank
[ホームページ制作の流れ | 立川市のホームページ制作はTOL.jp | ツアーオンライン] (http://www.tol.jp/workflow/):blank
ホームページ制作・Web制作の流れ|ホームページ制作・Web制作会社 ウィッシュポケット
  

ホームページ制作会社選び4つのポイント

では、ここからはホームページ制作会社を選ぶ上で押さえておきたい4つのポイントを解説します。
  

1. 提供しているサービスの範囲が自社に合っているか

ホームページ制作会社は、企業の規模や得意とする分野によってサービスの内容が異なります。

例えば、SEOに特化している制作会社であれば、公開後に検索上位を狙うキーワードの選定から内部対策、公開後のレポート提出までをサービスに含む場合もあるでしょう。
一方で、ホームページ制作のみを業務としている企業の場合、公開後にアクセスを増やすための分析・改善を行うことはありません。

ホームページをとおして何を行いたいのか、それは自社ではできないことなのかを考えた上で、制作会社ごとのサービス内容を比較検討するようにしましょう。
  

2. 支払い形態が"定額"か"都度支払い"か

続いて、契約した制作会社の"料金の支払い形態"についても確認しておきましょう。

サービス内容に合わせて、料金のかかり方は異なります。ホームページの制作費を支払った後、運用費や改修費等など、その都度請求される場合もあります。月額費用内でまかなえる内容なのか、それとも別途費用が発生する内容なのかなども担当者間で確認する必要があります。
また、仮にSEOに特化した制作会社などでは検索順位が上がった場合のみ請求が発生する"成功報酬制"をとっている場合もあるので、その点についても契約を結ぶ際、もしくは都度チェックしておくことをオススメします。

●注意
ホームページのリース契約を持ちかけてくる制作会社には注意が必要です。リース契約の場合、途中解約を行う際に解約金を求められたり、解約後はホームページの権利がリース会社のものであることを理由に買い取る必要が出るケースもあります。リース契約を行う際は、事前によく考えてから契約するようにしましょう。

参考:
ホームページソフトなどのリース契約はしっかり考えてから!悪質な事業者とのトラブルにならないよう注意しましょう。 |中小企業庁
  

3. 制作会社の強みを把握する

制作会社に発注する際に、押さえておきたいポイントの1つに「制作会社のカラー(強み)」があります。ホームページ制作・運用ができることは当然ですが、デザインや運用時の対応スピード、さらにはアクセス解析や分析など戦略面で強みをもつなど、それらは様々です。

例えば、ホームページへの集客方法の1つとして、「SEO(Search Engine Optimization)」という手法があります。日本語では「検索エンジン最適化」と訳され、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンでの検索結果からホームページへのアクセスを増やす手法を指します。

SEOは基本的にホームページの内部を調整し、ユーザーのニーズに合わせたページを表示する方法です。その一方で、過去にはブラックハットSEOと呼ばれる、検索エンジンから推奨されていない方法も取られてきました。

SEOの知識がない制作会社の場合、公開されたホームページ検索結果に表示されず、アクセスの増加も見込めないといった可能性があります。また、ブラックハットSEOを行っている制作会社の場合、検索エンジンからのペナルティを受けて、検索結果にほとんど表示されなくなってしまう危険性もあります。

ホームページ制作会社を選ぶ際は、今回例に出したSEOに特色を持った制作会社など、どこに強みをもつ企業なのかを把握して、話を聞くとより良い選択ができるはずです。
    

4. 専門とする分野(業界)が自社に最適か否か

ホームページ制作会社を選定する際、必ず知りたい情報の1つに「制作実績」があります。そこで、仮に依頼しようと考えているあなたと同業界において制作実績が豊富だと、自然と信頼感が生まれたりするものです。

このように制作会社によっては、得意とする専門的な分野・業界というのも存在します。
特定の分野・業界に詳しい制作会社ほど提案してくれる内容にも説得力があります。特に、サービスの紹介が求められるホームページの場合、制作会社が自社のサービスを理解していないと共有の認識を持つのに時間がかかる場合あるため、自社の分野に関する専門性の有無は制作会社選びのポイントとなるでしょう。具体的に言うと、製薬会社や健康食品のメーカーなどホームページに掲載される内容に専門分野に特化した深い知識が求められる場合があります。

ホームページ制作会社ホームページなどで公開している実績を確認し、自社のサービスや業界への理解がある企業かは事前に調べておきましょう。
  

まとめ

ホームページ制作会社に依頼する場合でも自社で行うべき作業は発生し、特にコンセプトやターゲットといった戦略部分は制作会社に頼るのではなぐ、自社でも考えることが必要です。

また、制作会社にも個人で行っているものやシステムの開発をメインにしている企業、Webデザインをメインに取り扱っている企業など、タイプが異なります。ホームページの実績だけではなく、メインの事業での実績やWebマーケティングに関する専門的な知識があるのかといったことも調べておくようにしましょう。