Web改善に関わる5つの手法

Webページの現状把握を行っても、どこか問題なのかがわからないという方もいるかもしれません。その際には、以下の5つの視点を持って分析してみましょう。

1.SEO

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索結果で自社のWebページを多く露出するために行う手法を指し、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。

ユーザーがWebページを見つける際の方法の1つが「検索エンジンからの検索」であり、自社のページを見つけてもらうためには検索結果に正しく表示されていなければいけません。

そのため、ページ内部の構造を修正したり、コンテンツを充実させたりなどすることで、より多くのユーザーに見つけてもうことを目指します。

参考:
[SEO対策とは〜初心者でも分かるSEOの基礎|ferret [フェレット]] (https://ferret-plus.com/1733)

2.LPO

LPO(Landing Page Optimization)とは、ユーザーがWebサイトを訪れて、最初に見るページであるランディングページの内容に対して改善を行う手法を指し、「ランディングページ最適化」と訳されます。

なかでも、1ページ内で成果を得られるように設計されたランディングページでは、改善を行うことが売り上げなどの成果に直結します。そのためLPOは多くのコンバージョンを得るための手法とも言えるでしょう。

参考:
LPOとは|ferret [フェレット]

3.UI改善

UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)の略称で、ユーザーがWebページ上で触れるすべての要素を指します。

例えば、TwitterやSkypeでは2017年上半期に大幅なUIの変更をおこなっています。
問い合わせフォームへのボタン1つとっても、そのボタンがどこにあるかによってユーザーの見つけやすさ・使いやすさは異なり、ユーザーがサービスから得られる体験にも影響するでしょう。

参考:
新しいデザインになりました|Twitter
新しい Skype | 無料通話とチャットの機能を強化
UIとは?UXとは?違いを理解しよう!|ferret [フェレット]

4.EFO

EFO(Entry Form Optimization)とは、会員登録や問い合わせ画面などの入力フォームを改善する「入力フォーム最適化」を指します。

例えば、ネットショップの場合はショッピングカートに入れてから購入に至るまでの入力フォームを改善することで、最終的に購入されるまでの確率を向上させられるでしょう。

EFOとは?効果的な4つの改善ポイント|アクセス解析ツール「人工知能AIアナリスト」ブログ

5.CRO

CRO(Conversion Rate Optimization)とは、Webページに訪れた人のうち、成果につながる確率を高める「コンバージョン率最適化」を指します。

例えば、商品紹介ページから問い合わせフォームリンクするボタンを目立つように設置し、問い合わせというコンバージョンへ至る確率を高めるといった方法が考えられるでしょう。

参考:
CRO とは 意味/解説/説明 (シーアールオー) 【Conversion Rate Optimization, コンバージョン率最適化】 | Web担当者Forum