システム開発メンバーと一緒に仕事をする機会が多いディレクターやマーケターは、開発に関わる専門用語を耳にすることが多いでしょう。自分自身の実務に直接影響はなくても、開発メンバーとコミュニケーションを深め、連携して業務を進めるために勉強しようと思っている方もいるかもしれません。

プログラミング言語は200種類以上あるため、あまり経験のない方が全ての言語の特徴や利用法を把握するのは至難の技です。自社のシステムで利用している言語から学ぶことが近道ではありますが、今注目を集めている言語を把握した上で選ぶと、見聞やモチベーションも上がるでしょう。

今回は、世界で注目を集めているプログラミング言語を10個紹介します。

目次

  1. プログラミング言語とは
  2. 世界で注目されている言語ランキング
  3. 1位:C(シー)言語
  4. 2位:Java(ジャバ)
  5. 3位:Python(パイソン)
  6. 4位:C++(シープラスプラス)
  7. 5位:C#(シーシャープ)
  8. 6位:Visual Basic(ビジュアルベーシック)
  9. 7位:JavaScript(ジャバスクリプト)
  10. 8位:PHP(ピーエイチピー)
  11. 9位:R(アール)
  12. 10位:SQL(エスキューエル)
  13. 目的に応じてプログラミング言語を選ぼう

プログラミング言語とは

プログラミング言語とは、コンピューターに正確な指示を与えるための言語です。コンピュータが解釈できる機械語と呼ばれる言語は人間にとって理解しにくいため、人間が理解しやすく、かつコンピュータに正確に指示を出すためにプログラミング言語が生まれました。

前述したとおり、プログラミング言語は200種類以上存在すると言われています。ただ、実際活用されている言語は一部で、日本と海外で流行している言語が異なることもあります。

世界で注目されている言語ランキング

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引用:TIOBE Index for September 2020

オランダのTIOBE Softwareという会社は、複数の検索エンジン検索結果を集約し、話題になっているプログラミング言語を毎月ランキングで掲示しています。

2020年9月現在のランキング上位10位の言語は、以下のとおりです。

1位:C
2位:Java
3位:Python
4位:C++
5位:C#
6位:Visual Basic
7位:JavaScript
8位:PHP
9位:R
10位:SQL

今回は、この10個のプログラミング言語について解説します。

1位:C(シー)

C言語は、1972年に開発された、プログラミング言語の中でも歴史が長い言語です。

他の言語よりもコンピューター寄りのコードであるため、初心者にとっては難易度が高まります。ただ、プログラミングの仕組みやコンピューターの動作を理解する必要がある分、本格的にプログラミングを身につけたい場合はオススメです。大学の授業でもよく取り入れられています。

C言語は、OSやソフトウェア、ロボットの開発などに使います。近年話題の「IoT(あらゆるモノがインターネットに繋がる仕組み)」でも活躍しています。

ChromeSafariなどのプラウザ、Webサーバーなど、インターネットの土台ともいえるサービスで使用されているのです。

2位:Java(ジャバ)

Java(ジャバ)は世界的にも人気を集めている言語です。上図の検索割合でも10%以上がJavaに集まっています。

Javaの人気の要因は、OSに依存しないで開発できる点。プログラミング言語によっては、Windowsでは動作しても、Macでは使えないものもあります。その点Javaは汎用性があり、どんな環境でもソフトを動作させることが可能です。

Javaで開発できるプログラムは、Webアプリやデスクトップのアプリなど。他にも、コンビニなどにあるPOSレジや勤怠管理システム、信号のシステムなど様々な場面で使われています。

有名どころでいうと、TwitterEvernoteなどがJavaを使用しています。

3位:Python(パイソン)

Python(パイソン)は、1991年に開発されたプログラミング言語です。歴史は長い言語ですが、人工知能分野で使われることもあり、近年注目を集めるようになりました。

Pythonはコードの文量が少なく、読みやすいことが特徴です。文法もシンプルなので、他人が書いたプログラムでも読み取りやすく便利です。

Webアプリケーションや組み込みアプリケーション、人工知能の機械学習などで使われています。代表的なサービスでは、YouTubeインスタグラムEvernoteなどがあります。

4位:C++(シープラスプラス)

C++(シープラスプラス)は、前述したC言語の拡張版として開発されたプログラミング言語です。日本語では、「シープラ」「シープラプラ」という通称があります。

C++は、C言語より開発効率が向上。またC言語との互換性もあるため、開発でC言語と一緒に使われることもあります。

5位:C#(シーシャープ)

C#(シーシャープ)は、Microsoft社が2000年に開発したプログラミング言語です。

前述したC言語やC++と関連があるように思えますが、C#は、C++とJavaの優れた点を取り入れて作られた言語です。ただ、C言語に似た文法ではあるため、C言語系の言語を学んだことがある方にとっては習得しやすいでしょう。

C#は開発したMicrosoft社のOSであるWindows専用の言語でしたが、今はOS X(MacのOS)やAndroidなど、幅広く対応しています。

Microsoft社やSkypeの公式サイトで使用されています。

6位:Visual Basic(ビジュアルベーシック)

Visual Basic は、Microsoft によって開発されたオブジェクト指向プログラミング言語です。Basicという言語の中にある方言の一つのようなものす。

数ある言語の中でも比較的歴史が古く、文法がシンプルなため習得しやすい言語と言われています。

7位:JavaScript(ジャバスクリプト)

JavaScript(ジャバスクリプト)は、Webブラウザに作業をさせるためのスクリプト言語です。スクリプト言語とは、プログラミング言語のうち、プログラムの記述や実行を簡単にすることができる言語を指します。

ユーザーインターネットでの検索や、ホームページでの行動を処理しています。例えば、ネットショップで商品を選択するたびに現在の合計金額を試算してくれたり、申込時の入力フォームで任意のフォームをひとつ追加したりする際、JavaScriptが使われているのです。

現在ではほとんどのWebページJavaScriptが読み込まれていると言っても過言ではありません。その他にも、Webアプリケーションやスマートフォンアプリケーションの開発にも使われています。

8位:PHP(ピーエイチピー)

PHP(ピーエイチピー)は、Web開発で使用されるスクリプト言語です。

HTMLというプログラミング言語と一緒に記述できます。HTMLはWebページの文章や画像を表現するための言語です。文字の色や大きさといった文体を指定するためのCSSという言語とセットで使われます。

例えば、HTMLCSSで制作した基本的なホームページに、PHPを組み込むことでより使いやすいページにすることができます。例えばお問い合わせフォームや検索機能を追加する際に有用です。

また、ブログやホームページを制作・管理できるWordPressのカスタマイズも行うことができます。自社ホームページWordPressで制作している場合は、学ぶことで工夫の幅が広がるかもしれません。

9位:R(アール)

R言語は、統計解析言語として開発された言語です。データ分析や統計解析は他の言語と比較しても優秀といわれています。

オープンソースで無償で使えるので、誰もが簡単に同じ作業環境を整えることができるのも特徴です。

10位:SQL(エスキューエル)

SQLはデータベース言語の一つで、データベースの定義や操作を行うことができます。ANSI(アメリカ規格協会)やISO(国際標準化機構)が規格化されているので、ほかのデータベースでも同じように操作が可能に。

目的に応じてプログラミング言語を選ぼう

プログラミング言語には様々な種類があり、言語によって計算に適していたり、ホームページ構築に適していたりと、開発できるものが異なる場合があります。

プログラミング言語を使って何を開発したいのか考えた上で学ぶ言語を選択するとよいでしょう。

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