画像が無いHTMLメール?

HTMLメールのメリットは理解できたが、それでも弊社の商材(サービス)は無形商材だから商品画像等も無く……」

それでも尚、上記のように思われる方もいらっしゃるはずです。ただ、それでも大丈夫です。HTMLメールだからと言って画像を載せることは必須ではなく、普通の普段の業務で送受信しているメール同様、文字だけで作成しても問題ありません。

テキストメール風のHTMLメール
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上の画像は、HTMLタグを使用して作ったメールです。見た目は普通のテキストメールですが、実はHTMLメールなので、開封率を取得することができます。

ほんの少しアレンジすることで、最下段の贅沢フルーツタルトのように、文字にハイパーリンクを付けることもできますし、文字を大きくしたり色を変えたりすることも可能です。このようなテキストメール風のHTMLメールならば、今までテキストメールで送っていた内容がそのまま使えるので、BtoB企業でも容易に導入することができます。
  

HTMLエディタを使えば専門知識が不要

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HTMLメールを作るのには、HTMLタグについての知識が必要と上述しましたが、HTMLタグの知識が不要な「HTMLエディタ」というものがあります。

HTMLエディタを使用すると、ブログを書くのと同じような感覚で文字を装飾したり、画像を差し込んだりすることが出来るようになるため、難しい知識は一切不要となります。実際、弊社のお客様で弊社製のHTMLエディタを利用している企業の割合を調べたところ、BtoC企業のうち約29%が当社のHTMLエディタを使用しておりました。

では、ちなみに、BtoB企業ではどうだったのでしょうか。
同じ条件で調べたところ、なんと25%のお客様がHTMLエディタを使用しており、BtoC企業との使用率の差は僅か4ポイントでした。

つまり、BtoB企業に於いてもHTMLメールを作成して送るというのは、今や一般的な行為なのです。※HTMLエディタを使用しないでもHTMLメールは送信可能です
  

HTMLメールを作成する際に注意すべきポイント

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ここまで読まれた皆様には、もうHTMLメールで送らない理由はありませんよね。

それでは、早速HTMLメールを配信する準備に取り掛かってください……と声を大にして言いたいところですが、まだお伝えしなければならないことがあります。それが注意点です。

全ての読者がHTMLメールを受信できるわけではありません。HTMLメールが会社の規則で禁止されていたり、メールソフトの設定が古いままでテキストメールしか受信できない設定になっているケースもあります。このような理由から、テキストメールしか受け取れない読者も存在していることを理解しましょう。

HTMLメール自体の普及に伴い、受け取れない人の数はどんどん減ってはいますが、まだまだ無視するわけにはいきません。

そこで、HTMLメールを送る際は、「マルチパート配信」で送ることを忘れないようにしましょう。

マルチパート配信とは、HTMLメールとテキストメールの2種類を事前に作成して送信することで、受信者側の環境でHTMLメールが受信できない場合に、自動的にテキストメールを表示させる機能です。これにより、HTMLメールを受信できない読者の方にもテキストメールで情報を届けることが可能になります。