【SNSマーケティング特集(前編)】中国に比べて「3年遅れ」と言われている日本のインフルエンサーマーケティングの現状とは? #これからのSNSマーケ
インフルエンサーの定義は「フォロワー数」に依存しない
福間 氏:
そういった「工夫を凝らす」みたいな文脈で言うと、小東さんは靴磨きに特化したプライベートなTwitterアカウントを持っていますよね。フォロワー数が特に多いわけではないですけれども、「自身が紹介した物が売れた」という経験で紹介していただけますでしょうか。
小東 氏:
自分のバックグラウンドとして、学生時代の4年間ほど革靴の販売員をやっていたんですね。
その経験があるので、「自分がどういう風に革製品を手入れしているか?」というノウハウを、Twittterやブログプラットフォームのnote(ノート)で、どんどん発信していたんですね。
そうしたら「革靴クラスタ」と呼ばれる革靴が好きな人たちに広まって、次第にオフ会とかに呼ばれるようになったんです。革製品が好きなブロガーの人たちに見つけていただき、「今度一緒に商品化しない?」みたいなことも言われるようになりました。
プライベートなTwitterアカウントを「こひ先生」という名前でやっているのですが、そうした注目が高まり始めた時に「こひ先生の初めての靴磨きセット」みたいな商品を発売したら、2週間で30個売り切れたんですよね。
私が革靴を若い人に履いてほしいみたいなメッセージをずーっと配信していて、「身の回りにどういったファンがいるのか?」という気づきから、革靴の選び方をスライドでまとめたり、記事やPinterestで紹介してきたことが実を結んだと思っています。
参考:
こんにちは、こひ先生です。
— こひ先生 @社内靴磨き屋 (@k_leather_lover) 2018年7月16日
革靴が好きすぎて革靴に関するつぶやき専用の垢を作りました。
---
▼活動①「#中古靴を買って磨く会」https://t.co/zCk0fVIgG9
▼活動②「#出張靴磨き」https://t.co/1lDNt0dpvb
▼文章https://t.co/aq9ZT0NIT9
▼好きなもの一覧https://t.co/qVOSrjX0zs
--- pic.twitter.com/UxxdNZf4m4
商品を販売し始めた時の自分のTwitterフォロワーは600人ぐらいですが、必ずしも数が全てではないという典型例ではあるかなと。
そうなると、「インフルエンサーの定義」って何だろうと考えるようになるんですよね。
たとえば、私が今履いている物と同じ靴を、自分が知っているだけで4人ぐらいが影響を受けて買っているんです。
金濱 氏:
確かに、「インフルエンサーの定義」の変遷で考えると、これまでのインフルエンサーは「フォロワー数」という影響力の一軸でキャスティングしてきました。
そこに軸が追加される形で、「カテゴリへの詳しさ」「商品理解度の深さ」「ブランドのロイヤリティ」みたいな指標が入ってくるのかなと思っています。
特に、これまで*「インフルエンサーの影響力をべ-スとしたプロモーションで売れていた」と思われている商品も、日本の場合は本当の意味でのインフルエンサーマーケティングが成功したのではなく、単純に「SNS上でのリーチコストが良かっただけ」の可能性*もあると個人的に捉えています。
そのため、2018年の今同じやり方をしても、正直なところあまり売れない。ステマ問題があったことで見る方も気づきやすくなっているので、同じ方法では取り組めないと思っています。
福間 氏:
「インフルエンサーマーケティング」という定義において、日本で「インフルエンサー」と呼ばれている多くの人たちが、実は*ディフューザー(拡散者)*かなと思っているんですよね。
インフルエンス(Influence)は「影響を与える」という訳ですし、言葉の意味だけで考えてみれば、フォロワーの数は関係ないですよね。
フォロワー数が300人しかいないけど、フォロワーに対してしっかりと行動を喚起させる人はインフルエンサーと言っても申し分ありませんし、フォロワーが1万人いるけれども、認知領域の獲得に寄ってしまっている人はディフューザーなのかなと。
そこが、「インフルエンサーか否か?」を区別する基準だと思っています。
*【SNSマーケティング特集(後編)】「SNS起点でバズが生まれるワケではない」マーケターがSNSプロモーションに取り組む際の仕掛け作りとは?*はこちら
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
おすすめ記事
関連ツール・サービス
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング