ferret編集部:2015年5月28日に公開された記事を再編集しています。

先日、SHARPで3,500名の早期退職者を募集していたことが報道されました。15年3月期で2,223億円の最終赤字を計上しています。

参考:
シャープ、3500人の希望退職者を募る 最終赤字は2223億円

「日本のものづくり」リードし、世界に誇れる大企業の不振に世間はは大きなショックを受けています。しかし、大企業の不振はSHARPではありません。
変化していく時代に対応できない企業は、規模に関係なくどんどん振り落とされていきます。大企業に就職すれば安泰、という時代ではなくなっています。
今を生き抜くためには、先を読む力が不可欠です。

今回は、そんな時代を先読みする力に優れた気鋭の経営者たちのインタビューをまとめました。

1.森川LINE元社長48歳、ゼロから再出発の理由:日経ビジネスオンライン

森川LINE元社長48歳、ゼロから再出発の理由:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150423/280321/

2015年3月にLINE株式会社の代表を退任した森川氏が、新たに会社を設立した際に実施されたインタビューです。
森川氏は「米国には、タイム・ワーナーとかディズニーとかたくさんあるのに、なんで日本は成功できないのかなとずっと考えながらきて。今回、何となく僕なりのやり方が見えたので、そこを目指したいなと思っています。」と語っています。
急成長中の企業の代表職をあっさりと捨て、ゼロから再スタートを切れたのは自身の先見性を信じているからでしょう。

2.注目スタートアップ企業インタビュー - 「理想と現実の狭間で歯ぎしりする、それが起業家たるもの」、サイバーエージェント藤田社長が語る本質:ITpro

サイバーエージェント藤田社長が語る本質
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/043000112/043000006/

98年に創業して以来、驚くべきスピードで成長してきたサイバーエージェントの藤田代表のインタビューです。大型資金調達や上場が相次ぐ昨今のIT業界に対して、長く業界を走り続けてきたからこそ感づくことのできるリスクについて語られています。

3.「iemo」の村田マリさん、大企業に買収されて窮屈じゃないんですか?:HRナビ

「iemo」の村田マリさん、大企業に買収されて窮屈じゃないんですか?
http://www.huffingtonpost.jp/hrnavi/iemo_b_6765546.html

昨年、女性向けキュレーションメディア「MERY」とともにDeNAに買収された住宅に特化したキュレーションメディア「iemo」を運営するiemo株式会社の村田代表への、買収後数ヶ月経過した時期のインタビューです。
女性には妊娠・出産・育児というライフイベントがあるため、どうしても仕事をセーブしなければいけないタイミングが出てきます。だから女性には緩急を付けた働き方が合っていると考えたうえで、定期的に事業売却するように計画立てているようです。