【最新版】SEOを学ぶのにおすすめの本は？初心者必読の書籍15選

更新日: 2022年04月01日

SEO（検索エンジン最適化）

インターネット上には、SEOに関するあらゆる情報が無料で公開されていますが、初心者が1から10まで学べるようなコンテンツは意外と見つからないものです。そこでオススメしたいのが書籍からの情報収集です。SEO初心者向けの書籍であれば、SEOの歴史や概念、今有効な施策までを体系立てて学ぶことができます。

特に、今回ご紹介する書籍はわかりやすく、応用のきく情報が豊富です。SEOの基礎を体系的に学び、土台をしっかり築いておきましょう。

SEOを本で勉強するメリットとは？
SEOおすすめ本１「スピードマスター 1時間でわかる SEO対策」
SEOおすすめ本２「沈黙のWebライティング」
SEOおすすめ本３「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」
SEOおすすめ本４「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」
SEOおすすめ本５「いちばんやさしい新しいSEOの教本」
SEOおすすめ本６「これからはじめる SEO内部対策の教科書」
SEOおすすめ本７「WordPressで加速させる！ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル」
SEOおすすめ本８「10年つかえるSEOの基本」
SEOおすすめ本9「入門SEOに効くWebライティング」
SEOおすすめ本10「SEO対策のための Webライティング実践講座」
SEOおすすめ本11「成果を出し続けるための王道SEO対策」
SEOおすすめ本12「効果がすぐ出るSEO事典」
SEOおすすめ本13「10倍売れるWebコピーライティング」
SEOおすすめ本14「SEO対策検索上位サイトの法則52」
SEOおすすめ本15「SEOに効く! Webサイトの文章作成術」
SEOを本で学ぶ際の注意点
S本を読んで体系的にSEO対策を理解しよう

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SEOを本で勉強するメリットとは？

SEOに関する情報・ノウハウは、今やWeb上にも溢れています。「SEO」と検索窓に入れるだけで、無数のページがヒットします。しかし、Webで知識を得ることにはデメリットもあります。

まず、信憑性や権威性に欠ける情報も氾濫していること。また、自分の知識レベルに合った的確な情報がすぐに手に入るとは限りません。そして、欲しい情報をピンポイントで見つけることはできても、それは断片的な情報に過ぎません。

一方、本で学ぶことは、Web上から情報を得る場合とは違うメリットがあります。

信憑性・権威性を持つ人が執筆していることに加え、出版社の校閲・監修のプロセスもしっかりとしています。

それに、「初心者向け」など、自分の知識レベルに合った本を選ぶことができます。昨今は有料の動画学習講座などもWeb上にたくさんありますが、本なら1冊1000円程度と比較的安価に手に入れられて、1時間〜数時間程度あれば読めます。

忙しい人でも、通勤中やリモートワークの合間に「15分間だけ」「1章だけ」などと毎日少しずつ読んでいくだけでも、着実に新しい知識をインプットできます。そして何より、本には「セレンディピティ」があります。「セレンディピティ」とは「予期せず偶然に、良い発見がある」といった意味合いです。

本とは、一冊を通して体系立って編纂されているので、Webで欲しい情報を検索するときと比べて、自分の発想には全くなかった知識との偶然の出会いも期待できるのです。

SEOおすすめ本１「スピードマスター 1時間でわかる SEO対策」

著者の遠藤聡氏は、フリーランスとして、企業のWeb担当者やSNS担当者、ネットショップ担当者の業務代行・業務支援を行っています。

SEOの基礎知識から、SEO対策のための具体的な言葉選び、内部対策と外部対策、SEO成功への道まで。「1時間でわかる」と銘打ち、忙しいけれどSEOについて最新の全体像を学びたい人におすすめの一冊です。

現在通用するSEO対策は、ひと昔前の対策とは異なってきている、という課題に気づかせてくれて、最新のSEO対策のノウハウだけがぎゅっと濃縮してまとまっています。

SEOおすすめ本２「沈黙のWebライティング」

Web上で連載され、大人気を博したコンテンツを書籍化したものです。

著者の松尾茂起氏は、京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、様々なWebコンテンツのプロデュースやWebマーケティング支援を行なっています。

ストーリー形式で展開するので、ビジネス書が苦手な人でも内容が自然と頭に入りやすい点が特色の一冊です。

物語の舞台は、Web集客が振るわず経営の危機に直面する温泉旅館「みやび屋」。そこへ、謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が現れて活躍するストーリーを通じて、SEOに強く、Webで成果を上げるライティングのノウハウを学ぶことができます。

わかりやすい文章が書けずに悩んでいる方、検索エンジンに評価される記事を作りたい方、記事を書いてもサイトの成果が出ず困っている方におすすめです。

SEOおすすめ本３「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」

著者の西山悠太朗氏は、ビッグデータ解析やWEBマーケティングを軸に、一部上場企業からスタートアップまで幅広く業務支援を行っています。

本書は、「スマホファースト時代」に即したSEOの知識と技術をまとめた1冊です。

Webサイトで実施すべき一通りのSEO施策に関して、背景・考え方、そして技術まで踏み込んだ実装方法がまとめられています。

特に、Webサイトの技術的な面にかなり深く踏み込んだ内容となっており、悩めるマーケティング担当者、Web担当者だけでなく、実装を担当するエンジニアにも役立つ内容となっています。

SEOおすすめ本４「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」

http://www.amazon.co.jp/dp/4798114073
株式会社アイレップの渡辺隆広氏が執筆した書籍です。SEO対策の王道のノウハウが掲載されており、業界では「SEOの教科書」ともいわれている一冊です。

検索エンジンの仕組みからキーワード選定方法などの実践的な内容まで網羅されており、これからSEOをじっくり学ぼうという方にぴったりの内容となっています。

SEOおすすめ本５「いちばんやさしい新しいSEOの教本」

「いちばんやさしい新しいSEOの教本」

http://www.amazon.co.jp/dp/4844335359
Webコンサルティングを行うアユダンテ株式会社の安川洋代表、江沢真紀氏、村山祐介氏の3名で執筆された書籍です。SEOについてセミナー形式でわかりやすく紹介されています。

書籍のサイズが少し大判で、ホームページやSEOの全体像が図表をふんだんに使って解説されているため初めて手に取るSEO対策の書籍としてオススメです。

キーワード選定に役立つ業種別サイトマップとキーワードマップなどのサンプルも豊富です。

SEOおすすめ本６「これからはじめる SEO内部対策の教科書」

これからはじめる SEO内部対策の教科書
http://www.amazon.co.jp/dp/4774152943
SEOコンサルティングを行う株式会社セブンアイズ代表取締役瀧内賢氏の著書で、SEOで重要とされている、内部対策について解説されています。内部（＝ソースコード）の仕組みを簡潔に解説しており、検索エンジンの評価をあげる手法についてわかりやすく書かれています。（ただし、HTML・CSSの事前知識がないと、少し理解が難しい内容かもしれません。）

SEOおすすめ本８「10年つかえるSEOの基本」

10年つかえるSEOの基本
http://www.amazon.co.jp/dp/477417324X/
ヴォラーレ株式会社の土居健太郎取締役の著書です。
SEOに関しての基本概念はもちろん、「Webサイトがどうあればよいものか」という総合的な基準まで記載のある書籍です。

フルカラー紙面で読みやすく、内容も初心者向けに用語がわかりやすく記載されています。

▼SEO強化に役立つ！マーケティング戦略につながるデータ分析方法とは

Dockpitを使った3C分析、競合分析例を資料でご紹介！

ひとつのツールで3C分析ができる！「Dockpit」を活用したマーケ戦略立案に直結するデータ分析手法についてご説明します。

SEOおすすめ本9「入門SEOに効くWebライティング」

https://www.amazon.co.jp/dp/B018JMSUNO/

記事作成代行を行う株式会社YOSCAの代表取締役・宮嵜幸志氏ら3人による共著です。SEO効果を出すためのWebライティングにフォーカスしています。

「SEOのためになぜライティングを学ぶのか」といった基本的なことから記載されています。Webライティングの入門書として、おすすめの一冊です。
コンテンツの作成方法だけではなく、企画、編集、分析など、Webサイトの運営で知っておくべき内容が網羅されています。

SEOおすすめ本10「SEO対策のための Webライティング実践講座」

https://www.amazon.co.jp/dp/B00UAFG36K/

Webサイトやシステムの開発事業を行っているアンドバリュー株式会社の代表取締役・鈴木良治氏が執筆しています。

タイトルからもわかるとおり、Webライティングの実践的な内容を取り扱っている書籍です。76種類のSEOテクニックが解説されています。SEOを学び始めた方はもちろん、現役のライターや編集者にとっても知識のおさらいに役立つでしょう。

オウンドメディア、ECサイト、企業ホームページなど、Webサイトの種類ごとに意識すべきSEO対策が解説されている点もポイント。自サイトに改善に役立つ明確な情報が見つかります。

SEOおすすめ本11「成果を出し続けるための王道SEO対策」

https://www.amazon.co.jp/dp/4774180807/

上記で紹介した「SEO対策のための Webライティング実践講座」と同じく、鈴木良治氏による著作です。

前著からさらに実践的なWebサイト運営の領域まで踏み込んでいます。Webサイトの設計やクローラー対策、スマホ対策など、テクニカルSEOの分野まで学習可能です。さらに、Googleからペナルティを受けてしまった場合の対策についても解説されています。

本書1冊でもWebサイトの設計から運営までのSEO対策をカバーできます。前著と合わせて読むことで、コンテンツSEO含めた幅広いSEO対策が盤石になるでしょう。

SEOおすすめ本12「効果がすぐ出るSEO事典」

https://www.amazon.co.jp/dp/B01B7QDMSW/

SEOコンサルティングから、コンテンツ制作、Webサイト改修までを手掛ける合同会社サイトアクセル代表の岡崎良徳氏の著書です。

時間的に余裕がないWeb担当者の立場にたち、状況別にすぐ役立つ対策を解説しています。読んですぐ理解できるように、各トピックが3行でまとめられている点が特徴です。内容を「基礎知識」「手軽な対策」「本気の対策」「ハイレベル対策／トラブル対応」と4つのCHAPTERに分類。Webサイト運営の状況や緊急度に応じて、すぐ参考になる情報が見つかります。手元に置いておくと、日々のSEO対策業務で情報確認に役立つでしょう。

SEOおすすめ本13「10倍売れるWebコピーライティング」

https://www.amazon.co.jp/dp/4774164410/

SEOに関する最先端のノウハウを発信しているWebメディア・バズ部の書籍です。

コンバージョン率の向上にフォーカスしたコピーライティングの手法についてまとめています。序盤ではコピーライティングの基礎知識が解説されているため、初学者でも売り上げにつながるコンテンツについて体系的に学習可能です。中盤以降は、実際にコピーライティングを行うワークで構成されています。実践を通してライティングの手法を身につけられる1冊です。

ページ数が少なく、文章がシンプルで読みやすい点も特徴のひとつ。コピーライティングについて学びたい人が最初に読むバイブルとして評価されています。

SEOおすすめ本14「SEO対策検索上位サイトの法則52」

https://www.amazon.co.jp/dp/4800710286/

株式会社Smartaleck代表であり、自身も「インターネット集客コンサルタント」として活動している河井大志氏の書籍です。

Webサイト制作段階のSEO対策から、内部対策、外部対策までを網羅的に解説しています。単にGoogleの理念を遵守するSEO対策だけではなく、「優良なコンテンツ」として認められるための手法が記載されている本です。また、ペナルティを受けてしまうNGなSEO対策についても解説されています。

SEOおすすめ本15「SEOに効く! Webサイトの文章作成術」

全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントであるふくだたみこ氏の著作です。

SEO対策の根幹である、「文章の書き方」について重点的に解説しています。定型的に実施できるSEO対策ではなく、ターゲットにとって有益な文章を書くために必要な知識が理解できる本です。集客力アップのためのライティング、商品ページライティング、キャッチコピーライティングなど、状況別に必要なライティングの知識が記載されています。

小手先のSEO対策では通用しなくなり、今後はさらにコンテンツの内容で評価されることが予想されます。「どうすればユーザーに伝わる文章が書けるのか？」という普遍的な知識について知りたい方におすすめの本です。

SEOを本で学ぶ際の注意点

具体的な考え方や対策についてまとめられた本は、SEOを学ぶ際におすすめの情報源です。しかし、本を読んだだけでSEO対策ができるわけではありません。SEOの学習は、その後の実践を伴ってはじめて意味のあるものになります。

基本的に、本で解説されているSEO対策は実践・効果検証・改善の繰り返しです。実感できる効果が出るまでには、ある程度SEO対策を継続する必要があります。また、本に記載されているSEO対策も”絶対”ではないため、Webサイトとの相性やターゲットによっては効果が出ないこともあるでしょう。

そのため、本を読んだ後は学習内容を実践して、どんな効果が出るのか試すようにしましょう。学んだ内容を自分の知識として定着させるためにも、トライアンドエラーを繰り返すことが大切です。一度対策を試して効果がなかったとしても別の課題解決に役立つ可能性があるため、本を読んで学んだことは決して無駄になりません。