検索に連動したデータフィード活用広告

検索連動型の広告と言えば、リスティング広告ですが、データフィードを活用して商品画像と合わせて訴求できることから、その効果が期待されています。

11. Google商品リスト広告(PLA)

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Google商品リスト広告とは、Google検索結果画面に画像や商品名・価格・店舗名などを表示することができるGoogle広告サービスです。例えば、Googleで「スニーカー メンズ」と入れて検索すると商品の画像や価格が表示されます。

やはり、一番のポイントは「商品の画像が表示される」ことです。テキストのみの表示とは異なり、画像で訴求することができる商品リスト広告は、クリック率が高くなっています。
このGoogle商品リスト広告を使用する場合は、「Googleマーチャントセンター」と呼ばれる場所に自社の商品データを提供する必要があります。

Yahoo! JAPAN検索結果にも商品画像が表示

Yahoo! JAPANの検索結果にもGoogle同様に商品画像が表示される場合があります。
上段に表示されるものは「ユーザーの検索ワードに合わせて、ファッションに特化した各サービスの人気ランキングに基づいた商品が表示される」というものです。
連携しているサービスとしては、「ZOZOTOWN」「Lumine」「iQON」「109」などの若者向けファッション関連サービスです。そして2015年5月からは「伊勢丹オンラインストア」も加わっています。

下図は「シャツ」で検索した時の結果です。
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検索結果画面のかなりの割合を占めるランキング枠が表示され、現在はファッション関連アイテムだけですが、今後、多様な業界に拡大していく流れも考えられますので要注目です。

参考:「Yahoo!検索」のファッション検索機能に、伊勢丹オンラインストアのアイテムが掲載開始

また、価格比較サイトconeco.netとの提携もしており、coneco.netにデータフィードを使って自社の商品データを提供することで、検索結果の中段あたりに画像付きで広告枠を表示させることが出来ます。

人材ポータルサイトに求人情報をデータフィードする!

データフィードを活用して、ポータルサイトやバーティカルメディアに広告を掲載することもできます。中でも、人材系ポータルサイト界隈でデータフィード広告の活用が注目されています。

12. Indeed(インディード)

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Indeedは、”あらゆる仕事、まとめて検索”をキャッチフレーズに、派遣、契約、パート、アルバイトから正社員まで多種多様な求人を検索することができるサイトで、2012年にはリクルートが買収したことで話題にもなりました。

Indeedは、インターネット上に存在する求人データをクローリングで集めてきてIndeed内の検索結果に反映させています。
Indeedに掲載されている求人情報を使って広告運用を行うことができますが、その際に用いる求人情報は、クローラーによって掲載されたものだけではなく、データフィードを利用して提供した求人情報も利用することができます。

「自社で保有する求人データ」を「Indeed社のフォーマット」で提供し、広告運用面・効果の面でも大きく向上させられるケースもあるようです。

13. スタンバイ

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先日リリースされ話題となったスタンバイ。ビズリーチが運営する求人検索エンジンであり、Indeedと似た特徴を保有しています。
Indeedがクリック課金型の料金体系を採用し、掲載に費用がかかる「スポンサー求人」などを展開しているに対し、スタンバイにはそういった仕組みが一切ない完全無料となっています。
スタンバイへの求人掲載も同様に、データフィードを活用することができますので、自社が保有する求人が多ければ多いほど、更新の手間を省くことにもなるでしょう。

14. Careerjet

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Career jetもIndeedやスタンバイと同じような見た目の求人ポータルサイトですが、掲載されている求人はクリック課金で運用されています。全世界28,000以上の求人サイトに掲載されている4000万件以上の求人情報にアクセス可能なのが特徴であり、こちらも他と同じようにデータフィードの活用が可能です。