Facebook広告・インスタグラム広告の場合

Facebook広告には、フリークエンシーキャップの機能はありません。
しかしFacebook広告においても、繰り返し同じ広告を表示することで、ユーザーに不快な思いをさせてしまうことは存分に考えられます。
Facebook広告の場合は、フリークエンシーのデータを確認して、フリークエンシーが多すぎると判断された場合には広告予算を抑えるか、ターゲットを追加する必要があります。
なお、インスタグラム広告についても同様の手順で確認することができます。

Facebook広告でフリークエンシーを確認する方法

Facebook広告広告マネージャーでフリークエンシーを確認する方法です。
「パフォーマンス」から「カスタム」メニューをクリックします。
Facebook1.png

すると以下の様な画面に遷移するので、カスタムメニューをクリックしてプルダウンで表示されたメニューから「フリークエンシー」を選択します。
Facebook2.png

これでフリークエンシーを確認することができます。
Facebook3.png

設定回数の目安について

フリークエンシーキャップを設定するのあたり、どの程度の頻度で設定すればよいのかわからずに困る方は多いのではないでしょうか。
そこで設定回数を決定する際に参考になる記事3選を紹介します。
最適な頻度は広告内容やターゲットによって異なりますので一概には言えませんが、以下の記事を参考に、配信している広告の最適なフリークエンシーを研究してみてください。

1.《AdWords》アトリビューション(サーチファンネル)を使ってリマケを最適化しよう

《AdWords》アトリビューション(サーチファンネル)を使ってリマケを最適化しよう.png
https://quartet-communications.com/info/listing/technique/24337

リスティング広告代行を主な業務としている、カルテットコミュニケーションズのブログ記事です。
アトリビューションでコンバージョンあたりの広告の表示回数を確認し、フリークエンシーに最適な数値を設定する方法が記載されています。
この記事内に記載されている方法でアトリビューションを確認すれだけで最適なフリークエンシーの回数を把握することができるので、特に初心者の方にはオススメの記事です。

2.Google Adwordsリマーケティングのフリークエンシー設定について

Google Adwordsリマーケティングのフリークエンシー設定について.png
http://ishigurodo.com/archives/623

フリーランスでWebマーケティングの業務を行っている方が運営している、石黒堂のブログ記事です。
Cookie数を利用してリーチ率を算出し、フリークエンシーの最適化を行う方法が記載されています。
初心者の方には少し難しい内容になっていますが、Cookieを使って曜日や時間、デバイスなどの相関を分析するとより細かい情報を得ることができ、広告内容やターゲットの精査をすることも可能になるので、まずはこの記事を参考に分析してみるとよいでしょう。

3.ユーザー1人当たりの最適な広告表示回数は何回? 実際のアカウントでYDNフリークエンシーコントロールを検証

ユーザー1人当たりの最適な広告表示回数は何回?_実際のアカウントでYDNフリークエンシーコントロールを検証.png
http://web-tan.forum.impressrd.jp/yahooads/2014/04/30/17325

Webマーケティングに関するさまざまな情報を発信している、Web担当者Forumのブログ記事です。
実際に運用中のアカウントで、Yahoo!ディスプレイアドネットワークでのフリークエンシーコントロールの検証結果が紹介されています。
Yahoo!ディスプレイアドネットワークでは、フリークエンシーキャップごとにCPAやコンバージョン数などのデータをまとめたパフォーマンスレポートを確認することができます。
この記事では、パフォーマンスレポートをもとに、最適なフリークエンシー数を検討するポイントが記載されていますので、フリークエンシーの最適化を検討する際に参考にしてみてください。