広告を出稿する主な手段として、Google AdWordsまたはYahoo!プロモーション広告を利用する方は非常に多いです。
どちらのサービスも、検索エンジン検索結果ページ広告を表示するリスティング広告ですが、両サービスの違いをご存知でしょうか。

特にテキスト広告においては、それぞれに入稿規約があり、遵守しなければ広告として掲載が認められないので、広告出稿をする前に一度確認しておきましょう。

Google AdWordsとは

Google AdWords(以下、Googleアドワーズ)とは、Googleが提供しているインターネット広告サービスです。
テキスト広告やイメージ広告、動画広告、リッチメディア広告といった4種類の広告を掲載することができます。
広告は、Google検索結果ページをはじめとした、Googleネットワーク内にて掲載されます。

詳細は、ferret内の以下の記事を参考にしてください。
https://ferret-plus.com/2394

Yahoo!プロモーション広告とは

Yahoo!プロモーション広告とは、Yahoo!が提供しているインターネット広告サービスです。
スポンサードサーチ、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク、Twitter広告といった3種類の広告を掲載することができます。
広告は、Yahoo!JAPANの他、Yahoo!JAPANが提携している他の大手サイトにも掲載されます。

詳細は、ferret内の以下の記事を参考にしてください。
https://ferret-plus.com/2404

テキスト広告とは

テキスト広告とは、画像などを使用せず、文字のみで構成されるWeb上の広告手法のひとつです。
一般的には、タイトルキャッチコピー広告主の名称やWebサイトドメイン名などで構成されています。

テキスト広告のメリット

Webページ内のコンテンツと馴染みやすい広告とされています。
また、商品やサービスの特徴などの訴求内容を明確かつコンパクトにまとめることで、優良な見込みユーザーの興味をひくことができます。

加えて、画像や動画を用いないためシンプルで容量が軽く、掲載スペースや文字の色、サイズなどの融通がききやすいです。

テキスト広告のデメリット

テキスト広告は、文字情報のみの広告であるため、クリエイティブな要素を盛り込めるバナー広告などと比較すると、表現力では劣りがちになります。
そのため、ユーザーの印象に残りにくいといったデメリットがあります。

GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告の違い

文字数の違い

テキスト広告で使用できる文字数の制限は、GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告で異なります。

Googleアドワーズ

・広告見出し:半角の場合は25文字、全角の場合は12文字まで
・広告文:半角の場合は35文字、全角の場合は17文字まで
・表示URL:半角の場合は35文字、全角の場合は17文字まで
・リンク先のURL:半角で1024文字まで

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!プロモーション広告の場合、スポンサードサーチとYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)でも、文字数の制限に違いがあります。

スポンサードサーチ

・タイトル:15文字まで
・タイトル説明文:38文字まで
・表示URL:半角で29文字まで
・リンク先のURL:半角で1024文字まで

■YDN

・タイトル:15文字まで
・タイトル説明文:(1)33文字まで (2)38文字まで
 (入稿画面に応じて、どちらかの規定に従ってください)
・表示URL:半角で29文字まで
・リンク先のURL:半角で1024文字まで

使用できる記号の違い

テキスト広告内で使用できる記号は、GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告で異なります。

Googleアドワーズ

Googleでは使用不可の記号について、明記はされていません。
ここでは、一般的に使用可能とされている記号をご紹介します。
なお、使用可能な記号なのか分からないものを使用したい場合は、Googleに対して審査のリクエストを要請すると、広告で使用できるかの審査をしてくれます。

審査のリクエスト

3.png

(リスティング広告で使用可能な文字の最新版!より引用)

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!プロモーション広告の場合、スポンサードサーチとYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)でも使用できる記号に違いがあります。

スポンサードサーチ

1.png

■YDN

2.png

(Yahoo!プロモーション広告 入稿規定 PDFより引用)