ネイティブアドの基準

次にネイティブアドの評価フレームワークになります。広告主はこちらの基準を元にネイティブアド出稿を検討するフレームワークです。対して、メディア側としては、ユーザー体験を損なわないよう参考にするべき指標と言えるでしょう。

形式(FORM)

媒体のデザインと合っているか、例としてペイドサーチ(検索連動型)も自然検索結果と同様のデザインになっています。

機能

他のコンテンツと同様の機能か、つまりユーザーにとって他のコンテンツと同様の体験を提供できるかということです。記事広告で言えば、他の記事と同様にユーザーに“読む”体験を提供しています。

統合

広告自体の挙動が他と比べて同じか、その広告だけ別な挙動を起こさないかどうかということです。

バイイングとターゲティグ

広告を掲載する際、特定の掲示箇所やページを指定して配信できるかどうかということです。

計測指標

計測指標としてブランドエンゲージメントを高めるための指標を用いているかどうかです。例えば、ビュー数、いいね!数、シェア数、閲覧時間など。

広告の明示性

ユーザに広告であることを色や文章で明示しているかどうかです。表記文に明確な決まりはありませんが「PR」や「Sponsored」と記述しておけば問題ありません。特に、ここがネイティブアドで起こるトラブルとして多いのではないでしょうか。

ferretの場合で言えば、このようにタグでSponsoredと記述することでユーザーに広告であることを明示しています。

ネイティブアドは直接的な成果に限らない

広告出稿の目的の多くが、いかに成約や成約に繋げるためのリードを獲得するか、といった直接的な成果のみを求めがちですが、ネイティブアドの場合はブランディングを目的とした広告でもあるのです。
そのことからも前述の計測指標には、ビュー数、いいね!数、シェア数、閲覧時間の必要性が求められています。

つまり、目的によってどの広告を出稿するかを検討する必要があるということです。例えば、直接的な成約が目的であればペイドサーチ(検索連動型)、ブランディングを目的としているのであれば届けたいユーザーが集う媒体(メディア )に出稿するといった使い分けが重要となります。

ferretのネイティブアド事例

以下の記事は、LP制作やリスティング広告運用を強みとする株式会社FREE WEB HOPEがferretに出稿したネイティブアドです。同社がこれまで培ってきたLP制作におけるノウハウを8つに絞って紹介するといった内容となっています。

参考:
年間100を超えるランディングページ制作実績!本当に効果がでる8つのポイント公開

ferretのユーザー層として、これらLPに関する内容に関心度が高いのはもちろん、年間100以上もLPを作ってきた中から導き出されたノウハウを代表自らが説明する説得力の高さもあり、SNSをはじめソーシャルブックマークサービスの「はてなブックマーク」ではテクノロジーカテゴリで上位にランクイン。ferretを閲覧するユーザーをきっかけに、ソーシャルでの拡散も生み出されました。その結果、「ferretの記事を読んでお願いすることを決めた」という成約も生まれたネイティブアド成功事例の一つです。

自社の事例で手前味噌ではありますが、このことからもどういった媒体に出稿するかによってネイティブアドの成果も大きく違いが生まれると言えます。