ここ1,2年で「コンテンツマーケティング」という言葉が流行し、様々な企業がコンテンツマーケティングに取り組み始めています。ただ、コンテンツマーケティングは売上に直結するような施策では無いため、評価基準が非常にわかりづらいという難点があります。とりあえず始めてみたはいいものの、成功しているのか否かが不安だという担当者様は多いのではないでしょうか。

今回は、コンテンツマーケティングが流行した背景から、コンテンツマーケティングにおける「成功の定義」と「成功に必要な要素」を解説します。

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コンテンツマーケティングが流行した背景

コンテンツマーケティングが注目され始めた要因の1つとして、Google検索エンジンの精度の向上が挙げられます。

Googleは創業当初からユーザーファーストを貫いており、「ユーザーが求めるコンテンツが見つけやすい検索エンジン」を目指していますが、アルゴリズムの精度が低かった数年前までは、そのようなGoogleの意図に反して、アルゴリズムの隙をつくようなSEOブラックハットSEO)が横行していました。

しかし、検索エンジンが大幅にアップデートされて以降は、Googleが目指す検索エンジンの姿に近づき、ブラックハットSEOを行っていると効果が出るどころかペナルティを受けるケースも多発し、徐々にGoogleが推奨するSEO(ホワイトハットSEO)へのシフトが始まりました。
この流れの中で、コンテンツを重視した集客=そのままコンテンツマーケティングに注目が集まり始めました。

なぜコンテンツマーケティングを行うのかを明確にする

新しい集客手段として注目されているコンテンツマーケティングですが、これから始めようと考えている方、既に運用されている方々は、何を目的にコンテンツマーケティングを行うのか明確に回答できるでしょうか。
コンテンツマーケティングは、自社の顧客となり得るようなターゲットに向けてコンテンツを発信し、見込み顧客から顧客へと育成するための手段です。
短期的で売上に寄与する施策ではないので、中長期的に取り組む必要があります。

コンテンツマーケティングの目標は「ファンの獲得」

では、コンテンツマーケティングを行って、実際に成功しているかどうかは何を基準に判断すればいいのでしょうか。
成功したかどうかを判断するには、適切なKPIKGIの設定が不可欠です。

オウンドメディアを実施した場合、指標がわかりやすいということからPVセッションを重視してしまうケースが多くなりがちです。

ここで重要なことは、第一ステップとしてPVを指標にするのはいいかもしれません。
なぜなら、そこに人が集まらずして、本来の目的を達成することができないこともあるからです。
とはいえ、ただPVセッションを指標にするのではなく、その中で新規ユーザーの割合を計測するなど指標を持つことをオススメします。

改めてですが、認知度を測るためにはPVを伸ばしていくことも重要ですが、コンテンツマーケティングの場合はその先にある*「ファンの獲得」*が最大の目的です。

ではファンを獲得するには何を行えばいいのでしょうか。
以下より、コンテンツマーケティングで成功するために不可欠な要素を解説します。