近年、TikTok広告が注目されています。TikTokは世界のアクティブユーザー数が10億人を超えるソーシャル動画アプリです。ユーザーの拡大とともに年齢層も広がっており、日本でもコンテンツビジネスラボが誕生しています。そんな幅広いユーザーへのアプローチに便利なのが「TikTok広告」です。

今回はTikTok広告の特徴・成功事例・費用から登録運用のステップまでを詳しく紹介します。今回紹介する内容の一部は、PDF資料「TikTok広告はじめてガイド」から抜粋しています。

目次

  1. 今、注目されているTikTok(ティックトック)広告とは?
  2. TikTok(ティックトック)広告の特徴
  3. TikTok(ティックトック)広告の事例
  4. TikTok(ティックトック)広告の登録・運用11STEP
  5. TikTok(ティックトック)広告の基礎知識
  6. TikTok(ティックトック)広告を成功させよう

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TikTok広告はじめてガイド

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ショートムービーで若者に訴求するならコレ!なSNS広告「TikTok広告」はじめてガイド

今、注目されているTikTok(ティックトック)広告とは?

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TikTokとは、ショートムービーを共有するSNSサービスの1つで、近年、若年層を中心に人気が高まっています。そのTikTok上に表示される広告がTikTok広告です。

TikTokは、日本やタイ、アメリカなど、世界各国でも10代を中心に爆発的な人気を誇るSNSのため、TikTok広告に注目する企業も増えています。

TikTok広告を運用する場合、インフィード広告を利用するのが一般的です。インフィード広告とはフィード上に表示される広告のことで、自動でシステムに配信場所を任せる自動プレースメントと、手動で選択する手動プレースメントから配信方法を選択できます。

フルスクリーンの動画コンテンツを配信できるので、ユーザーにインパクトを与える広告を目指せるでしょう。

TikTok(ティックトック)広告の特徴

ここでは、TikTok広告の特徴を紹介します。

若年層ユーザーが多い

博報堂グループが実施した調査では、TikTokユーザーは若年層が主体で、ユーザーの平均年齢は34歳であることが明らかになりました。特に10代女性の利用率が高く、全体の50.3%を占めることがわかっています。

10代のユーザーは、オシャレや遊び、音楽など、「明確に好きなものが偏っている」という特徴があるため、TikTok広告は若年層向けのサービスや商品を訴求する際に効果的です。

実際に、ユニクロやグリコ、ローソンなどの大手企業もTikTokを活用して、若年層に向けた広告を打ち出しています。

参考:日本の TikTok ユーザーは平均34歳、博報堂調査が示す実態 : 要点まとめ

ターゲティングの最適化機能が優れている

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TikTok広告の特徴として、ターゲティングの最適化機能が優れている点も挙げられます。性別や年齢、地域、言語などのユーザー属性から、通信環境、興味関心・行動まで、幅広いターゲティングの設定を行えます。

例えば、10代後半から20代前半に向けた商品を訴求するのであれば、ターゲットの年齢を「18~24歳」に設定することが可能です。なお、興味関心カテゴリーに関しては、AIがユーザーの閲覧履歴をもとに判断しています。

このように、TikTok広告では精度の高いターゲティングを行えるため、高い成果を目指せます。

コンテンツ制作が簡単

TikTok広告では、動画テンプレートが多数用意されているため、コンテンツ制作を比較的簡単に行えます。

通常、社内にコンテンツ制作を行える人員がいない場合、制作会社やフリーランスに依頼することがほとんどです。コストがかかるだけでなく、外部との連携が必要になるので時間もかかってしまうでしょう。

しかし、TikTok広告であれば、テンプレートを利用できるので、管理画面上の操作でショートムービーを作成できます。コンテンツ制作の経験がない社員であっても、簡単にコンテンツ制作を行えるので、低コスト、かつ短時間で広告を配信できるのです。

TikTok(ティックトック)広告の事例

それでは、TikTok広告の事例をみてみましょう。今回は「Pokémon Café Mix」「ドミノピザ」の2つを紹介します。

Pokémon Café Mix

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1つ目は、Pokémon Café Mixの事例です。

TikTok広告の、共感できるコンテンツ広告・投稿関係なく高いエンゲージメントが期待できるという特性を活かして、ゲームの世界観をTikTokユーザーに体感させました。

2D・3D、ARなどを駆使したブランドエフェクトを使用したユーザーが多いという調査結果から、Pokémon Café Mixの世界観を再現して、アプリゲームに近いブランドエフェクトを作成。また、ユーザーの認知・理解が進むようゲームのサウンドFXを追加しました。その結果、ブランドエフェクト+インフィード広告の3倍以上、ブランドエフェクトを体験した人の数は13.8万人のユーザーに、実際のゲームを体感させることに成功したのです。

参考:【プロモーション事例】「ポケモン」の新作ゲームが体験できるブランドエフェクト、試したユーザーは約14万人!

ドミノ・ピザ

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2つ目は、ドミノ・ピザの事例です。

ドミノ・ピザでは、「ピンポイントデリバリー」と「お持ち帰り半額TM」のキャンペーンで、TikTokを活用しました。

チャネルごとに最適な情報発信の手法を選ぶようにし、ドミノ・ピザにとってTikTokユーザーが多いZ世代は、メインのターゲット層となります。このキャンペーンでは、「クリエイターとともに世界観を作ること」と「早期でどれだけリーチを伸ばせるか」という点を重視しました。

例えば、『どこでも届き、すぐに食べられる』というピンポイントデリバリーの良さを伝えるためには、動画の切り替えを活用していろんな場所に移動し、最終的に到着した地点でピザを受け取って食べているという動画を作成しました。このTikTok広告では、展開の早さ・面白さがユーザーに支持され、ドミノ・ピザの世界観を広げることに成功しています。

参考:TikTokクリエイターの世界観をそのまま活かす、広告っぽくない広告クリエイティブが効果を発揮【ドミノ・ピザ】

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TikTok(ティックトック)広告の登録・運用11STEP

TikTok広告を始めるには「TikTok For Business」にアクセスしアカウントの登録します。その後、以下の11つのステップで運用を進める必要があります。

  1. アカウント開設
  2. 広告主審査を受ける
  3. 支払い情報登録
  4. ピクセルの設置
  5. イベントの設定
  6. オーディエンスの設定
  7. 広告キャンペーンの作成
  8. ターゲティング
  9. 予算の設定
  10. 広告作成
  11. 広告審査を受ける

ステップごとに流れを詳しく見ていきましょう。

1.アカウント開設

TikTok広告の配信をするためには、まず広告アカウントの開設が必要です。ただし、TikTokアカウントの作成は不要なため、他のSNSよりも登録の手間は少なく済みます。

まず、TikTok For Businessにアクセスし、「今すぐ始める」をクリックします。

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メールアドレス・電話番号で本人確認を行います。その後、会社名・業界などの情報を入力しアカウント開設は完了です。
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2.広告主審査を受ける

『ビジネス情報』から、商品・サービスのURLもしくは、会社URL・住所・課税情報を登録し、広告審査を進めます。なお、審査期間は約1営業日となっています。

3.支払い情報の登録

支払い方法は、手動と自動の2種類です。支払い方法・最低入金額が異なるので、スムーズな支払い方法の選択がおすすめです。なお、クレジットカードとデビットカードを登録する場合は、手動・自動を選ぶことができます。

種類 支払い方法 最低入金額
手動 ・クレジットカード
・デビットカード
・PayPay
・LINE Pay
1,000円
自動 ・クレジットカード
・デビットカード
 - 

4.ピクセルの設置

ピクセルとは、広告を最適化するための計測タグです。広告をターゲット層に配信するために設定する必要があります。ピクセルは、イベントと合わせて設置することで、計測が可能になります。

5.イベントの設定

イベントの設定を行うことで、ユーザーの行動分析・類似ユーザーへのリーチに活用できますピクセルの登録が完了すると、イベント設定のポップアップが表示されるので、順次登録を進めます。

6.オーディエンスの設定

オーディエンスの設定には、カスタムオーディエンス・類似オーディエンスの2種類があります。カスタムオーディエンスでは独自設定ができるのに加え、類似オーディエンスではカスタムオーディエンスにさらに条件を追加することが可能です。キャンペーンにおいてより効率的にターゲティングができます。

7.広告キャンペーンの作成

広告キャンペーンの目的は、ブランド認知・購買意向・コンバージョンの3つから選択します。多くのユーザーへのリーチを目的とした場合は『ブランド認知』を選択、アプリインストール・動画視聴につなげたい場合は『購買意向』を選択、商品・サービスの購入・契約につなげたい場合『コンバージョン』を選択しましょう。

8.ターゲティング

年齢、性別、ユーザーの興味に応じたターゲティングが可能ですが、絞り込みし過ぎず、多くのユーザーにリーチするようにターゲティングするのがおすすめです。

9.予算の設定

TikTok広告の目的とKPIを設定し、予算を検討します。広告の種類により費用が違うため、設定した目的とKPIを達成できる広告を選ぶことをおすすめします。

10.広告作成

TikTok広告の動画を自社で作成する場合、『スマートマイクロムービー』・『テンプレート』が使用できます。なお、TikTok広告は他のSNSとは違い縦長動画のためノウハウのある専門業者に依頼するのもおすすめです。

11.広告審査を受ける

広告の作成完了と同時に審査が始まります。審査に通れば通常は24時間以内で配信を開始できます。TikTok広告のためのアカウント開設から広告審査の通過までをスムーズにするためには、一連の流れを理解しておくことが重要です。一つひとつのSTEPを着実に行い、自社に合うターゲットへのアプローチ成功につなげていきましょう。

TikTok(ティックトック)広告の基礎知識

最後に、TikTok広告を配信する上で知っておきたい基本的な知識を紹介します。

TikTok広告の種類

TikTok広告には以下の4種類があります。

  • 起動画面広告
  • インフィード広告
  • ハッシュタグチャレンジ広告
  • 運用型広告

TikTok広告が初めての場合・費用対効果を重視する場合は、まず運用型広告がおすすめです。その他の3種類は、ブランディングなど効果波及が期待できる一方、費用が高額になる傾向があるため予算の確保・マーケティング戦略を事前に練り上げて利用することがおすすめです。

下記の表は、TikTok広告の種類・課金方式・掲載費用を一覧にしてますので参考にしてください。

種類 特徴 課金方式 掲載費用
起動画面広告 アプリを起動した際に表示される
・1日に1社のみ配信
・高額になる傾向
インプレッション課金型 1,000インプレッション:770円(平均500万円前後)
インフィード広告 コンテンツの間にコンテンツと同様に表示される
・通常の広告よりもコンテンツに馴染みやすい
期間契約型 420,000円〜
OneDayMax:330万/日
OneDayMax Plus:440万円/日
TopView :625万円/日
ハッシュタグチャレンジ ・ハッシュタグを活用する
UGCをフル活用したユーザー参加型
・テレビに匹敵するほどのリーチ規模と、エンゲージメントを引き出すことに優れている
期間契約型 ベーシックプラン:1,000万円〜
運用型広告 ・TikTok以外のアプリ広告配信可能
・「キャンペーン」と「広告セット」、「広告」の3階層で構成
・クリック課金型
・インプレッション課金型
・再生課金型
1,000インプレッション:100〜1,000円
30〜100円/1クリックあたり
5〜60円/1再生あたり

クリエイティブ規格

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上記の図は、TikTok広告のクリエイティブ規格についてまとめたものです。
基本的にユーザーは、TikTok広告をスマートフォンで視聴するため、タテ動画が推奨されていますが、ヨコ動画も正方形の動画も配信することは可能です。

ただし、動画が画面から見切れないように「安全エリア」内に必要なコンテンツをおさめることが求められます。また、動画の長さについては60秒まで対応していますが、9秒から15秒の短尺動画が推奨されています。

なお、テキスト自動生成機能も設置されており、「今すぐダウンロード」や「今すぐ購入」、「新規登録をする」などのアクション誘導ボタンを設置する作業は、簡単に行えます。

費用

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TikTok広告では、日予算と通算予算のどちらかを選択して広告を出します。いつからいつまで広告を配信するかスケジュールを決めて、広告を出す時間帯などの詳細を決めていきます。

なお、日予算の最低予算は2,000円、通算予算の最低予算は16,000円です。そのため、比較的安い金額で動画コンテンツを配信しやすい広告となっています。

また、リーチであればIMP課金、トラフィックであればクリック課金など、課金方式はキャンペーンの目的によって異なるのが特徴です。

TikTok(ティックトック)広告を成功させよう

TikTok広告は、若年層に向けたコンテンツの発信が可能で、ユーザーの視覚、および聴覚にアプローチできます。また、ターゲティングの最適化機能が優れており、低コストで高い成果を見込める点もメリットです。

ただし、TikTok広告で成果を出すためには、成果計測に必要なイベントマネージャーや、特定のターゲティングを可能にするカスタムオーディエンスなど、事前に身につけておくべき知識がほかにもあります。

以下の資料では、TikTok広告を配信する前に知っておくべきこととして、成果計測やリマーケティングついても掲載されています。TikTok広告を成功させたいマーケティング担当者の方は、ぜひ確認してみてください。

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TikTok広告運用のノウハウと便利な運用サービスはこちら

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