ライターの方はもちろん、エンジニアの方やWeb担当者など、文章を書くという作業をする方は多くいるのではないでしょうか。
多くの文章作成ツールがあって、どれを選択したらいいのか、迷ってしまう方も少なくありません。

今回は、オススメの文章作成ツール10選をご紹介します。
自分の習慣や業務内容などに合ったツールを選択して、文章作成に活かしましょう。

知っていると便利な文章作成ツール

1.Evernote

Evernote

Evernote

いわずと知れた、文章作成ツールです。
Windows OSはもちろんMac、iOSAndroid OS、Blackberryなど多くのデバイスで対応しています。
作成したメモは自動的に同期をしてくれるため、保存のし忘れなどを防ぐこともできます。

テキストだけではなく、写真や音声をアップロードすることも可能です。
絶対に聞き逃せない情報を録音し、メモのようにEvernoteで保存するといった活用もできます。
その他、保存したメモをほかのEvernoteユーザーと共有したり、Webで一般公開したりすることもできるので簡単に情報共有も行えます。

3つのプランが用意されております。

ベーシック

使用料金:無料
アップロード容量:60MB
オフラインでの保存:不可
アプリロック:不可

プラス

使用料金:年間2000円(月額240円)
アップロード容量:1GB
オフラインでの保存:可
アプリロック:可

プレミアム

使用料金:年間4000円(月額450円)
アップロード容量:無制限
オフラインでの保存:可
アプリロック:可

その他、モバイルで名刺スキャンが可能になったり、ノートの履歴表示ができたり、関連するノートを表示できたりと、プレミアムになると使用可能な機能が大幅に増えます。

2.WriteRoom

WriteRoom
WriteRoom

iOSでのみ使用できる文章作成ツールです。
シンプルなUI(ユーザーインターフェース)で、文章を書くという作業のみに集中できるようになっています。
同期機能に関しては、Dropboxと連携させることで、Dropbox上に自動保存されます。

ウインドウの上部に文字数がカウントされる機能があるため、今書いている文章のボリューム感を確認することができます。
また、全画面モードにすると、黒背景に白文字の状態になります。テーマ変更をすると、全体のデザインの印象を自分の好みにカスタマイズすることができます。
購入料金は、執筆時4.99ドルです。

3.OmmWriter

OmmWriter
OmmWriter

WindowsでもMacでも使用することができる文章作成ツールです。
文章を書くことだけに集中させるために、フルスクリーンでしか使用できません。
また、音楽と背景画像でインスピレーションが刺激される仕様になっています。

機能はシンプルで、フォント・サイズ・背景画像の選択・バックミュージックの音量・キーボードの入力音量・ファイルの保存のみです。
保存する際は、Dropboxと連携させることで、Dropbox上に自動保存されます。
無料版と有料版があり、無料版では背景画像、BGMなどがそれぞれ3種類ずつですが、有料版では背景画像が8つに、BGMとキータイプ音が7つに増えています。
なお、有料版の購入価格は執筆時450円です。

4.Pages

Pages
Pages

iPhoneやiPad、Macで使用できる、Apple製の文章作成ツールです。
Microsoftのワードなどとも互換性がありながら、美しい仕上がりの文章を作成することができます。
ページレイアウトモードとワープリモードがあり、切り替えてつかうことができるので、直感的なレイアウトができます。

また、多くのテンプレートが用意されているので、テンプレート内の画像やテキストを変更するだけできれいな文章が作成できます。
表計算や3Dグラフ表示、写真のレタッチ、ベジェ曲線や図形の描画機能などの機能も提供されているので、このツール1つで文章作成だけではなく、資料作成などもできる、便利なツールの1つです。
購入価格は執筆時1,200円です。

5.Word

Word

Word
App store
Google Play

パソコンを触ったことがある人なら誰でも一度は聞いたことがあるであろう、有名な文章作成ツールです。
パソコンだけではなく、スマートフォンなど様々なデバイスで使用することができます。
文章作成だけではなく、表やグラフの作成や、図やオブジェクトの挿入も可能です。
便利なショートカットキーやツールバーがあり、誰でも簡単に操作できます。

PDFの出力も可能ですが、複雑な図形が含まれると正しく出力されない場合もあります。
Microsoft製品なので、他のMicrosoft製品(Excelなど)との互換性も高く、ビジネスの現場では特に資料作成などで使用されています。

購入の際は、その他のOfficeアプリケーションが含まれたパックを購入することになります。
家庭用とビジネス用でそれぞれプランがあり、含まれるアプリケーションの数などによって異なりますので、使用環境や使用頻度などを鑑みた上で検討することをオススメします。

6.サクラエディタ

サクラエディタ
サクラエディタ

Windows上で使用できる、日本語文章作成ツールです。
日本で開発されたツールで、2000年より開発が続けられています。
特定のキーワードを自動的に色分けできる、カラー強調表示機能やタグジャンプ機能など、カスタマイズも豊富です。また、便利なショートカットキーが提供されていますので、作業効率が高まります。

各種プログラミング言語やドキュメント形式に対応した構文ができるので、コーディングが必要なエンジニアや制作担当者にもオススメのツールです。
基本的な使い方やコマンドなどがまとめられた公式サイトもありますので、初めて使う時も簡単に利用開始することができます。
購入価格は執筆時無料です。

サクラエディタ Ver 1.6.7.0 ヘルプファイル

7.Simplenote

Simplenote

サクラエディタ
App store
Google Play

パソコンだけではなく、スマートフォンなど様々なデバイスで使用することができる、文章作成ツールです。
ノートをクラウド上に保存しておくことができ、大抵のデバイスで同じノート環境を再現することができます。

自動同期、タグ機能やノート内での横断検索機能、バージョン管理、ノートの共有機能などが提供されています。他にも、縦書き表示や文字数カウント、TwitterやFacebookでの共有機能などもあります。共有に関しては、メールやiMessageも選択可能です。

ただし、画像を扱う機能はありません。非常に軽いアプリケーションなので、さくさく動作します。
購入価格は無料プランとプレミアム会員プランがあります。

プレミアム会員プランでは、使用料金は、執筆時年間12ドルです。追加される機能としては、バージョン管理が10から30になる、広告の非表示、メールからノートの追加が可能、RSSフィードの配信などがあります。

8.TeraPad

TeraPad

TeraPad

Windows上で使用できる、文章作成ツールです。
HTMLタグ分けや、引用文の色分け、URLの色分けなど、文章を作成する際に必要となる情報を整理することができます。

また、一万回ほどまで「やり直し」と「元に戻す」の動作をすることができたり、ほぼ無制限にファイルを読み込めます。
オプション設定をせずにすぐに使うことができるので、初めて使う際も簡単に利用開始することができます。

各種プログラミング言語やドキュメント形式に対応した構文ができるので、コーディングが必要なエンジニアや制作担当者にもオススメのツールです。
購入価格は執筆時無料です。

9.Mou

MacやiPhoneで使用できる文章作成ツールです。
このツールでは、画面の左側が入力画面、右側がプレビュー画面になっているので、入力後すぐに実際の画面でどう表示されるのかを反映してくれます。

HTML の形式を簡単に記述できる、マークダウンで記述をする方には特にオススメしたいツールです。
また、マークダウンの記法が分からなくなったときで、Actionsメニューから設定できます。

ウィンドウの右上には文字カウンターもついているので、文章のボリューム感もすぐにわかります。
シンプルなデザインで、難しい機能などは搭載されていないので、簡単に利用開始することができます。
購入価格は執筆時15ドルです。

10.Sublime Text

Sublime Text

Sublime Text

Mac版とWindows版が提供されている文章作成ツールです。主にエンジニアや制作担当者がコードを書きつつ、テキスト入力もしたい、という際に適したツールでです。

プラグインが豊富なので、自分好みにカスタマイズすることができます。Chrome風のタブで表示されるので、違和感なく使用することができるUIやデフォルトのショートカットキーが非常に便利です。

慣れるまでに多少時間がかかりますが、慣れてしまえば柔軟性が高く、洗練されたUIなども含めて「恋に落ちるエディタ」という異名もつくほど、手放せなくなるツールの1つです。
購入料金は、執筆時70ドルです。

自分に合ったツールで

今回は、オススメの文章作成ツール10選をご紹介しました。
特に文章を書くことを仕事としている方にとっては、ツールの選定は欠かせません。
ツールはあくまでも手段でしかありませんので、ツールを使えばいい文章を書くことができるわけではありません。

自分に最適なツールを使って、いかに執筆の仕事を効率化できるか、仕事道具の一つとして自分に合ったツールを見つけて使ってみましょう。

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