新マーケティング手法

21.マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションとは、マーケティングを行う際に発生する作業を自動化することです。
ツールとして「顧客リストの詳細なセグメント」、「リードスコアリング」など、見込顧客を管理するための機能を実装しているものが多く、見込顧客を管理する際に発生するデータ解析などの手間のかかる作業を一手に引き受けてくれます。

22.コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、その名の通り「コンテンツ」を主軸においたマーケティングを指します。
これまでは、Web収益を最大化させるためにSEOリスティング広告検索エンジン関連の集客施策やネット広告が主力でした。
しかし、SEOにおいてはGoogle検索エンジンの発達により、外部リンクのような単純な施策が通用しなくなり、ネット広告においてはインターネットユーザーの情報リテラシーが向上してきたため意識的に避けられる傾向が強まっています。
今までのやり方が通用しなくなってきた状況で注目されたのがコンテンツマーケティングです。

23.エンゲージメント

エンゲージメント(engagement)とは、直訳すると「約束」「契約」「婚約」という意味になりますが、マーケティングにおいてはユーザーと企業との「親密度」や「愛着心」という意味で使われます。
エンゲージメント率を測るための指標としては、主にFacebookやTwitterでの投稿に対するコメント数やクリック数が挙げられます。

24.グロースハック

グロースハックとは、簡単に言うと「極力、お金を使わずに、仕組みやアイデアで、サービスを継続的に成長させる仕組みを考え、実行・運用すること」です。
これまでは予算をかけて行ってきたホームページの改善を、費用ではなくアイデアで解決しようとするのがグロースハックです。

まとめ

Webマーケティングマーケティング施策のなかでも大きな比率を占めるようになっています。マーケティングの進化=テクノロジー技術の進化と言っても過言ではないでしょう。

RTBやアドネットワークの登場によって、インターネット広告はよりニーズの合うユーザーに絞って配信できるようになり、iBeaconの普及によってオンラインとオフラインは厳密に分けられることなく、互いに補完しあう関係性(O2O)が強化されています。

また、テクノロジーの進化により、ユーザー行動にも変化が起きています。
スマートフォンの普及によって人々の検索行動の起点はスマートフォンに移行し、そこからパソコンでじっくり調べたり実店舗に赴くという行動(オムニチャネル)が一般的となり、音声認識機能の発達で文字入力による検索行動も衰退していくでしょう。
それに伴いSEOリスティング広告のあり方も大きく変わっていく可能性があります。

基本的にはユーザー視点を忘れずに、ユーザーの問題を解決できるようなサービスを提供していくのがビジネスの正攻法です。
一方で現在どのようなテクノロジーが台頭し、生活の中に入り込んでいるのかを定期的にチェックすることをオススメします。

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